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ネガティブな感情やネガティブな感覚について
内側で拒絶されたものは外側へ投影される
普通、私たちはネガティブな感情やネガティブな感覚というものを嫌っています。
なぜなら、それらは不快な感覚だからです。
いわゆる、ネガティブな感情や感覚というものを嫌なもの、悪いものとして捉えているわけです。
そう、自分の内側にあるネガティブなものを拒絶し、排除しようとするわけですが、
そうするとどうなるか?
というと、内側で拒絶されたものは、外側へ投影されることになります。
そして、外側のその対象を攻撃し、裁くということをするのです。
そのような仕組み(メカニズム)を理解するとき、外側に知覚されるそのすべては自分の心の中を見ているだけということが認識されるようになります。
裁きは常に拒絶を伴う。それは、あなた自身の中であれ、他者の中であれ、裁かれているものの肯定的側面のみに重点を置くということはしない。知覚されて拒絶されたものや、裁かれて不完全と見なされたものは、すでに知覚されたがゆえに、あなたの心の中に残る。(T-3.Ⅵ.2:4-6)
投影して心の外側に投げ出されたかのように見えても、じつのところ、拒絶されたものは心の中に留まり続けているということです。
私たちはコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)を実践していく上でそういうことをしっかり理解しておく必要があります。
というのも、そうすることによって投影に気づいていくことができるようになり、私たちは心に戻っていくことができるようになるからです。
いわゆる内側で拒絶されて隠されていた闇(ネガティブな感情や感覚、思考など)を直視することができるようになるということです。
内側のネガティブな感情や感覚を拒絶、排除しようとしていることが認識できるようになるとともに、それでは何の解決にはならないということも認識されるようになります。
私たちが学ばなければならないのは、内側にあるもの、それこそが自らがでっち上げたものであるというコースの形而上学(教え/ランプ)を携えてそれらを直視していくということです。
そうするならば、すべては虚偽だと知っている自分の中の「正しい心」の部分が、(それまで解離して忘れられていたわけですが、)解離の壁を越えて流れ込んでくることになります。
コースの言葉で云うなら、聖霊(イエス)が招き入れられ、知覚の取り消し/訂正が起きるということです。
それが、コースで「赦し」と呼んでいるものです。
肉眼で見ている知覚を超えて
赦しを実践していく上で大事なことは、ネガティブな感情や感覚といったものを拒絶しないこと、排除しようとしないということです。
価値判断(ジャッジ)せずに、それらを正視していくこと、さらには、それらを受け入れていくことです。
受け入れるとは、拒絶ぜずに、感じていくということです。
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