【CAO就任記念!】CEO×CAOが語るAcompanyのこれから
2024年2月1日付でAcompanyのCAO(Chief Administrative Officer)に就任した嵯峨﨑さんについて、CEO高橋が対談形式で深掘りします!
CAO嵯峨﨑さんとは?
高橋:
早速ですが、まず、嵯峨﨑さんとはどのような人か、自己紹介いただけたらと思います。
嵯峨﨑:
ありがとうございます。大学卒業後、新卒で三菱UFJ銀行に入社しました。業務としては中小企業から中堅、大企業の法人担当、新規開拓の営業がメインでしたね。ちょっとしたきっかけで、2016〜2018年に名古屋大学発ベンチャーを中心にスタートアップ支援をやらせてもらいました。
その後、2年ぐらいはスタートアップ支援を離れていたんですが、面白さが忘れられず、出向の公募に手を挙げて、愛知県庁のスタートアップ推進課へ出向しました。そこでは、「自治体職員としてスタートアップ支援をする」という良い経験をさせてもらいました。
高橋:
メガバンクからスタートアップのAcompanyに転職するまでには、どういう気持ちの変化があったのですか?
嵯峨﨑:
入社エントリにも書いたのですが、銀行や自治体でできるスタートアップ支援には限界があり、もどかしさを感じていました。それならば、「自分でスタートアップをもっと直接的に支援したい!」という気持ちになり、2023年3月にAcompanyに転職しました。
Acompanyに入社後はコーポレートチームのマネージャーとして、経理、財務、総務、労務のバックオフィス業務のマネジメントをやっています。数ヶ月前に執行役員CAO就任の話をいただき、入社してちょうど11ヶ月目で就任、という感じです。
嵯峨﨑さんとAcompany
高橋:
新しくCAOに就任ということですけれども、「AcompanyにおけるCAOとは?」というところから教えてもらっても良いですか?
嵯峨﨑:
まず、CAOはChief Administrative Officerの略です。「Administrative」のあたり、まだ言い慣れてない感はあるんですけど(笑)。日本語では最高管理責任者と略されることが多いかなと思います。
Acompanyのコーポレート部門にはコーポレートチームという、「経理、財務、総務、労務などのバックオフィス業務」と、コーポレート広報という、「プレスリリース等の対外的な広報業務」の2チームあり、その責任者ということになります。
高橋:
ありがとうございます。嵯峨﨑さんは銀行の時から、愛知県だと知らない人がもういないんじゃないかというぐらい、スタートアップの支援サイドで活躍していたと思うのですが、Acompanyへのジョインの決め手は何だったのでしょうか?他からもお声が掛かっていたとも聞いたのですが(笑)。
嵯峨﨑:
「知らない人がいない」は言い過ぎですね(笑)。
決め手はいくつかありますが、まず事業の面では、純粋に「事業が面白いな」と感じたことですかね。プライバシーテックには将来性があると思っています。
キャリアプランとしては、成長している会社に入り、マネージャーというポジションで、主体となって物事を進めていくことができるというのは、自分自身としてもすごく成長につながる、と思いました。
あとは、オファー面談で言われた「Acompanyが考える嵯峨﨑さんの強み」が、「自分が認識している自分の強み」と「銀行が認識していた自分の強み」と一致していたのにもピンときました。自分自身をよく理解してくれていると感じましたし、その部分が合っていれば、ジョインした後もお互いに齟齬がない状態で始められるかなと思い、すごくいいなと思ったポイントですね。
忘れていましたが、結構大事だったのが、一番初めに声を掛けてもらったことですかね。そもそも転職を考えていなかったところに、そういうことを考えるきっかけをくれたというか。
嵯峨﨑さんがCAOに選任された理由
嵯峨﨑:
ずばり、今回私をCAOに選任いただいた理由を教えていただきたいです。
高橋:
会社全体のリズム作りから、経営レベルで安定感を出すために、もっと経営に関与していってもらいたいという期待値ですね。
僕から見ても、期待感に対するギャップが全くなく、活躍いただいていて、今回のCAO就任が決まっているのかなと思っています。
