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彼女を作りたい

おはようございます、鵡川です。
今回は本を読んだので、感想を書きたいと、思います。まあかなり話がとっ散らかって本の要旨とかなりズレてるかもしれませんがご了承ください。

僕とアリスの夏物語 人工知能の,その先へ
https://www.amazon.co.jp/%E5%83%95%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%A4%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD%E3%81%AE-%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%85%88%E3%81%B8-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC-309/dp/4000297090#

まずは簡単にこの本のあらすじを紹介します。不登校男子小学生の下に金髪幼女がやってきます。この幼女はなぜか年齢不相応な乳幼児のような行動をとります。まあこの幼女の正体は人工知能なんですけど。
まあストーリーの部分はどうでもいいです(暴論)。
実際の人間のような人工知能が直面するだろう問題をストーリーとして描き、その後に解説があるって感じの構成ですね。

よく言われてることですが、人工知能って大量のデータを扱うのには長けているけど、人間的な思考、例えば自然な会話はまだ難しいわけですよね。「AIに仕事がとられる!」みたいな言説が世の中に蔓延ってたりしますが、歴史を振り返れば産業革命時も機械によって職を奪われる人が出てきたわけです。世界史を履修していれば機械打ち壊し運動という用語を聞いたことがあるはずです。まあ人間の歴史において、洋の東西を問わず、モノが人の仕事を奪うなんてことは度々あったことは想像に難くないです。

こういう陳腐な論を述べたいわけじゃなくて、僕が言いたいのは、今の技術だけでは完全なAI彼女を作るのは不可能、じゃあどうすればできるようになるか?ってことです。オタクくんさあ、、、。全国の非モテ虹シコキモオタクの皆さんはおそらく一度は考えたことがあるはずです。「俺の嫁が画面外に出てくればなあ」と(そもそも画面外に出したところで、その嫁とやらがキモオタクに恋するかは甚だ疑問ですが)。しかし、その俺の嫁のAIを作ろうとするとき、大きな問題があります。それはコミュニケーションや知覚です。「アッ、、、自分コミュ障で、、、」とかそういう次元じゃなくて、AIにとっては簡単な指示語や文脈の理解が難しいらしいです。
そもそも僕らがそういった文脈を難なく理解できたり、モノをカテゴリーとして見ることができるのってすごいことなんですよね。例えば果物を考えてみてください。りんご、みかん、ぶどうetc…。これらは形が全く違いますが果物という集合として認識できてます。まあこの喩えはプラトニズムの説明に使われるやつなんですけども。どうでもいいけど一般教養の哲学が面白くて正直専攻変えたい、まあ哲学科に行っても研究とか就職とか考えると微妙だし、一般教養レベルで聞き齧る程度に留めておいたほうが良さそうだけど。話を戻すと我々は異なる事物にある一定の法則を見出し、概念として定義しているわけですね。この本には一応ある程度のカテゴライスは人工知能でも出来るという実験結果が載ってましたが。とにかく、当たり前だと思ってることも当たり前じゃないわけですね。
カテゴリーの話に関連して、人間はマルチモーダルに、つまり視覚だとか聴覚だとか、色々な感覚器官を通じて事物を認識しています。それに対して人工知能ってこう大きなサーバーに入ってるイメージあるじゃないですか、それだと知覚はできないですよね。知覚機能と言語機能の問題を解決すれば、画面内で自然な発話をしてくれるAIが生まれそうな気がします。

でもまだ画面の外には出てませんね。

そういったロボットの身体についての話は軽く扱われてただけで、実際どういうアプローチを用いるべきなのか分かりませんが、多分シリコンを用いるのは間違いないですね(ドヤ顔)、知らんけど。でも材料はともかくとしてどうやって人間の質感を表現するか、例えば髪、顔の造形、、、。少し前に話題になった人類を滅ぼす発言をした人工知能ちゃんも正直顔の造形がどこか不気味だった印象があります。あと3Dゲームのモデル(イメージ的には龍が如く的なやつ)もどこか違和感を覚えます。まあでもオタクくんは2次元にしか恋しないからリアルな顔の造形は求めてないかwそして顔以上に難しそうなのはおっぱい。リアルなおっぱいの質感を作ろうと思ったら、多分途中でリアルのおっぱいに満足しちゃって一生研究に戻って来ないでしょ。
ああおっぱいを揉みたい
フェミに怒られそう。ちなみに僕は男女平等主義者です。女性と弱者男性の味方です。
まあおっぱいに限らず、ロボット自体が柔らかくある必要があります。なんかの科学者が柔らかいロボットを作るとかなんとか書いてあった気がする。考えてみれば、人間も骨という硬い組織はあるものの、それ以外の部位は基本的にぷよぷよとした柔らかい組織構成されてます。固いと逆に壊れやすいって話だと思います、知らんけど。

ところでこういう人工知能の彼女を考えるとき、性器とか性行為の反応ってどうするんでしょうね?また下ネタ、、、とかじゃなくて割と真面目に。究極的に言えば、感情を持つのか?みたいな。知覚ができるようになれば自然と快不快の感覚が生まれ、そしてそれがさらに分かれて複雑な感情表現が出来るようになったりするんですかね、人間みたいに。快不快が定義できるなら、きっとロボットもセックスで気持ちよくなったりするんでしょうか?(本音を言えばどんな下手なセックスでも機械的に滅茶苦茶に喘いでくれる方が良いかもしれない)

てかそもそも三次元で彼女を作ればよくね?なんでわざわざ人工知能の技術がさらに発展すればAI彼女も実現できる❗🤓とか考えたんでしょうかね。できるかどうか分からない技術に人生を費やすくらいなら、実際に存在する女性と付き合ったほうがいいに決まってる。
あ、おれキモオタクだった、、、。やっぱ彼女できないかもしれない。AI彼女作るか、、、。

気づいたらこんなに書いてた、、、。大学のレポートは必要字数ギリギリ(200字以上なら203字くらいだったり)なのに、、、。そして課題以上に進むこの記事の執筆。もうおれnoteで食って行こうかな。

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