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アクセンチュア芸術部自己紹介

初めまして、こんにちはアクセンチュア芸術部です。アクセンチュア芸術部はアクセンチュア社内の部活動ではありますが、社内に限らず様々なアーティストさんや芸術関連の専門家、事業家の方と交流を持ち、さまざまなイベントを開いています。
今回は自己紹介を兼ねて以前芸術部で行った活動をいくつかピックアップして紹介したいと思います。

1.演奏者と観客の脳波を同時に視覚化するという世界初の試みを実施

音楽を聴いているときにとてもリラックスした気持ちになったり、音楽家の感情が伝わってくるような気がすることはありませんか。
そのようなシンクロの感覚を脳波で計測したのがこの試みです。
演奏している音楽家の脳波を計測し、集中状態の脳波や緊張状態の脳波をレーダーチャートで視覚化したり、演奏家と観客の脳波を同時に計測・視覚化する等を試みました。

また、脳波の計測以外にも曲の背景を知っているか知っていないかで聴者の脳波にどのような違いが出るかの差も計測しました。
自らの死を意識したショスタコーヴィチが作曲した弦楽四重奏を背景の情報を持つ人持たない人が聴き、その際の脳波の動きを比較したのです。結果、脳波にははっきりとした違いが出ており、ある対象者の一人は背景を知ると集中力や感受性を表す脳波が活性化していることが分かりました。

音楽の効果や音楽を通したコミュニケーションを技術によって組みほぐし、理解することは人間の感性の在り方やその意味合いについての追求に歩み寄ります。AIが音楽も何もかも代替されるという時代において人間が音楽を作曲・演奏し、そしてそれを受け取るという過程はどのように変容し、何が残るのでしょうか。

詳しくはこちらのブログをご覧ください。

2.アートの価値はお金で測ることができるのか?現代のアートの価値づけについて考える

アートはなぜ億単位の金額で購入されるのか?どうしてそれほどの価格がつくのか、クリスティーズジャパン代表取締役社長山口氏をお招きして講演を行いました。
14.3億で落札された運慶作の国宝級の像に対して、同時期に村上隆のコンテンポラリー作品がそれを上回る価格の16億で落札された事実は、歴史的文化財に対してコンテンポラリーアートの価値の方が高いのはなぜか、と当時物議を醸しました。
通常のアートの査定はアーティスト名/制作年/サイズ/主題、加えて修復歴の有無、有名なコレクターが所蔵していたというような "ストーリー" があると価値づけがされて価格が決まりますがマーケット自体がオークションのようなパブリックセール、プライベートセール等に分かれており、複雑な様相と
なっています。

講演では特に企業活動とアートマーケットの関連性について盛り上がりました。オークション等での需要と供給に基づいて価格が決まるアートと需要と供給で株価が決定する企業は非常によく似ています。
アートコレクターには大きく2種類、投機的に作品を購入する ”投資家” と「死んでも売らない!」というような "愛好家" に分類できると山口さんは言います。企業活動でも同様に企業のサービスを消費する際に生活必需品として消費する場合と嗜好として消費する人がおり、需要と供給に合わせて商品の価値が決まり、売買されるところは非常に似通っています。

アートも企業活動もそれぞれのユニークな価値を提供しながら盛り上がっていくのが望ましいと思います。

詳しくはこちらのブログをご覧ください。

3.ダ・ヴィンチの作品「ウィトルウィウス的人体図」をオフィスに作成!

アクセンチュア・イノベーション・ハブ 東京(以下AIT)というアクセンチュアオフィスの8Fのインターナルスペースに黒板アートを制作しました。
アートはルネサンスを代表するダ・ヴィンチの作品「ウィトルウィウス的人体図」。医学的な作品としても有名な「ウィトルウィウス的人体図」はダヴィンチの芸術と科学の融合に関する思想を表す代表的な作品です。

作品はなんと黒板にチョークで描かれました。作成者はアクセンチュアアート部メンバーと東京藝術大学の学生の方々です。パワーポイントの資料を基に四分割した黒板上に作品を分担して書いていきました。
1日がかりで作成した黒板アートはこちらです。

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作品を制作くださった、アーティストは以下です。
・東京藝術大学 工芸科 在籍 岩津 光洋さん
・東京藝術大学 絵画科 油画専攻科在籍 中津 明優音さん
・アクセンチュア社員 中島 雅智さん 

終わりに

アクセンチュア芸術部はご紹介した以外にも毎年10程度のイベントや活動を実施しています。
今後もアート部部員がnoteで活動の紹介やコラム等書いていきますので気になった方はぜひご覧ください!