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菅平高原から東京・小石川後楽園へ〜山と街が織りなす自然のコントラスト

あっという間に年の瀬ですね。
振り返ってみると、一年で一番忙しいスキーシーズンにやってくる年越しなので、常に慌ただしく新年を迎えます。

スキーシーズンが落ち着いた〜
と思うのが、陽が長くなった春…

今年は5月に高松での企画展もあり、夏は一ヶ月ほどヨーロッパへ行っていたので、いつもよりスピードアップとなった日々だったなぁと。

実を言うと、この秋はあまり体調が芳しくありませんでした。
悪いというわけではなく、体力気力ともに落ちてたなー
という感じ。

そろそろ重い荷物を下ろして、ペースを落としなさいってことなんですね。

皆さまの一年はどんな日々だったのでしょうか。

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今年最後の「旅」は、長野県菅平高原からの東京でした。

菅平高原はスキーのお仕事です。
2日間のプライベートレッスンの後、2日間のスキーキャンプを開催し、延べ4日間のレッスンを行ってきました。

菅平はスキー連盟役員時代に、年に何回も通った思い出がたくさんある場所。

長野といっても、上田市なので関東寄りのお天気が多い
標高約1300mなので、気温が低い!
夏はラグビー、陸上、サッカー合宿で有名です

今は年に一回になってしまいましたが、30年以上に渡りお世話になっている常宿に泊まり、居心地良い空間に包まれて、多くの笑顔に会えたことに幸せを感じることができました。

ロッジ・アボリア
某有名ラグビー選手たちも訪れる場所


奥様であるマリ子さんのお料理を目当てに
たくさんの人が訪れます


そんな雪の4日間を終え、一路東京へ。

両親の法事を行う予定があったので、2日ほど滞在をしました。
たまたまポッカリ時間ができたので、「小石川後楽園」を訪ねることに。

考えてみたら、なんとお初です!

オギャーと東京で生まれ、東京で育ったというのに、一度も足を踏み入れたことがないし、行ってみたいとも思ったことはありませんでした(苦笑)

改めて思うのが、
東京って歴史も文化も素晴らしいものがあるなぁ、ということ。

関東大震災や戦争もあり、数々の災害に見舞われてきたけど、今なお大都市として機能しながら、歴史や文化を継承していることが素晴らしいと感じました。

ここで簡単に「小石川後楽園」について

江戸時代初期に水戸徳川家初代藩主・徳川頼房よりふさが、江戸の中屋敷(のちに上屋敷)に築造し、二代藩主・光圀二より完成した「江戸の大名庭園」。
今でも残る最古の庭園です。

小石川台地の起伏に富んだ地形と自然林を活かしながら、光圀の代に儒教的思想を反映させた「中国趣味」が取り入れられています。

日本と中国の名所や古典になぞられた見所を配した「後楽園」は、明るく対照的な「六義園」と好対照をなしているそうです。

後楽園への正式な入口門の「唐門」
東側の門から入るとこの景色
当時は、屋敷からこの内庭を通り、「後楽園」に入る正式な入り口として作られたもの


唐門にギュギュッと寄って
細工が見事でした!


円月橋
朱舜水の設計といわれ、日本で最も古い石造りのアーチ橋のひとつ
橋は半月だけど、水に映った姿がまぁるいね



まさか紅葉に出会えるとは!!


通天橋
京都の東福寺の通天橋を模したものだそう


この木なんの木?
気になったけどわかりませーん


多くの人に囲まれ、わちゃわちゃした時間を過ごしたあとだったからでしょうか…

生まれ故郷の東京の気候風土に包まれた時間が、なんとも言えないほど、ノスタルジックな感情に包まれました。


東京ドームのすぐ横に…
白鷺も、のんびり日向ぼっこ



長野県の最低気温を記録した菅平高原から、
多くの人が集う大都会、東京の歴史深い・小石川へ

厳しさと優しさが交わる美しい自然
山並みと街並みのコントラスト

日本って本当に素晴らし国だと誇らしげに顔を上げると、
心豊かなひとときに包まれ、心がスゥ〜っと安らかに

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さて、今日で2024年noteの締めくくり。

後半は投稿が間延びしてしまいましたが、まだまだ書きたい旅の記事がたくさん!

2025年もマイペースに、「日常の中の非日常を味わう旅」を綴っていきますね。

どうぞ良いお年をお迎えください!!

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