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「幸せ」を創り出せる子ども達

こんにちは!遊太郎です!

「大人が子どもをいかになめてるか?」ということが伝わったら良いなーと思ってこの記事を書いています!

僕は「遊びで人は育つ」を信念に、毎日子ども達と遊ぶ仕事をしています。

「失敗に強い子を育む」をコンセプトに子ども達が本気で遊び・学び・自律成長する居場所を作ることに日々奮闘しているのですが…

その一環として「子ども達に失敗させまくる遠足」をしています。
(※活動名は『もも太郎プロジェクト』)

『もも太郎プロジェクト』は「子ども達が失敗(思い通りにいかない)出来事を、どう捉え、どう乗り越え、学んでいくのか?」をテーマに開始!

「アソプロ」と「ときめき研究所」のコラボ企画として、これまで毎月1回テーマを決めた遠足を開催してきました!

宇宙遠足、水ぶっかけ祭り遠足、子ども達が1時間以上の話し合って行き先を決めるという遠足や、無人島サバイバル合宿など…

宿泊キャンプや他団体とのコラボも含めて、一年以内に15回くらいイベントを開催してきました!

(※無人島イベントの詳細はこちら↓)

さて、昨日も子ども達と一緒に「プチサバイバル遠足」をしてきたのですがこれが『もも太郎プロジェクト』の最終回でした。
(※今後は不定期開催となります)

これまでずっと変なこと、バカなこと、ぶっ飛んだことを子ども達と一緒に本気でやってきた『もも太郎プロジェクト』の最終回で感じたことに赤裸々について書きました。

この記事は「子ども達がいかに高いポテンシャルを秘めているのか?」、「子どもみんなが個性や才能に溢れていること」。そして「大人がいかに子どもの学びを邪魔しいてるか」という話がメインです。

この記事を読んだら、子どもの才能・個性・学びを最大化するヒントを得られると思います!


⚫︎子ども達それぞれの発見・楽しみ方に感動!

『もも太郎プロジェクト』の遠足はルールもカリキュラムもない。みんなで遊ぶ必要もない。他の教育団体では不可能なほど、圧倒的な自由度と子どもの意思を尊重する空間。

最終回のプチサバイバル遠足では、
川に石を投げまくる子ども達、焚き火が楽しくて熱中する子ども達、食べたいから焚き火をする子ども達がいた。

巨大な竹で遊ぶ子ども達、綺麗な石を見つける子ども達、みんなでドロケイする子ども達もいた!

子どもだけで探索に出かける子ども達、太い気を使ってお箸を土に差し込む子ども達、「川にドングリがあった!石から草生えてる!」と感動する子ども達もいた!

そして家から各々が持ち寄った食材は、マシュマロ、ウインナー、シャケ、ポップコーン、パン、餅、肉、とうもろこし、ジャガイモ、さつまいも、バター…

大人の想像を遥かに超えたバラエティに富んだ食材が並び、互いにシェアしたり、それぞれが物々交換の交渉をしたりしてた。

「これやりなさい!」「ルール守りなさい!」「仲良くしなさい!「みんなで遊びなさい」とか、そういう大人の言葉はマジで要らない。むしろ、時に子どもの学びの邪魔になる。

そんなものが無くたって、彼らはそれぞれの楽しみ方や、発見、学びを作り出せるんだ。

⚫︎「先生なんていねぇーよ。」が最高!

もも太郎遠足には「先生」なんて存在しない。

大人とか子どもとか、そんなの関係ねぇ!!
#オッパッピー

子ども達は自ら助けを求めなければ、大人は誰も助けてくれない。

なんせ…
大人も本気で遊んでる!

大人も自分がやりたいことする、食べたい物を焼く、全力で楽しんでるから!!

しかし、これまで回を重ねきた子ども達は驚くほどに「大人を頼らない」

頼らな過ぎて寂しくなるくらい頼ってこない。(笑)

自分自身で、子ども達だけで"なんとかする癖"がついてる!

今回の遠足でも、年下の荷物を持つ年上の子たちもいれば、大人の荷物を持つ6歳と8歳の子もいた。

焚き火も料理も全て子ども達の力でやってた!

火を起こすだけでも1時間半…

それから料理を1時間以上……
#いつになったら食べれんねん遊べんねん

それでも彼らは、やり切った!

子ども達は「幸せ〜」を自ら創り出した!!

自分たちで起こした火で、自分たちが持ってきた食材を焼いて食べて。決してクオリティが高いわけではないけれど。それでいい、それがいい。

大人が完成(クオリティ)を求めて、手を貸し口を出し…

それが子どもの学びつまらなくする。子どもの知識と体験を乏しく、彼らの学びと経験を貧しくする。 

『もも太郎プロジェクト』は、いつも子ども達が「大人を頼らな過ぎる空間」

だからこそ引き出される子ども達の「主体性」と「自律」。「個性」「創造性」「発想力」「好奇心」「才能」。「優しさ」と「挑戦」。「失敗」と「工夫」と「試行錯誤」。「発見」と「学び」に溢れてるんだ。

⚫︎「失敗さえも面白がる」が最強!

