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【人生のほんの1日】20240123 生け花のお稽古day



【生け花のお稽古dayでした】

今日は生け花お稽古でした。
前回のお稽古で申請した雅号(華道での芸名)も承認され、雅号でお花を発表できるようになりました。

とはいえ、しばらくは私自身と「私が生けた花」が結びつかないように、私の雅号はネット上では秘密にしておこうと思います。

今回のお稽古はツブツブのツボミがたくさん付いたアオモジの枝などを用いた基本の型生けでした。

上写真は、自宅に持ち帰った花材でおさらいで生け直した作品です。

与えられた花材は、アオモジ、ストック、フリージアでした。

アオモジはアロマテラピーで用いる精油「メイチャン」の原料でツブツブしたツボミをこすり潰すとレモングラスに似た芳香がします。これはアオモジの実などに含まれるレモングラスと共通する芳香成分シトラールに由来します。

アオモジ(Litsea cubeba)は、中国南部〜東南アジア、台湾、日本の九州以南などに自生が見られるクスノキ科の小高木です。
華道では、年末あたりから2月ごろにかけて流通する、枝一面に鈴なりに小さなツブツブ質感のツボミみをつけたアオモジの枝が、春を告げる素材としてよく利用されます。

私の先生もアオモジがアロマテラピーの精油の原料植物であることを知りませんでしたし、逆に私が師事したアロマテラピーの先生はアオモジが華道の真冬〜早春の季節素材であることは知らないと思います。

他分野のことを勉強することで、同じアオモジという樹木についても多面的に理解することができて、知識・教養がつながり、深まりますね。

植栽の分野にいるからといって植物図鑑や生産者や経験から得た知識ばかりでなく、その植物がどのように人間の生活と関わってきたかなど、文化人類学的に植物を知ることも大切だなと私は思います。

今日のお稽古では基本の型で生けたので、上写真よりは素材の使用量少なくシンプルな作品でしたが、家でのおさらいは素材全部を使って、より盛り感のある作品にしました。

今日先生に教えていただいたフリージアの素材の下処理などたいへん勉強になりました。

生け花作品を作り上げていく過程は、ただひとつではない答えに向かって、美意識と意思決定力を使って微妙なバランス・構成をしていく作業です。

華道は「何を美しいと思うか」という自身への問いと答えを繰り返してセンスを磨く行為、そして人生全般においてとても大切な能力である意思決定力を修練する技術なのだなぁと思う今日この頃です。


【今日の読書】


【今日のピアノ練習】

【ウォーミングアップ】

ハノンのアルペジオ全調

【ツェルニー 30番 5、16番】

【坂本龍一 「andata」】

表現方法に気づきがあり、その定着練習。

【坂本龍一 「The sheltering sky」】

「andata」とセットで弾くことを想定して表現を考えながらの譜読み。


【スカルラッティ ソナタ K.466】

本番向け仕上げで通し練習。

【スカルラッティ ソナタ K.87】

超絶ゆっくり通す練習。

【パスカル・ヒメノ 

演奏会用リズムエチュード 1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

ファンキーは、この曲を特徴づけるアクセントの付け方を細かく意識して練習。

ボレロは、超絶ゆっくり間違えないで通す練習。

【ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲】

主題から第14変奏までを丁寧におさらいしました。

【ショパン バラード第2番 op.38】

今日は3~6ページめまでをゆっくりでも綺麗な音を重視して弾く練習。


【スクリャービン エチュードop.8-11、12】

11番をゆっくり最後まで通し。12番は最初の1ページを譜読み

【フランク「前奏曲、フーガと変奏曲」(バウアー編)】

他の新曲もあったりして、なかなかこの曲に手がつきません😅

【モンポウ「前奏曲第7、9番」】

3月までにこの2曲を仕上げたいと思っており、今日は7番の覚えにくい和音と中間部の練習と、9番も覚えにくい3段譜の部分を中心に練習。


【バッハ トッカータ ホ短調 bwv 914】

前半4ページを超絶ゆっくり弾き。

【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

2024年 舞台に乗せて磨いていきたいセット2曲。
先週あまり練習できなかったことで、少し後退してしまいました。
復調に向けて今日は3番の暗譜仕上げ通しと4番の通し練習を速度をいくつか変えて表現も重視して数回。

【ドビュッシー 版画】
【スクリャービン エチュードop.2-1】

版画は全曲通し練習。
スクリャービンはホロヴィッツなどの音源も聴いてイマジネーションを高めて表現の豊かさを志向した練習。

【ベートーヴェン ピアノソナタ第17番「テンペスト」 op31-2 全曲】

今日はお休み。


【ドビュッシー 練習曲 第11番 組み合わされたアルペジオのために】


ゲロムズなのは重々承知ではありますが、憧れの曲なので、ぜひ弾きたいと思い、読むだけ読んでみました。今日は最初の1ページめ。

ちなみにこの曲ドビュッシーのアルペジオのエチュードは、以前ピアニストの安嶋健太郎先生がウチに遊びにいらしたときに弾いてくださった曲なんですよ😊✨

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