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【人生のほんの1日】20230403 ピアノレッスンday

今日は定休日ですが、雑誌の掲載記事の校正などの仕事もあるので、マイペースでいろいろこなしました。

校正の仕事をまず終えたいと思い、ピアノ朝練は後回しにして起床後すぐにデスクワーク。朝のうちに記事の赤入れを終え、担当編集者に返信。

庭に出たら雲竜カラタチの花が満開。
休日の朝食定番、ご近所のスタバでホットドリップコーヒーのベンティーサイズを。

帰宅後ピアノ朝練。
昨日、私の誕生日に伝えられた、大好きだった坂本龍一さんの訃報のショックもまだ冷めず、図らずも先月に決めていた通り、坂本さんの楽曲の初見練習を厳粛なる気持ちで。
今日という日にちなんで、私的には坂本さんが自身のために書いたレクイエムだと思っている「andata」(1月の初見練習でも弾いている)と、私への誕生日プレゼントとして坂本さんのオフィシャルスコアサイトから「Bibo no Aozora」を新規で購入し、めっちゃ追悼の気持ちを込めて弾きました。

このタイミングで時事ネタ的な軽い気持ちで坂本さんの曲の演奏動画を投稿したくはないので、坂本さんの楽曲群は、キチンとレッスンに乗せて表現と精神性を込めたレパートリーにしていきたいと心に決めた朝でした。

そのあと、自社の税務に必要な書類を取りにお役所まわりして午前終了。

午後は、少しデスクワークと自宅のDIY床着彩作業をしたところでピアノの先生がいらっしゃり、レッスン開始。

先生からお誕生日の花束もいただき、感謝感激❣️
お気遣いをいただき本当にありがたいことです🙇‍♂️

先生とは先月のピティナステップ以来なので、ステップでは審査員の先生が涙をこらえながらコメントをくださってめっちゃ感動しましたよねー、とかのお話しをしました。

私の場合、まだ勉強が足りず、舞台で間違えずに弾き切るレベルではないのですが、めっちゃ緊張感をもって集中して弾く姿勢と気概は観る者に伝わるようです。それは下手なりに自分の持ち味なのかなと思い、これからも本気で本番に臨む姿勢は崩さないでいきたいと思います。


そんなこんなで、今日のレッスン備忘録

ツェルニー30番 6〜8番
ここ2、3日雑誌原稿の仕事で忙しく、ツェルニーはあまり練習できてなかったので、ちょっと後ろめたい消極的な演奏になってしまいました😅

バッハ 平均律1巻2番6番
2番はほぼ仕上がりでいいですね、と。
6番の前奏曲は、私の苦手要素である「同じような動きが少しずつ変わりながら続き、楽譜から目が離せずリアルタイム譜読みも暗譜もキツい」典型のような曲なので、個人的にとても難しく感じる反面、これが弾ければ上達の階段をひとつ登れるのかなと。
6番フーガは先生的にも順調に弾けるようになってきています、と。

ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番
3番はほぼ仕上がりで、さらに感動的に演奏をするために、休符と三連符の表現をしっかり細やかに意識していきましょう、と。
4番は、縦割りの演奏から横に流れる演奏にステージを上げていきたいので、左手だけで自然に曲の雰囲気が出せるように意識高く片手ずつ練習を継続しましょう、と。

パスカル・ヒメノ
演奏会用リズムエチュード 1-1
難しい曲ですが、形になってきていますね。全体をテンポを保ちながら弾けるように引き続き弾き込んでください。
 

スクリャービン  エチュード op.2-1
これもほぼ仕上がりですが、さらに感動的にするために、内声の八分音符刻みを弾ませないように、ラスト低音部に出てくるバスのメロディもキチンと出していきましょう。

スカルラッティ ソナタk.466
前回よりもかなり弾けるようになっています。バロックとは違う時代の曲のような表現にならないように注意しましょう。左手の演奏を安定させた上に右手のメロディを乗せていくように。
バロック期の曲ですが、歌心のある曲ですから、最終的にはそこを目指しましょう。

ベートーヴェン
「創作主題による32の変奏曲 」
テーマ〜第25変奏まで
長い曲なのに随分先まで進みましたね!よく頑張っています。ラストが見えてきたので、先に進む作業と、最初の方は各変奏ごとに精度を上げていきましょう。

ドビュッシー 「版画」塔、グラナダの夕べ
4月のピティナステップに向けて、グラナダをさらに素敵に仕上げていきましょう、と。

という感じで、曲はベートーヴェンの大曲も含め、全15曲、4時間の長丁場レッスンでした。

引き続き楽しく頑張ります!

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