はじめて飲んだコンブチャはコンブの味も、臭くもなかった。
ロサンゼルスにきて、4日目。
ここで発酵といえばコンブチャでしょ!と手にとったこちら。
アメリカには、色んな味があるんですね。
マンゴー味でした。
これなら、いけるだろうとおそるおそる飲んでみると、ほとんどマンゴーの味しかしませんでした。
これがコンブチャ?と思うほど。
少し微炭酸で、ほのかに香る独特なにおい。
この香りは例えようがなく、納豆の香りってなんの香り?というと表現のしようがないのと一緒です。
臭いまではいきませんが、いいにおいでもない、そんな感じです。
そして、特徴的なのが微炭酸が抜けないこと。
非加熱のコンブチャは発酵し続けているため、封を開けてもしゅわしゅわと発酵し続けています。
なんと、面白いんだ、微生物が生きている!と体感できるものですね。
日本だと、そんなに種類のないコンブチャも味付けすればかなり飲みやすく。
好みのジュースと混ぜると良いかと知れません。
日本でも、40年近く前に流行ったんですよね。
コンブチャではなく、紅茶キノコと呼ばれます。
だから、昆布の味がしないのも当然。
綴りはKonbucha。
日本人にとっては何とも紛らわしい言葉です…
つくり方は、紅茶に砂糖を入れ、ゲル状の発酵のスターターとなる微生物のかたまりをイン。
それを発酵させるという、かなり気持ちわるめな過程。
日本ではブームで終わりましたが、ロサンゼルスをはじめとするアメリカでは、美容のために日常的に飲んでる方も多いとか。
スーパーでも販売しているのがうなずけます。
美容の効能は定かではありませんが、酢酸や乳酸などの有機酸、そして酢酸菌や酵母菌などを摂ることができる、という点が良いのだろうと思います。
発酵食品大国の日本からすれば、たいした栄養成分ではありませんが、それを飲料として手軽に美味しく飲めるのならば、取り入れるのも良いかも。
300円程で購入できる手軽さもポイントです。
ぜひ、アメリカに行かれることがあれば、試してみてくださいね。
今回はこちらの論文を参考にさせていただきました。