実際に「CAOに就任してください」ということを、僕から嵯峨﨑さんに打診をしたわけですが、話をもらった時の率直な感想はどうでしたか。
嵯峨﨑:
執行役員CAOへ就任する話をいただいた時は、信頼してもらって、然るべきポジションを与えてくれたというのは純粋に嬉しかったですね。高橋さんには初めの頃から言っていたかもしれないんですが、あまりマネージャー目線では仕事をしてないというか、役割や役職というよりは「会社全体としてどうした方がいいか」、「自分ができることは何か」を考えて仕事をしていたので、そこを見てもらえていたのは嬉しいですね。
高橋:
なるほど。もう順当だなと感じられたということですかね(笑)。
嵯峨﨑:
いやいや、そういうわけではないですけどね(笑)。
高橋:
あと、これは若干ズレるところではあるんですが、カルチャーを体現する人が増えたなとすごく感じています。
嵯峨﨑:
おー、なるほど。
高橋:
カルチャーを体現するのはもちろんですが、それでプレゼンスを出していくのとはちょっと違うじゃないですか。Be Cool. Be Hacker.なんだけど、それが全体に対して影響を与えている人と、そうでない人っていっぱいいて、嵯峨﨑さんはそれを上手く前面に出すのが得意なのではと思っています。経歴的に、お笑いをやっていたりすることもあるとは思うんですが(笑)
カルチャーを上手く滲み出してもらっていて、それが会社に浸透していると思うんですよ。今まで役員とか、マネージャーとかがそういうところ担っていたと思うのですが、その人数が増えるだけで、色々な場面での影響や浸透が全然違うなと感じていますね。
嵯峨﨑:
カルチャーは、Acompanyの経営の3軸「人」「カルチャー」「事業」のうちの一つですし、すべてで高い水準を実現しないといけないと思っています。カルチャー形成においては、行動で示すことが重要だと思っていますので、この動き方は継続していきたいですね。
嵯峨﨑さんの仕事の流儀
高橋:
先ほどの「会社全体としてどうした方がいいか」、「自分ができることは何か」を考えて仕事をしていたという発言にもあるように、実際に自分の役割や役職に閉じない動き方をしているなというのは感じています。
仕事のスタンスとしては具体的にはどういうことを意識していましたか?
僕の印象では細かなところに目を配ってもらっていたなと感じますが、いかがでしょうか?
嵯峨﨑:
銀行でスタートアップ支援していた時も、自治体に出向していた時も、スタートアップに転職する時も、そして今もですが、日々新しいことがたくさん起こっていく中で、「積極的に、自分の仕事と思われるものは拾っていって、それをしっかりこなしていくこと」を意識していました。事業が進んでいく過程では、こぼれ落ちてくるタスクとか、気にしなければいけない事項が、放置されたまま進んでいってしまうことが多いので、そういうものの「ボール拾い」は率先してやろうと思っています。
あとは「こういうことをしたら相手が喜ぶんじゃないか」とか、「何か助かるんじゃないか」みたいな、相手を思いやる気持ちを持って仕事をしていますね。
自分が「あの仕事、やっときますよ」って言われたら絶対嬉しいだろうなと思うような仕事を、自分で拾いに行く、これは大事にしています。
高橋:
いや〜、いいですね!「ボール拾い」はもちろんすごいんですが、ちゃんと拾った上で、やりきってくれるし、クオリティも良いものをコンスタントに出していたなと思います。任せる上での安心感がすごい高いなと。
あと、嵯峨﨑さんはカルチャーフィットやその体現性が高いのがすごく良いなと思います。相手の気持ちを考えるところも、Be Cool.というバリューを体現していてとても良いですし、もちろん、Be Hakcer.な姿勢もあります。役職が上がると、その人の行動がカルチャーにより強く影響してくると思っているので、そういう観点でも「カルチャーを体現している」って言うのは、任せる上での安心感に繋がるところだなと思いますね。
嵯峨﨑:
そんなに褒められると、これから一生褒められないんじゃないかと思ってしまいますね(笑)
そんな僕がAcompanyに入ってから今までで、会社にどのような変化がありましたか?
