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竹ベンチの制作

地域の活動でご一緒させて頂いている方が耕作放棄地の竹林整備で切り出してきた竹材を利用させて頂き、竹のベンチを制作してみました。

丸鋸で150cmの長さに加工して自宅に持ち帰り。YouTubeで竹のベンチの加工方法を見まくって、自分にもできそうで、耐性もありそうな工法をつぎはぎで採用。
自宅で竹を鉈で4分割。これが意外に気持ち良い作業。竹を割ったような性格と表現されるように、竹は筋に沿って真っ直ぐに割れる。何とも言えない感覚。
骨組みになる丸い竹に加工用の補助線をひいて、横に竹鋸で切れ目を入れて屋外での作業に向けての準備完了。


地域の活動スペースでの作業。先ずは、骨組みとなる竹2本のほぞ開け。予め、ノコギリで横に切れ目を入れていたのでノミで裂けかたを確認しながらの加工。やはり、竹は縦には簡単に裂ける。コツさえ掴めば、太い竹でもあまり時間をかけずに加工できました。

4分割にした竹の幅に合わせて垂木のサイズを計測して、ノコギリで剪断して、竹のほぞに入れて組み込み。


きり穴を開けて、インパクトドライバーでネジ締めして固定。

垂木と4分割にした竹を釘で固定して天板の完成。


脚は、敷地にある間伐材の幹を利用。天板(竹)の座りがよくなるようにチェーンソーで表面を加工。


ということで、竹のベンチの完成。早速、海を見渡せる場所に置いて、昼食を楽しみました。

順番が逆転になってしまいましたが、天板の竹の油抜きはこのあとに行います。
初めての制作だったので、完成形を早く見たくて走ってしまいました。
最終的にベンチは地域の活動スペースの憩いの場に設置します。近くには酸味と旨味が絶妙な温州みかんが生育してます。みかんをもいでお茶でほっと一息みたいな時間、空間が楽しみです。

追加 油抜きの作業
油抜きの途中

油抜き後

敷地での憩いの場に設置

完成!

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