ふわっふわの朝ごはん。お酢のちからでできていた。台湾版
台湾。
日本に近くて、とてもおだやか。
ご存知の方も多いと思いますが、台湾は豆乳を飲む文化がとても発達しているのです。
だから、日本で飲むものとは格別の美味しさ。
臭みもなく、さらっとして、飲みくちまろやか。
さらに、いただき方もいろいろなバリエーションがあるんです!
私が、いただいた中で日本には馴染みがなく、あったらいいのになぁを今日は紹介します。
もちろん、発酵食品使ってます。
■朝にやさしい豆乳スープ
その名も、鹹豆漿(シェントウジャン)。
初めはなんて読むかわからなくて焦りました。
まあ、注文の時にはりきって「シェントウジャン!」といったのですが、伝わらず、結果指差し注文になりましたけどね。汗
そんな話はさておき、その品がこちら。
ふわふわのスープにあげたパンが乗っています。
見た目からは想像もつかないほど、やさしい豆の香りが。
口に含むと、まろやかーな豆乳の味と香り、ほのかな塩味がきいていて、とてもやさしい。
ほんとうに全てがやさしい。
あー飲みすぎた次の日に日本にも欲しいわーと感じます。
■鹹豆漿のつくりかた
作り方は様々ありますが、その一例を。
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・ザーサイに黒酢、醤油、ネギなどを器に入れておく
・沸騰させないギリギリのあつさにした無調整豆乳を器に注ぐ
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以上!
めっちゃ簡単やん…
これなら家でもできそうですね。
これで、ふわふわの口当たりになるそうです。
■なぜ、豆乳を注ぐだけで固まるの?
はいっ、ここで発酵食品「お酢」の登場!
器に入れておく、「黒酢」のお陰で豆乳がふわふわと固まってゆくのです。
これは、豆乳に含まれるたんぱく質がお酢の酸によって変化するから。
ここで、科学のちからが活用されているんですね。
■お酢のこと、ちょっとだけ
発酵食品である、お酢はアルコールから作られます。
だから、ぶどう酒かつくるワインビネガーや日本酒からつくる米酢、ビールからつくるモルトビネガーなど、お酒の数だけお酢があるんです。
と、言うことで昔はとても高級品だったわけなんですねー
お酢の詳しいお話は明日にでも。
台湾で愛されている鹹豆漿。
ここにも、発酵食品のちからがいきていました。
比較的、日本でも手に入りやすい素材でできます。
ぜひ、みなさんも試してみてください。