料理が得意じゃない私がパン作りを伝えたい理由
心と暮らしに優しく寄りそう パンの教室 ”むすび”を主宰しています、かまのあきこです。
ご覧くださり、ありがとうございます。
プライベートでは夫と5歳の娘の3人家族。
食べることは大好きだけど、家事は全般的に苦手という、家事力低めなお母さんです。
お料理だけは好きなのですが、実は得意ではありません。
なんでパン教室なんてやろうと思っちゃったのかな~と、時々おかしくなっちゃうんですが、ちゃんと理由があります。
今回はそれをちょっと聞いてください。
いつもいつも自信がない
小さなころから何でも自分でやってみたい“やってみたガール”だった私。
その一方で、いつも自分に自信が持てず、引っ込み思案でもあった私。
お料理も、作るのは好きだけれど、誰かのために作るのはいつも不安で、ずっと自信が持てずにいました。
そのくせ、こどもの味覚を大切にしたい、添加物とかいややねん…とスキルもないのに理想ばかりが高く、自分で自分の首を絞めてイライラ。
パン屋さんみたいなパンが焼けるようになりたくて始めたパン作りも、妊娠を機に遠い存在になり、ホームベーカリー様々の生活。気を利かせて、夫が時間を作ってくれても、小さな子どもは関係なしにやってきます。初めはごきげんに相手をしていても、最終的にはイライラ…。
おいしそうにパンは焼けた。家族も喜んでくれた。
でも、焼きあがったパンを前に、泣きそうな自分がいました。
どうせ、楽しくパン作りなんてできないんだ。
自分には無理なんだ。
SNSで自分と同じくらいのお子さんがいるママのステキなパンの写真を見ながら、悲しい気持ちでいました。
それでも、やっぱり自分の手でパンを焼きたい!
そんな私がたどり着いたのは、低温長時間発酵という製パン方法でした。
一番大切なのは作り手の心!
思うようにいかない!とイライラしなくても、
ちゃんとおいしいパンができた!
当時の私にとって、それはそれは大きな喜びでした。
そこから、いろんなレシピを試し、より自分の暮らしに無理がないパン作りを模索しました。
そんな中で気が付いたことは、今の私が焼きたいパンは、パン屋さんのようなパンじゃない、ということ。
家族との時間を犠牲にすることなく焼けるパン。
小さな娘の未熟な体や
アレルギーのある夫の体に負担をかけず
安心できる材料で作る素朴で優しいパン。
何より、作り始めてから焼きあがるまで、
作り手である私が楽しんでできるパン作り。
これが一番大事だなと感じたのです。
それからは、ホームベーカリーは出番知らず。
喜びのうちに焼きあがるパンは、
我が家の味になり、私の小さな自信になりました。
その小さな自信が少しずつ集まって、このうれしい気持ちをお伝えしたい!と思うようになったのが、今の私です。
大人になっても「できた!」という経験は大切!
こどもには「できた!」という経験が大切だとよく言われますが、これは大人にだってとってもとっても大切だと思っています。
パン作りって、お料理の中でも、ちょっとハードルが高いんじゃないかなと思うのですが、そんな、ちょっとチャレンジしないとできないことが、あれっ?と思うほど軽々できたら…きっと世界が違って見えてくると思うのです。
しかも、あなたの焼いたパンが、いつだってあなたの心を励ましてくれて、パンを作る時間が、あなたを癒やす時間になっていったら…。
自分でパンを焼かないなんて、ちょっともったいないと思いませんか?
今もし、自信がなかったり、チャレンジしたいけどできなかったり、もやもやした気持ちの方がいたら、一度この教室でお伝えしているパンを焼いてみてほしいのです。
あなたの「できた!」を増やしていきましょう!
大丈夫。私がご一緒します。
だって、そのためにパン教室を開いたんですから。
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