彼らは今回、焚き火に一番手こずってた。

燃えない石を焚き火台に打ち込む…
新聞紙だけに火をつけてすぐ鎮火…
太い枝にマッチを落として焦げるだけ…

そんな失敗をひたすら繰り返す。

1時間以上も粘って、火がつかない…

素晴らしい!!!!!
#誤字じゃないです(笑)

みんなよく挑戦してた!
長い時間ずっと頑張ってた!

本当に素晴らしい!!!!!!!

正直、火をつけれるようになったところで何もならない。将来役に立つかどうかは分からないし、知らない。それは大して重要ではない。

大切なのは子ども達が自ら挑戦し、主体的に工夫し、頑張り、努力する。

このプロセスにこそ、最大の価値がある。

5歳がマッチに初挑戦する。煙で目が痛くて泣く7歳。
みんなに教えたり見守ったり面倒を見たりする6年生。

子ども達は「どこに火がついて、どうしたら燃えるのか?」をよく観察する。

途中に雨上がりに落ちてる枝だけで、火を起こすのは難しいことに気づいた子達が木炭を買ってくる。

みんなで「どうすれば良いか?」を話し合いながら、一緒に考えて、アイデア出して、失敗して学んで、工夫する。

これをひたすら繰り返してた。

上手くいった子を真似する。あえて他のやり方を模索する。

互いに刺激し合ったり、教え合ったり、学び合ったり、時に揉めたり、助け合ったり、笑い合ったりする。

このプロセスこそが子ども達にとって「最高の学び」であり「成長の機会」です。

焚き火以外でも、鶏肉をよく焼かないといけないことを知る。バターの破壊力(=美味しさと汎用性)を学ぶ。

食べ物をシェア(自ら優しい行動)をして「ありがとう!」を言われた瞬間の気持ちよさ(=喜び&快楽)を心で感じる。

キャンプは大変なことを体感する。(帰り道に4人の子が気絶してた…笑)

今回の子ども達は焚き火の難しさを「体感」してた。
最後まで自分たちだけで”やり切る”ことで得た「達成感」と「学び」があった。

『もも太郎プロジェクト』の遠足には、いつも子ども達それぞれの体験を通じた学びがある。一人ひとりが肌で感じたこと、身体で学んだことがたくさんある。

そんな彼らは、
「失敗から学ぶこと」を知ってる。

だからこそ、
失敗やハプニングさえも面白がれるんだ。

最後に.

今回も「余白たっぷり」だからこそ、子ども達の学びに溢れてた。ルールもカリキュラムも一切ない。強制や押し付けも一切ない。

だからこそ生まれる子ども達同士の助け合いやコラボレーション。4歳〜13歳までの異なる年齢の子ども達ならではの素敵な関わり合いが生まれる。

そして何より、子ども達みんなが満たされてる。

大人も子どもも、その場にいるメンバーみんなが互いに愛を感じられる。互いに信頼し合える関係性が生まれる。

心理的安全を確保した上で、程よいストレスを感じながら、挑戦と失敗を繰り返す。

こんな遠足は他にない。というかできない。

もも太郎遠足は、最後まで神回だった。
もも太郎遠足は、神企画だと心の底から思ってる。

これまで共同代表のももちゃんと一緒に「自分たちの在り方を追求」してきた。だからこそ生まれたプロジェクト。 

ビジネスもマーケティングもよくわかんないけど、たくさんの親子が参加してくれて、ほぼ全員がリピーター。

とにもかくにも、僕らは子ども達の笑顔と楽しいを大切にしてきた。

今、振り返ってみると…

主催である僕とももちゃんは、ただただ集まったメンバーで「最高の一日を作り出すことに夢中」だったんだと思う。

いつも、ときめき&ワクワクに溢れ、自分たちで挑戦と失敗を楽しみながら、その場に「おもろ!」と「かわいい!」を創造していく。

そんなみんなが、最後までとても誇らしかった。

いつも笑顔で子ども達を送り出し、理解と協力をしてくれる(何があっても「おもしろ!(笑)」と言ってくれる)親御さんあってこそ続けて来れたプロジェクトだと思っています。本当にありがとうございます。

そして、いつも遠足に参加して一緒に創り上げてくれる子ども達も本当にありがとう。

これまでの気づきや、感じたこと、自分の気持ちをまっすぐに言葉にしてこの投稿を書きながら、結局…

「もも太郎プロジェクト」で僕が最も伝えたかったのは…

みんなありのままで最高!!!!

みんな大好きだーーー!!!!!

ってことだけなのかもしれない。と感じました


ps.
もも太郎遠足は最後まで一度も
“雨天中止”になったことがないという…

神さえも味方してくれてるプロジェクトでした😂

これからは「不定期開催」となりますが、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします‼️


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