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もしもの時のために

こんにちは。
アクティンググループ 杉山です。

秋が来たのかと思えば、また暑くなる。暑くなったかと思いきや、秋を通り越して冬のような寒さがやってくる…という何ともおかしな気候が続いています。

気付けば、もう11月。そろそろコートもマフラーも手袋も着用していてもおかしくない季節だと思うのですが、どうなっているのでしょうか。

ただ、どうやら今年の冬は寒いらしいですね。

これだけ、気候の変化が激しいと、体調を崩しやすくなりますので、ご注意ください。

◎ 対象は全社員

さて、アクティンググループ、毎年恒例の救命講習シーズンがやってきました。

アクティンググループでは、全社員が普通救命講習を受講し、1年に1回のペースで振り返り講習を実施しています。。

対象者は全社員。

チームも担当業務も、年次も役職も関係なく、アクティンググループに在籍している社員は全員参加です。

「働く仲間とお客様の笑顔」や「未来」に向けた活動であり、「最高のサービス」をお届けするための、根底にある「安心・安全」を守るための活動でもある、救命講習。

AEDは頭が真っ白になっても使えるように設計されています。

電極パッドはイラストで貼り付ける位置も書かれていますし、音声アナウンスにしたがっていれば操作もできます。

しかし、1分1秒がかかわる緊急事態。パニックにもなります。そんな中で、少しでも冷静に対応ができるようにしておきたい。

だからこそ、一度受けたら終わりではなく、毎年必ず、AEDを使った心配蘇生についての訓練を行なっています。

◎ 何のために行うのか

アクティンググループでは、これまでに様々な研修や講習を行ってきました。

ここ数年はコミュニケーション研修がメインになっていましたが、過去にはブランディングの研修や、合理的配慮に関する研修、ビジネスマナーについての研修、社会人基礎力、ヒューマンスキルに関する研修なども行ってきました。

私も、様々な研修プログラムに携わりましたが、どのプログラムを作る時にも根底にあるのは、アクティンググループの「MVVA」でした。

どれだけいい内容でも、自分たちのことに直結しなければ、その後、学んだことを活かすことはできません。

よくある汎用的な既存のプログラムではなく、アクティンググループで働くメンバーのためだけに、プログラムを考え提供することで、今、不足していること、伸ばしたいこと、強化したいことにポイントを絞って働きかけられます。

救命講習の振り返り講習も同じです。

基本はしっかり押さえた上で、実際に活用することにポイントを絞ってプログラムを組んでいます。

◎ 今年度は4人体制!

さて、そんなオリジナルのプログラムですが、今年度から、4人体制で救命講習の計画、プログラムの設計、講習時の講師を担当いたします。

アクティンググループには現在4名の「応急手当普及員」が在籍しています。

応急手当普及員とは?
所属する事業所の従業員や地域の方などに対して、AEDの使い方を含む心肺蘇生法を指導していただく指導者育成のための講習です。講習修了者には認定証が交付されます。

大阪市ホームページ「応急手当普及員講習のご案内」より

今年度からは、プログラム作成も含め、この4名で救命講習を進めていきたいと思います。

まもなくスタートする今年度の救命講習の振り返り。また、講習がスタートした際に、改めてプログラム内容や当日の様子などもご紹介してまいりたいと思います。

◎ 編集後記

毎回、個人的な話を書いている「編集後記」
本日も、杉山の個人的な話を書きます。

デザインと研修やワークショップのプログラム作りは、一見全く異なる物に見えますが、すごく似ていると思っています。

成果物の性質は全く異なるものですが、どちらもヒアリングや分析が大切な仕事です。ヒアリングした内容や分析した内容を元に、成果物を作り上げていく。だからこそ、時間がかかる。

クリエイティブな仕事というと、華やかに思われがちなのですが、周りの目に触れるのは、あくまでも「成果物」なので、なぜそんなに時間がかかるのかを理解してもらいにくいという側面もあります。

ただ、これは実はアクティンググループの全ての仕事においても同じことなのだと思っています。

会場での仕事も、事務所での仕事も、マネジメントも、表面的に見えている課題だけに対するアプローチでは全く意味がありません。

クライアントが何を求めているのか、来場されるお客様が何を求めているのか、アルバイトの皆さんが、他のチームが…関わる人たちが何を求めているのか、根っこにあるものを知り、その上で仕事を組み立てていく。

だから時間がかかることもあるし、なぜそこに時間がかかるのかを理解してもらいにくいこともあると思います。

全く違う毛色の仕事に見えても、実は根本にあるものって同じなのかもしれないですね。

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