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インビザライン歯列矯正備忘録1

インビザラインというマウスピース型歯列矯正を始めて3年(!!!)が経過しました。
ようやく終わりの見通しがついたので、忘れぬうちに色々な感想等を記そうと思います。

2015年 冬

忘れもしないうろ覚え。冬だったと思う。下左奥の親知らずが伸び始め、食べかすが挟まって膿んでめちゃめちゃ痛くて苦しむ。

2016年 春

忘れもしないうろ覚え。春だったと思う。上左奥の親知らずが伸び始めてめちゃくそ痛み、開口障害になる。
歯医者嫌いの大林も流石に観念して「もう抜いてしまおう親不知」。

そして、この2件により、元から悪かった歯並びが更に悪化。
半年ぶりに会った友人に「なんか、前歯曲がってない……?」と指摘され、
小学生の甥っ子がマウスピース歯列矯正を始めたが「痛くない余裕」と言うのでマウスピース歯列矯正を決意。

2016年 夏

いい歯科医知ってる人経由で紹介を受けた矯正歯科へ

人生最高額前払いして、もう、逃げられない。

どうやら歯列矯正すると小顔にもなるらしい
えっじゃあこの父方の「面長の呪い」から解放されて、母方の「卵型の顔」に近づける……?!
カウンセリングを受け、言われるまま親知らずと健康な歯を抜くことに。
(上下バランスと顎のサイズ的な問題)

えっ、嘘やろ、健康な歯……もう私、8020運動離脱なの……?


2016年 11月

マウスピース型歯列矯正器具「インビザライン」装着開始

最初に認識したデメリットはたったの2つ。(これはフラグである)
「1日22時間の装着」という鬼ルール発動により、
①装着中は水しか摂取できない。さようなら、気軽なおやつ。
②イタリア人のような「人生の3分の1は食事」みたいなことができない。早食い+歯磨きが強いられる。

でもまぁ余裕だろうと思った。私の場合は2年半※で終わるらしいし。
(※期間には個人差があります)
朝食は30分、昼も30分、夜は食後の紅茶も楽しみたいから1時間。
これで合計2時間という配分に決めた。

装着初日

インビザラインのアライナー(以下「アライナー」と呼ぶ)を装着していると、歯列全体がムズムズする。
だが別に痛いわけではない。
ムズムズするだけ。
これで2年半経てば綺麗な歯並びと小顔をゲットだぜ!
ご機嫌で帰宅して、夕飯前にインビザラインを外そうとして
地獄が始まった。

外れない

いや、外れないのではない。
私の歯並びが壊滅的に悪いため、アライナーが非常に複雑な形状となっている。単純にヒョイッと外れてくれないのだ。こっちを引っ張ると、あっちがガチハマりする。なんだこの無限地獄地獄製の知恵の輪か?※
(※個人差があります。そこまで歯列が悪くない人は全然痛くなくて、アライナーも超簡単に外せるのは甥っ子で立証されている)
そして外そうとすると、めちゃめちゃ痛い。
さっきまで「ムズムズ♪」程度だったのが、複雑形状のアライナーを外そうとすると、まるでペンチを使って自ら歯をひん曲げようとするような感じになる。

痛い痛い痛い!マジで痛い!ほんとうに痛い!

食事を諦めようとすら思ったが、そういうわけにもいかない。
これは脱着可能なものとして設計された物だ、外せる筈だ。
落ちつけ私、知恵の輪、得意だろ????
もはや人間としての尊厳が半減した状態で、目口鼻から液体垂れ流して悪戦苦闘すること30分
ようやくアライナーが外れ、呆然としながら夕飯を食べようとして……

痛い!

そう、マウスピース型矯正は、いや、歯列矯正自体が「歯を望ましい配置・角度へと物理パワーで強制的に移動する」のである。
そうそう動かないものを、力を加えてゆっくり移動させようとするのだ。

おかげでご飯を食べようと咀嚼すると歯が痛い!
もはや歯列全体が虫歯の気分!!!!

なんとか夕飯を食べ終えて、おそるおそる優しいタッチで歯磨きして、そして再びアライナーを嵌める……

ガキョッ(嵌める音※個人差があります)

痛い!

そして、その夜から、大林の眠りは少し浅くなりましたとさ。
(歯列全体がムズムズするから)

↓↓↓こちらが「外すのに苦労した複雑形状のアライナー」画像です
(左側が上の歯、右側が下の歯。上の歯がいわゆる「乱杭歯」)

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次回!「あっ、慣れてきたら結構余裕だわ」
次々回!「加速矯正装置オーソパルス登場!」
次々々回!「ランチとカフェが遠のくホリデー」
次々々々回!「悲報!噛み合わせに不具合発生!!」
次々々々々回!「悲報……当初の予定より1年以上延長」

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