被綿という名のお菓子に秋を想う
市民講座の茶道教室に通っています。
年間20回のお稽古。
7月と8月はお休みで、今週からまた始まりました。
今回は茶箱の月点前でした。
十一代玄々斎創案のお点前で、茶箱のお点前の中でも最も美しいと言われている、秋のお点前。
お茶菓子は、いつもお稽古場の近くの和菓子屋さんから届きます。
この日は『菊』でした。
先生が「そのままではねぇ…」とおっしゃり、お菓子の御名を『被綿(きせわた)』とされました。
被綿という名は、重陽の節句にちなんだもの。
重陽の節句の前夜に綿を菊にかぶせ、翌朝、菊の花の香りの移った朝露に濡れた綿で体を拭うと丈夫に過ごせるという風習があったそう。
バックグラウンドを知らないと『???』となる名前ですが、知ると「なんて風流な御名なんだろう!」とじーんと日本の素晴らしさを感じるのでした。
この日はお休みの方が多く、お菓子をもう一つ頂いて帰りました。
夫と半分ずつにして、コーヒーと一緒にいだきました。
ごちそうさまでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?