
アブラハムの生まれいでる前より、われは在るなり
コースで言う「心」について
コース(奇跡のコース/奇跡講座)では、
「この世界は心の投影である」
と教えてくれています。
コースに限らず、仏教においてもそのように述べられています。
ようするに、私たちが知覚しているこの世界は心が作りだした夢(幻想)であるということです。
ただし、ここで私たちが知っておかなければならない重要なことは、そのコースで言う「心」とは個人的な心とはまったくちがったものであるということです。
コース学習者であるならば、そのことを重々理解しておかなければならないといえます。
そう、コースで呼んでいる「心」については、しっかりとその概念を理解しておく必要があるということです。
ちなみに、私たちが、普段、心と呼んでいるそれは個人的な心であり、コースではそれを「頭脳」と呼んでいます。
そう、コース学習者である私たちが学ばなければならないのは「心」についてであり、そして、思い出さなければなならないのがその「心」なのだということです。
そう、私たちは個人的な心を超えて大いなる(一なる)心へとシフトしていくことを目指しているということを知っておきましょう。
コースで言う「あなた」とは?
私たちはこの世界を現実だと信じていますが、真理から見るならば、じつのところ、この世界は実在していないし、この世界にいる私たちも実在していない、というのが非二元の教えです。
つまるところ、神のひとり子がその「心」のパワーを使って、妄想によって作り出した夢を見ているだけということです。
その神のひとり子こそがコースで言うところの「あなた」なわけです。
そしてそれこそが、私たちが思い出して(自覚して)いくべき本当の自分(真の自己/真のアイデンティティー)であるということです。
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コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の学びと実践を通して、アイデンティティーのシフトと知覚の変容を伴う霊的進化、覚醒を本気で目指して…
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