![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167420052/rectangle_large_type_2_d6b03e786c1d758c89cd65c05774ba44.jpeg?width=1200)
菅平高原から東京・小石川後楽園へ〜山と街が織りなす自然のコントラスト
あっという間に年の瀬ですね。
振り返ってみると、一年で一番忙しいスキーシーズンにやってくる年越しなので、常に慌ただしく新年を迎えます。
スキーシーズンが落ち着いた〜
と思うのが、陽が長くなった春…
今年は5月に高松での企画展もあり、夏は一ヶ月ほどヨーロッパへ行っていたので、いつもよりスピードアップとなった日々だったなぁと。
実を言うと、この秋はあまり体調が芳しくありませんでした。
悪いというわけではなく、体力気力ともに落ちてたなー
という感じ。
そろそろ重い荷物を下ろして、ペースを落としなさいってことなんですね。
皆さまの一年はどんな日々だったのでしょうか。
****
今年最後の「旅」は、長野県菅平高原からの東京でした。
菅平高原はスキーのお仕事です。
2日間のプライベートレッスンの後、2日間のスキーキャンプを開催し、延べ4日間のレッスンを行ってきました。
菅平はスキー連盟役員時代に、年に何回も通った思い出がたくさんある場所。
![](https://assets.st-note.com/img/1735281766-BkaWvTpHh03UiIxLyScwng5Y.jpg?width=1200)
標高約1300mなので、気温が低い!
夏はラグビー、陸上、サッカー合宿で有名です
今は年に一回になってしまいましたが、30年以上に渡りお世話になっている常宿に泊まり、居心地良い空間に包まれて、多くの笑顔に会えたことに幸せを感じることができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735281958-pqDbSlomfiY5ZL6KwkejdWXT.jpg?width=1200)
某有名ラグビー選手たちも訪れる場所
![](https://assets.st-note.com/img/1735282028-VgR6zo5tZMvdOuAhPcfxjD4m.jpg?width=1200)
たくさんの人が訪れます
そんな雪の4日間を終え、一路東京へ。
両親の法事を行う予定があったので、2日ほど滞在をしました。
たまたまポッカリ時間ができたので、「小石川後楽園」を訪ねることに。
考えてみたら、なんとお初です!
オギャーと東京で生まれ、東京で育ったというのに、一度も足を踏み入れたことがないし、行ってみたいとも思ったことはありませんでした(苦笑)
改めて思うのが、
東京って歴史も文化も素晴らしいものがあるなぁ、ということ。
関東大震災や戦争もあり、数々の災害に見舞われてきたけど、今なお大都市として機能しながら、歴史や文化を継承していることが素晴らしいと感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735282134-bBekUgZ9VxKXAWHQ4aluET0t.jpg?width=1200)
ここで簡単に「小石川後楽園」について
江戸時代初期に水戸徳川家初代藩主・徳川頼房が、江戸の中屋敷(のちに上屋敷)に築造し、二代藩主・光圀二より完成した「江戸の大名庭園」。
今でも残る最古の庭園です。
小石川台地の起伏に富んだ地形と自然林を活かしながら、光圀の代に儒教的思想を反映させた「中国趣味」が取り入れられています。
日本と中国の名所や古典になぞられた見所を配した「後楽園」は、明るく対照的な「六義園」と好対照をなしているそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1735282183-Z0NwPAO93iytWgV6LYIT1rGD.jpg?width=1200)
東側の門から入るとこの景色
当時は、屋敷からこの内庭を通り、「後楽園」に入る正式な入り口として作られたもの
![](https://assets.st-note.com/img/1735282607-TKpHaRjPhCv6uB41JDi0nUOb.jpg?width=1200)
細工が見事でした!
![](https://assets.st-note.com/img/1735282676-5JU8d0lD1KOgZIXFxuvWRwcs.jpg?width=1200)
朱舜水の設計といわれ、日本で最も古い石造りのアーチ橋のひとつ
橋は半月だけど、水に映った姿がまぁるいね
![](https://assets.st-note.com/img/1735282902-AWqTHpDyYJedlUjR7ILtuaXN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735282943-XBJ8yDsvfLr6j31YPGSNpFKW.jpg?width=1200)
京都の東福寺の通天橋を模したものだそう
![](https://assets.st-note.com/img/1735283040-oxdfmNHukeAVcwlqKhX6B40r.jpg?width=1200)
気になったけどわかりませーん
多くの人に囲まれ、わちゃわちゃした時間を過ごしたあとだったからでしょうか…
生まれ故郷の東京の気候風土に包まれた時間が、なんとも言えないほど、ノスタルジックな感情に包まれました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735283199-rJKgi948OMuCFRTl2hNDG3Wa.jpg?width=1200)
白鷺も、のんびり日向ぼっこ
長野県の最低気温を記録した菅平高原から、
多くの人が集う大都会、東京の歴史深い・小石川へ
厳しさと優しさが交わる美しい自然
山並みと街並みのコントラスト
日本って本当に素晴らし国だと誇らしげに顔を上げると、
心豊かなひとときに包まれ、心がスゥ〜っと安らかに
****
さて、今日で2024年noteの締めくくり。
後半は投稿が間延びしてしまいましたが、まだまだ書きたい旅の記事がたくさん!
2025年もマイペースに、「日常の中の非日常を味わう旅」を綴っていきますね。
どうぞ良いお年をお迎えください!!