高橋:
そうですね。「なぜこれが今このタイミングで議論、検討すべきなのか」ということも踏まえて、提案アジェンダに挙げていただけるので、会社経営がリズミカルになったというか、組織として良いサイクルができてきたなと感じています。
今までだと、「本来3ヶ月ぐらい前から議論していないといけないことが、あと1週間で議論して、意思決定しないといけない」みたいなことが度々あって(笑)。さっきの「ボールを拾う」にも通ずるかもしれませんが、忙しい中、後回しになってしまうことも、上手く前さばきしてもらえているかなと思います。議論の土台として、手前のところでこういう議論した方がいいとか、今のタイミングで検討した方がいいとか。クオリティ面で底上げされて、良い規律やリズムが生まれたな、という風に思いますね。
CAO視点での今のAcompany
高橋:
嵯峨﨑さんから見て、今のAcompanyはどのように映っていますか?
嵯峨﨑:
データの利活用と保護という相反するものに挑戦していく姿勢がいいですし、それを成し遂げられるメンバーがいる、ということを強く感じています。ありがたいことに、商談の中で良いお話をもらえることも増えつつあるので、とても面白いフェーズに来ているなと感じます。あと外部要因として、最近のトレンドもあるので、今のところは良い波に乗れているのかなと思っています。
社内体制の観点では、まだまだメンバー自身も、会社自体も若いですし、ガバナンスや内部管理の強化はもっとやっていかないと、と思っています。
ただ、メンバーの人たちがみんな「Be Cool. Be Hacker.」で良い人しかいないので、制度設計もしっかり皆さんとコミュニケーションしていけば、大きな齟齬が生まれることはないかなと思っています。ただ、それに甘えずにやっていきたいですね。
高橋さんも少し前に、Xで言っていたと思うんですが、メンバーにはすごく恵まれていて、Be Cool.なメンバーが多いなっていうのを中にいて感じますね。
高橋:
そうですよね。ここはAcompanyのチームの広げ方という観点でも、今後も意識しながら、採用や組織拡大をしていけるといいなと思っています。
Acompanyをどういう会社にしていきたいか
高橋:
今までバックオフィス業務を中心としてマネージャーをやってきたところから、今回、管理部門全体を統括する立場になっていくということで、コーポレート広報始め、業務も広がっていくと思います。CAOという役職からAcompanyをどういう会社にしていきたいか、意気込みを聞かせてください!
嵯峨﨑:
これは二つあるかなと思っています。
大きなところとしては、色々ルール作りなどしていく中で、みんながしっかり理解できる、納得できるような制度を作って、「理不尽のない会社」を作っていきたいと思っています。
もう一つは、管理部門というと、社内で色々な細かい決めごとをしていくんですが、そういったところにもAcompanyのカルチャーを滲み出していきたいなと思っています。もしかしたら、出社手当もその一つだったのかもしれないんですけど。
「ガバナンス的にこうだから」という最低限のラインはありますが、社内体制を整えていく中でも、管理部門の独りよがりにならないような形で、みんなとしっかりコミュニケーションをとりながら、ちゃんとAcompanyのカルチャーとか、会社の想いを反映させるれるような、屋台骨を作っていくことが大事だなと思っていますし、今一度気を引き締めていきたいですね。
高橋:
素晴らしいですね。やっぱり管理部門っていうと、なんか用語としても、ルールや制度を厳しくしていくようなイメージがついてくると思うんですけど、そこをバランスを取っていきながら、しっかりAcompanyらしさを入れ込んでいく考え方とかスタンスや、それができる人、希少だと思うので、ちょっともう・・・期待しかないなと思いました(笑)!
嵯峨﨑:
頑張ります!
高橋:
今日は改めて嵯峨﨑さんとじっくり話せてよかったです。これから執行役員CAOとしてAcompanyを一緒に引っ張って盛り上げていきましょう!
引き続きよろしくお願いいたします!!!
嵯峨﨑:
こちらこそ、よろしくお願いします!!!!
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