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自分を見つけること…それも旅〜その1

なんだかフワフワな日々を過ごした1年ちょっとのコロナ渦。

正直、大病から徐々にいろんなことにチャレンジできるようになり、薄皮を剥ぐようにムキムキしながら走ってきました。

それが突然止まってしまって、「何をやったらいいのか?この先どうなるのか?」
不安と闘う毎日になりました。

うん。
そんなことを思っていた方も多いはず。

そんな時、たまたま入った本屋さんで目に止まった本がありました。

ブランディング・プロデューサーの村本彩さんが出版した本で、一瞬にして目が釘付けになったんです。

そもそもブランディングというのに、ずっと悩んでいてですね。
なぜなら私はとても肩書きが多いから→スキーガイド、登山ガイド、スキーインストラクター、ピラティスインストラクター、執筆家。

一体自分は何ものなのだろう?
この先どうなりたいんだろう?

即買いして、惹き込まれるように完読しました。

あとはトントン拍子に講座の受講を決めたのです。

実を言うと、私は案外慎重派(知り合いには絶対そんなことは言われない!)で、大枚叩いて講座を受ける、なんてことはまずあり得ないんですよね。

そんな私が、「まるで大きな岩が転がり始めたら、止まるどころか重みでドンドン加速していっちゃった」というほど、勢いづいてしまったのです。

待ちに待った講座が始まる少し前に、事前ワークというのがありました。

それこそが「自分を見つけるために、自分の棚卸し」をするというもの。

オギャーとこの世に生を受けたその日まで、自分を遡り、自分が何に心を動かされその時どうしたのか?などなど。
なんと言っても、うんじゅう年生きてきた訳ですから、実にA4用紙9枚にものぼりました。

それはもう大きな船出をしたような感覚。
しかも終着駅がどこになるのかもわからずに…

けどですね、もう船は出航したわけですから、あとは漕ぎ続けようとだけ心に決め、自分を見つける旅へと出かけることを決意しました。

2021年7月のことです。

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