自分を見つけること…それも旅〜その2
A4用紙9枚にも及ぶ「自分の棚卸し」は、めちゃくちゃハードでしたが、かなり面白かったです。
記憶って本当に不思議で、「一体この頭のどこにしまってあったんだろう?」と思うことが、出てくるんですよね〜
うん十年も思い出すことすらなかったのに。
例えば、小学校2年生くらいの時に初めて観た映画が「エクソシスト」でした。母に連れて行ってもらった映画館で観た時は、それはそれは衝撃的で、その記憶は残っていたんです。
けど、そこから私は外国映画にハマって、数々の映画を観に連れて行ってもらっていたんですよね。
ベンジー
ダウンタウン物語
がんばれベアーズetc.
雑誌の「スクリーン」とか「ロードショー」も、とにかく買いまくっていたことが蘇ってきました。
その影響から小学校6年生の時に書いた壁新聞で「遠すぎた橋」を題材にしていたことを思い出しました。
これはロバート・レッドフォード主演の戦争映画。
ライアン・オニールとかカッコよくってハマったなぁ(笑)
しかし渋いですよね、わずか12歳でこんな映画を研究しちゃった訳です。
で、自分の棚卸しに戻ると。
映画にはまったことが自分自身にどう影響を及ぼしたのか?が大切なことなのです。
そう。
エクソシストを観て映画にはまった私は、なんと「劇団ひまわり」を受けて合格し、子役の道を目指していたのです。
「劇団ひまわり」に入団して、いろんなことを経験したのはもちろん覚えていますし、鮮烈なる思い出です。
けど、そのキッカケが映画だったということを、すっかり忘れていました。
そんな謎解きのようなことを、うん十年分やったもんだから、めちゃめちゃハードだったのです。
けど、わかっているようで実はわかっていない自分のことが、「わっ、そうだったんだ」とか「え〜〜〜まさかそうなっていたとは」と、まるでパズルのピースがどんどんハマっていくように、一枚の絵が出来上がっていく過程が、めちゃくちゃ面白かった夏でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?