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驚くほどに効果的なフィードバックの6つの条件
部下への指示ってどうしても苦手で、つい億劫になりがち。
どうやったら伝わるかな?
どうしたらすぐに効果が出るかな?
私自身も毎日悩みながら試行錯誤を繰り返す身ですが、フィードバックしないと伝わらないことも多々あり…。
敬遠し続けるわけにもいかないので、今日は効率的でより仕事が進めやすくなるポイントについて、気付いたところをまとめてみようと思います。
うわ!カタカナ語出てきた!わかんない!って方はこっちも要チェック。
効果的なフィードバックの6つの条件
具体的な内容を伝える
タイミングは「鮮明なうち」に
自分に関係があると思える
実行可能な範囲
適切な言葉遣いで
1回で終わらない
おそらくこれを読んだ大多数の方が「そりゃそうよ」と言いそうな内容ですが、実はこれが「フィードバックの落とし穴」。
当たり前に思えるのに、なかなか実行しづらいんですよね。
1.具体的な内容を伝える
「今日みたいな会議はもっと主張していかないと!」なんてフィードバックしちゃってませんか?
一見すると「そうか、主張が足らなかったのか」と具体的に理解してもらえそうにも思えますが、フィードバックされる側からすると「どのくらい声かけたらいいの?」「どうやって伝えるのが正解?」と、不明瞭な部分も。
相手が何を求めていて、何が欠けているのか、具体的な例を挙げて伝えると「聞けてよかった!」と素直に喜んでもらえます。
2.タイミングは「鮮明なうち」に
次の行動時にすぐ思い出して、同じことを繰り返さないようになってもらうことが目的なら、「あそこの色、もう少し明るくしても良かったな」「あのフォントサイズだと見づらかったかな」といった細かいディテールまで、お互いが鮮明に覚えているうちにフィードバックするのが大切。
いくつもの案件が同時進行していることがほとんどだからこそ、問題はすぐに解決させて、次にすんなり進めるような時間を作りましょ。
3.自分に関係があると思える
人は、自分自身のゴールに向かっていくためのアドバイスでないと、なかなか本質までの理解ができないもの。
アドバイスの意図と目的を明確にして、チーム内やプロジェクト内で同じ目標・目的のために仕事ができるようなフィードバックが肝になります。
「どういう意図があってそのアイテムを選んだのか、実際はどう見えていて、どんな変化が欲しいと思っている」というふうに、理由と対策の傾向を伝えながら「相手の意思を尊重する」部分も残しておくのが、効果的!
4.実行可能な範囲
ただ「言葉が足りてないよ」や「見づらいからだめ」と伝えるんじゃなく
「高級感を求めているから、〇〇よりも△△という言葉の方が直接的に伝わりやすい」という風に、その人にとって実行可能な状況(修正案が見える)まで持っていくことも大切なポイント!
具体的で、混乱させないことを意識して。
5.適切な言葉遣い
どんな場面でも、間違った言葉遣いをすると逆効果!
"相手に恐怖心や不安を与えない言葉"を使うことを大前提として意識して。
「ここは素敵だけど、これがダメ」と伝えると、聞いた人の中には「ダメ」の語気の強さが原因で他の言葉が入ってこなくなる人も…。
「全体の雰囲気はいいから、さらにこう変えたらもっと良くなる」「こんなふうに伝えたいというイメージは見えるから、△△を加えて、それをもっと強調してみたらどうかな」というふうに、前向きな言葉を使ってみて。
6.1回で終わらない
どんなにいい言葉でも、1回きりではいつか忘れ去られてしまうもの。
「自分のことを気にしてくれている」というのは誰だって嬉しいもの。
ここまで何度も言ったから、理由が見えればあなただって、もうすぐにでも取り組む気になっているはず。
今回の6つの条件が、建設的で意義のある時間を過ごせるようなお手伝いになっていたら嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!