見出し画像

「いざ」を引き寄せるのは「いつも」の自分、いつもの服。

ーご自宅での「今」を伝える姿を全国ネットで公開できる自分ー
7月29日22時~ NHKにて放送されるドキュメンタリー
『あの日、偶然そこにいて』に出演される顧客様のスタイリングを担当しました。

番組HPより

山一證券が破綻したその日に会社の前で突然マイクを向けられた、当時新入社員だった方。たまたま偶然、歴史的な出来事の場に居合わせた人のその後を追うドキュメンタリー。


右側の女性の「今」をスタリング致しました


その後、どう過ごしておられるかのインタビューでお召しになる服装を担当しています。その場に居合わせる偶然。
マイクを向けられるのも、たくさんの人の中から。
そして見返して「あの人を追う!」とピックアップされるのも、
その後どんな姿で映し出されるのかも
偶然かのようで日々が紡ぎ出す必然なんだなと。


取材時にもスタイリングで同席させて頂いて、
あの頃のお話そしてその後、どう過ごされて今があるのかを伺い
日々の装いは準備の一つだし、
その人となりが出るもの
だな。。。。とつくづく実感したのでした。
なので、作り上げたスタイリングというよりは、
在宅でインタビューされる姿が
全国放送される時、どんな意図で選ばれたのか。
普段の姿がそのまま伝わるには、ということを一番に考えています。
もちろんインタビュー後の日常でもお召しいただけるアイテム
として。

=====
7月29日 22:00ー NHK総合
あの日、偶然そこにいて

山一證券が破綻した時に新入社員だった方のその後ー。
変化の激しい時代、自分の意図に反してキャリアの変更を余儀無くされた人のその後の生き方はコロナやいろんな激しい時代の変わり目に必要とされるからこそ、特集が組まれたんでしょうね^^

NHKドキュメンタリーということもあり普段からご覧の方も多く、
スタイリング投稿への反響やご連絡くださった方もたくさんでありがとうございます!

新卒当時の自分の姿(とても美しい)と並んで
20年以上経った今の姿を、
自宅(思いっきりHOMEな環境)で全国ネットに見せられるよっていう人
いますかー??

私だったらどうかなと思うと、冷静にそれってすごいことだなと思います。
     
よく言われる、「同窓会に行ける人は幸せな人だ」っていう言葉。
誰しも輝いていた”あの頃”だけじゃなくって今も充実している、
納得しているって
“あの頃”を知る人に提示できるか??
 
そんなつまらないこと。小さなこと。
確かにそういう見方もあると思う。
誰かに認めてもらう必要もない。
けれど、
自分で認めてるっていう一つの証明
でもあると思う。 
   
 
今回スタイリングさせて頂いた顧客様は、
社会的なインパクトも大きな事件の渦中に
意図せず巻き込まれた本人として取材対象になったのだけど。
その後の過ごし方が外見に現れて
思いも一緒に短い放送時間(20数年が数分に)で伝わるものがありました。
  
在宅勤務の様子もちらっと映っておりましたが
それこそ、HOMEの様子がOFFICIALにちらっと映し出される日常になり。
自分しか知らなかった環境そのまま社会と容易につながるように
なって。
  
いろんな垣根が低くなったからこそ、いつもの自分に
自分でYESと
心から、偽りなく、
言えないことも含めて認められる
っていうのが大事。
 
 
ドキュメンタリーだけあって、玄関の
♪ピンポーン♪からカメラが回っていて、
そんなリアルを気負わずに全国放送に載せられる
それが一朝一夕ではない姿だな。。。と我が身を振り返りました。
    

インタビュー撮影時の様子

若い時はいいけど、どうして年齢を重ねると見せ方・見え方が
単純にシンプルに素敵というのが難しく感じるのか?
なんだって何度もやっていることは上手になるはずなのに、
時間を重ねるごとに回数が増える着ることや魅せ方はなぜ
複雑になっていくのだろう???

 
この解が、年齢を重ねることをプラスにする
つまり将来に、未来に希望を持てるようになる光
だ!!と
心から信じてます。
 
だから着飾りたいんじゃない。
▼その人にふさわしく、素敵な姿を一緒に形に
していく。


新卒当時の映像をご覧になっている様子


当時の資料を見ながら
アルバムで振り返っているシーンも映ってましたね


INSTAGRAM: https://www.instagram.com/a.nishihata
FACEBOOK: https://www.facebook.com/achukong/
TWITTER :https://twitter.com/atsukonishihata
 

いいなと思ったら応援しよう!

西畑敦子【パーソナルスタイリストx 国家資格キャリアコンサルタント 】
よろしければぜひサポートをお願いいたします。読者の方ともう一歩深いコミュニケーションを深めたり、濃くご覧くださっている方に向けて何をお伝えできるかより考えていくきっかけとして役立たせて頂きます。