あくあゆの浄土真宗聞法ライフ 4
2022年5月28日(土)リアル法話会
行ってきましたリアル法話会!
前日は遠足の前のようになかなか寝付けず、夜中に目が覚めてしまったりと大変でしたが、何とか必要な睡眠量は確保出来ました。
私の住んでいるところから京都までは車で4時間ほどかかります。始まりは午後1時からですが、途中混雑する場合と昼食をとる時間を考慮して、朝6時過ぎに出発しました。
今回初めて妻と一緒にご法話を聞くことができます。私の聞法については応援してくれていますが、妻が自分から求めて聞くことがありませんでした。グループの様子やご法話の内容、仏法のことについては世間話程度にしてはいましたが、せっかくの初リアル法話会なので誘ってみたところ、参加してくれることになりました。
一緒に事前のご法話動画を視聴し、感想を掲示板に書き込んだり、掲示板の書き込みに対する光雲先生のコメント(音声動画)を聞いたりして当日に備えました。
「ご法話会の途中で寝ちゃったらどうしよう?」
道中、妻はそんな心配をしていました。
予定よりも早めに京都に到着しました。 時間に余裕があったので、予約したホテル近くの駐車場に車を停めて、会場周辺の散策をしました。
商店街には一杯飲めるお店が何軒かありましたが、これはガマンして六角堂を見学してきました。
親鸞聖人ゆかりの場所ですね。唯一の京都観光が六角堂で良かったです。
近くでお昼ご飯を済ませ、会場に向かいます。時間になり集合場所へ、ドキドキ。ネットではよく知っているメンバーですが、会うのは初めて。ちょっと緊張しています。
初めてリアルでお会いした光雲先生は、とても可愛らしい方でした。ネットでお聞きするよりも、やや声が高い印象を受けました。他のメンバーの方々もズームの画面越しに拝見していましたが、こうしてリアルでお会いできるのが不思議な感じがしました。
皆さんから見た私は「思ったよりも背が高い」だそうです。
(ちなみに178cmあります)
話しているうちにネットとリアルのギャップがなくなってきたのか、気がつけばいつものように会話出来るようになってきました。
時間になり、会場に入り準備をしていきます。先生方は機材やお茶、お菓子などたくさんの荷物を持ってきていました。聞かせてもらう私は大した準備をしていないのに、話をされる先生がいろいろな準備をされていて、申し訳ない思いと、先生方の何とかして聞いてもらいたいという思いを感じました。
今回は初めて聞く人や子供さんもいたので、ゲームやお絵描き、歌を織り込んだ楽しいイベントからスタートしました。ご法話は「南無阿弥陀仏は魔法の呪文なの?」というメンバーの子供さんの質問を受けて「南無阿弥陀仏はお薬ですよ」という内容でした。阿弥陀さまが不治の病の私のために南無阿弥陀仏というお薬を作って下さったばかりか、両手で私に差し出して「どうかのんでください」とお願いして下さっているというところが、とても印象に残っています。
座談会が始まるタイミングで、ズームのメンバーが合流します。今回私はノートパソコンを持っていったのですが、ズーム参加者の様子を先生が見る役に立ったので良かったです。というわけで、今回は有難いことに先生の真横でご法話を聞くことが出来ました。
座談会でも積極的な発言が交わされました。今までずっとズームで座談会をしてきたのでズームでの発言も慣れていますが、やはりリアルならではのレスポンスの良さや肌で感じられる温度があります。
今回は会場での発言がマイクでうまく拾えなくて、ズーム参加の人達に聞こえづらかったり、逆にズーム参加者の発言が会場の人達に聞こえづらいと言う課題もありました。光雲先生はどちらの参加者にも話が伝わるように、受けた発言を分かりやすくみんなに伝え直したり、受けた質問に対して少しでも分かりやすいように考えて答えて下さっていました。横で聞いていると、そういうものが特にビンビンと伝わって来ました。
このグループの特にいいところは、言いづらいことを話しやすいところです。この記事は一般公開するので、残念ながら詳しい内容は書けませんが、普通ならば家族や配偶者にも言えないようなことでも、メンバーの前では出すことができるのです。これは、先生がグループを育てていく上で特にこだわったところだと思います。今回も、言いづらい思いを正直に出して下さる方がいて、改めてすごいグループに参加させて頂いているんだなと思いました。
さて、誰も眠くなる暇もなく法話会が終了しました。ここで帰られる方もいますが、まだお楽しみがあります。そうです、懇親会です。
場所は会場近くのオシャレなスペイン料理のお店、美味しい料理とお酒に話が弾みます。法話会初参加で懇親会に参加したのが私の妻だけだったので、光雲先生は特に私の妻を気にかけて下っているように感じました。世間話から仏法の話まで(特に仏法の話がメイン)楽しく、充実した会話を楽しみました。
楽しい宴も終わり、皆さんとお別れして宿に入った途端、どっと疲れが押し寄せてきました。そうですよね、振り返ってみれば結構ハードな一日でした。でも、みんなと一緒にいる時にはそんなこと感じている暇もないくらい充実した時間でした。妻と2人で泥のように眠ってしまいました。
今回のリアル法話会で特に感じたのが、光雲先生と龍雲先生の思いを肌で感じて受け取って来たような感覚です。普段のご法話会でもそうですが、事前の準備はとても大変なものだと思います。それがリアル法話会ならばなおさら大変なことは想像にかたくないですよね。
まるで阿弥陀さまが南無阿弥陀仏を差し出して下さっているように、先生方も熱い思いを差し出して下さっている。そんな思いの一端を受け取って来たようなリアル法話会+懇親会でした。
妻も今回参加していろいろ思うところはあったようです。今後の聞法につながっていくのかどうかまだ分かりませんが、仲良く聞法ライフを続けられればいいなと思います。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏(-人-)
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