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【人生のほんの1日】20230125 照明器具改装工事当日の朝

毎年1月は、園芸店業務が比較的手隙になるので、私的には社屋や店舗植栽の整備など、繁忙期にはなかなか手が回らないことができる期間です。

以前の記事にも書きましたが、このたび、社屋の照明器具を、この建物が私の実家だった頃からの名残の蛍光灯から、省エネ・照明効果の高いLEDに変えるための改修工事を行いました。

工事が入ってしまうと、当然ながら昨日までの内観はもう二度と見ることはできなくなるので、朝、電気工事屋さんが来る前に、ピアノの養生がてらLED照明工事前の内観記録写真を撮りました。

ピアノに傷を付けられないように毛布で養生しただけなんですが、なんだか毛布がアーティスティックな仕事をしてくれました😊✨

普通の蛍光灯の光もなんだか不思議な色みに写って神秘的!ただの工事前記録にしては面白い写真が撮れました。

そうこうしているうちに工事屋さんが到着、午前中いっぱいで社屋各階の蛍光灯をLEDに取り替えできました。

工事後の写真を1枚だけ。新しい照明器具の方が相当コンパクトなため、器具が小さくなった分、シルバーに塗装していない梁の旧来部分が露出してしまいました。

午後は私の自主施工で露出した部分のシルバー塗装仕上げをしました。

実家を社屋に改装した第Ⅰ期工事の際、建築工事がもたついて工期が押してしまい、とりあえずそのままでも使える照明器具には手をつけなかったんです。なんだかやり残した感がずっとあり、時期を見て改装したいとかねてから思っていました。

数年越しになってしまいましたが、やっと照明器具の21世紀アップデートができてよかったです😊

一応この社屋は私と建築家の藤野高志さんとの協働設計の建築作品なので、意に沿わない器具を付けたくないので、器具の選定や取り付けの仕様などは予算との折り合いを付けながら慎重に行いました。

別記事でも書きましたが、この建物は、床に塗られた色彩が、全面シルバーの壁や天井に反映して映る幻の色風景をテーマにした建築です。

今日の写真も、工事前の記録写真ですが、なんだか幻想的な雰囲気になっていて面白いなと思いました。家の中にも風景があるって楽しいですね。

ピアノのある部屋は2階ですが、2階から下る階段と1階はまだ全く着彩の手を入れておりません😅
この3フロアー分の巨大な抽象床絵画も完成に向けて筆を進めないとですね。


あと今日のピアノ練習メニュー。

初見練習は坂本龍一さんの「The Last Emperor」の後半。6ページあり大胆なシーン転換もあるので、初見で弾くには私的には難しく感じられましたが、弾いてみると和音の美しさや映画的な展開が素晴らしくてやっぱりこの曲大好きだなぁと感動しました。



パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード1-1
譜読みが終わっていて弾き込み中の曲。
まだまだゆっくりですが、テンポが揃ってきたことでかなりこの曲っぽく聴こえるようになってきました。


ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲
2023年の新曲。1〜2月は第8変奏までに区切って練習していて、まずはゆっくりでも丁寧に正確に弾く練習を続けています。


ドビュッシー 版画
「塔」と「雨の庭」でコンクール銅賞をいただいたばかりですが、第2曲「グラナダの夕べ」も含めて3曲で「版画」なので、次なる目標は「塔」「グラナダの夕べ」「雨の庭」の全曲演奏。

3曲通しで、集中して・表現豊かに弾く練習を開始しました。


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