モヒートにも合う!黒糖焼酎の工場見学に行ってきた
夏、広くて青い空、むせるような暑さ…
今年の夏はそんな始まりではなく、なんだかどんよりとして
「え、夏?まだ、梅雨やんな?あれ、でも7月か…」
みたいな、なんとも夏キター!!!
っていうものがない、不思議な始まりだった気がします。
そんな、夏!を感じないままに、夏らしいところに行ってきました。
人生初の「奄美大島」!!!!!!
行くと決めるまでは沖縄の近くと思ってましたし(←あほ…)、一周1時間くらいの屋久島ほどの広さだと考えていました。
そもそも、屋久島も1週2.3時間はかかりますが…笑
そんな、奄美大島初日は絶対いきたい!と思っていた黒糖焼酎の工場見学に連れて行ってもらいました。
伝統の甕で仕込みからしている、ココロくすぐる「富田酒造」さんへ。
有難いことに、奄美在住の方が「とっても丁寧に案内してくれるから、おすすめだよ~」と連れて行ってくださいました。
本当に小さい蔵で、味な店構え。
「龍宮」というのが代表銘柄なのですが、つくる量が少ないことから、地元の居酒屋さんでも希少銘柄として紹介されていました!
奄美大島は沖縄や奄美でとれる黒糖を使ってつくる黒糖焼酎。
「黒糖」という名前から糖分が高いイメージなのですが、実は糖質ゼロ!
そんな、焼酎はこの黒糖のカタマリからできます。
一般的にスーパーで売られている、そのままでも食べられる黒糖は水あめなどを混ぜているタイプがほとんど。でも、こちらはサトウキビのみが原料。
試しに、試食させていただいたのですが、口の中ですぅっと溶けて、香りも穏やか。
とっても、食べやすくくせのない黒糖でした。
これを、自力で砕いて(二日酔いの日はめっちゃツライそうです、笑)、水で溶いて仕込んでいくのだそう。
そののちに、こちらの甕に仕込んでいきます。
ここには、とかした黒糖と黒麹菌で醸した米麹、水を入れます。
それぞれの甕に酵母が住み着いているため、この甕を使うことで富田酒造の味になる、とのこと。
酵母がんばれ!
暑い時期は避けて、お酒造りをするということなので、今は仕込みは行っていないようですが、嬉しいことに見学者にはヒミツの部屋でいろんなお酒の飲み比べをさせてくださるんです。
今回は5種類を飲み比べ。
中でも「原酒」という種類の、水で薄めたりしないタイプは本当にガツン!ときます。
亜熱帯の地域とっても合う、黒糖のコクとまろみのある香りがアルコールでさわやかに感じるくらい鼻に突き抜けます。
コクのある香りを生かしてモヒートにすると合うよ!と教えてもらったので、早速その日の晩に飲んでみたのですが、ミントの香りと黒糖焼酎が本当にぴったり!
ラム酒に近いともいわれるその味から、洋風なカクテルに合うんだ!とアレンジの幅広さを感じさせてくれました。
都内でも、黒糖焼酎を飲める居酒屋さんはあるようです。
もし、見つけたらぜひ飲んでみてください♪
1回の記事ではまとめきれない奄美の魅力…
しつこいですが、少し続きます…