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夫婦の不仲が、子供を追い詰めていく…。
こんばんわ、バリ島在住のacoです☺️🏝️
突然ですが先日、こんな出来事がありました。
基本的にいつも仲良しな私と旦那さん。
ですが先日、子供の寝かしつけ前に険悪なムードに。
私たち夫婦はお互い不満が溜まると、無口になり冷戦状態となるタイプ。
そしてその良くない雰囲気を、いち早く察知した息子。
息子は普段から、変顔や変な動きで私たちを笑わそうとするひょうきんな子で、我が家では『お笑い担当』になっていました。
そしてこの時も私と旦那さんそれぞれに声を掛け、面白い行動で笑顔を引き出そうしてくれたのですが…。
そのひょうきんな行動がなんかいつもとは違くて。
シンプルに「笑わせたい!」と思ってやっているのではなく、私たち2人の仲を取り持つために「僕が頑張らないと…!」と思ってやってる様な、そんな感じがしたのです。
正直、すごく反省をしました。
そして、両親の不仲が子供に与える影響について
考え直す良い機会にもなりました。
この記事では、
▼両親の不仲は、子供にどのような影響を与えるのか。
▼子供の成長を妨げないために、親に出来ることとは何か。
についてをお伝えします☺️
1.両親の不仲が子供に与える、さまざまな影響とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1737528151-lRkwFV0iSC9UtI8EreZJgq5L.png)
皆さんには、次のような経験がありますか?
・夫婦喧嘩が絶えない。
・夫婦間でコミュニケーションが取れない。
・笑顔が少ない。
・お互い助け合う気がない。
・食事を一緒にとらない。
・家族全員で出掛けることがない。
夫婦仲が悪いことが原因で、
子供の目の前で上記のような行動をとり続けてしまう。
その結果、子供にどのような影響を
与えてしまうかご存知ですか?
まずはその影響についてを
『行動面』『心理面』の2つの側面から
説明していきます。
1.行動面での変化
❶内向的になる
周囲とのコミュニケーションを避け、内側にこもりがちになる。
❷攻撃的になる
友達・兄弟に対して攻撃的な態度を取ったり、物を壊したりする。
❸不登校になる
学校に行くのが怖くなる。
❹嘘をつく
現実から目を背けたくなる。
❺落ち着きがない
集中力が続かず、落ち着きがなくなる。
❻大人になるのが早い
親の役割を担おうとし、大人びた行動を見せたり、家事を手伝うようになる。
2.心理面での変化
❶不安感
未来への不安や、自分が愛されていないのではないかという不安を感じる。
❷孤独感
周囲と心を通わせることが難しくなる。
❸自己肯定感の低下
自分のことを否定的に考えてしまう。
❹抑うつ状態
常に憂鬱な気分で、何もやる気が起きない。
❺攻撃性
周囲に対して攻撃的な感情を抱き、それを態度を表す。
親の喧嘩が絶えず、家庭内の雰囲気が不安定だと
子供は家庭でくつろぐということが出来なくなり、
常に緊張した状態になります。
両親の不仲は出来るだけ避けたいものなので、
子供は両親の仲を取り持とうとしたり、
家族の幸せのために自分に出来ることは何かを考えるようになり、
無意識の内に責任を感じてしまいます。
自分が行動を起こしても両親の仲が改善しないと分かると、
親から愛されていないと感じ、
自分の存在意義を見出すことが出来なくなってしまいます。
両親が不仲な家庭環境で育った子供には、
長期に渡ってその影響が出ることもあります。
3.長期的な影響
❶対人関係の構築が難しい
他人との信頼関係を築くことが難しく、人間関係で苦労する。
❷学業成績の低下
不安やストレスから学業に集中できなくなり、成績が下がる。
❸大人になってからの影響
結婚生活や子育てに困難を感じたり、精神的な病気を患う可能性がある。
幼少期に受けた心の傷というのは、
大人になるにつれて自然と緩和していくなんて
簡単な話ではありません。
その傷は大人になっても残り続け、
社会生活に支障をきたしてしまうのです。
また、両親の不仲による子供への影響は
年齢によって症状の出方が変わってきます。
4.子供の年齢による違い
❶幼児期
言葉で表現できないため、泣きやすくなる(夜泣きも増える)
❷学童期
友達とのトラブルが増えたり、学校での成績が落ちたりする。
❸思春期
反抗的な態度を取ったり、非行に走ったりする。
2.子供の成長を妨げないために、親ができることとは?
![](https://assets.st-note.com/img/1737531850-TdFcJYK1uWZN52riAbhqQVHg.png)
ここまで、両親の不仲が子供に与える
様々な影響について説明をしてきました。
実際に子供に影響が及んでいる時、
行動面の変化は気付きやすいですが、
心理面の変化は気付きづらいものです。
しかし、子供の変化に気づかず放置してしまうと、
ストレスに耐えきれない子は
精神や身体が壊れていってしまいます。
ここで重要なのは、
◉子供の変化に気づいたら、早急にフォローを行う。
ということです。
この章では、ダメージを受けてしまった子供に対して親がするべき
5つの行動をご紹介します。
1.子供に関心を持つ
子供の様子をよく見る、声を掛ける等。
子供に関心を持つとそれを子供も感じ取り、
「親から愛されている」と感じられるようになります。
2.辛い思いをさせていることを謝る
できれば、夫婦揃って子供に謝るのが理想的です。
喧嘩ばかりしていた両親が「私のために協力している」
ということが分かると、子供は安心することが出来ます。
3.子供の気持ちを発散させる
子供の気持ち・言いたいことを傾聴する、一緒に身体を動かす・遊ぶ等。
ネガティブな気持ちや思いを発散することで心が癒され、
気持ちが前向きになります。
4.子供に長所を伝える
両親の不仲に対し何も出来ない状態が続くと子供は、
「自分には力がない」「何をやってもダメだ」と
自己否定をしたり、消極的になったりします。
子供に長所を伝えることで子供は自分の良さが分かり、
自身を持てるようになります。
まとめ
夫婦仲は子供の成長に
大きな影響を及ぼします。
子供がダメージを受けていることに気づいたら、
まずは子供のケアを第一優先に行いましょう。
また、夫婦での協力が難しい場合には同時に
『カウンセリング』や『夫婦関係の修復』も
行うことが大切です。
私の投稿が少しでも、
ママさん・パパさんの力になれていたら幸いです☺️