あの人を勝手に思って575
階層の宇宙はしる列車とともに
錨沈めて少女は踊る
夕焼けがふわりとあの子を抱きしめた
明日の君に ことばを送る
(月夜+雨)× 写真÷映画
SF代入 解を求めよ
攻略法 探す勇者の 旅の果て
新たな書き手の標となりて
幸せを熱く歌いしその熱と
母なる愛が世界を照らす
情熱にふたさじ入れた好奇心
綴る手紙が繋ぐ縁を
何気なく過ぎ行く日々のアイ集め
コころぬくめる美味しい世界
突然の短歌7首です。蔦縁です。タイトル575って言ったけど57577でした。
いつもお世話になっていたり、一方的にファンだったりするnoterさんをイメージして(勝手に)短歌を……よみました……。本当はもっと詠みたい方たくさんいるんですが、この後解説も書く予定でそうなると文字数が半端ないことになるので、今回はとりあえず7首失礼いたします……!
ここから解説(という名のただ語りたいオタクの独り言)です。
短歌をぽちっと押すとその方の記事に飛べます。おすすめしたいんです。
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階層の宇宙はしる列車とともに錨沈めて少女は踊る
「階層」=グラデーション。「宇宙(ソラ)はしる列車」はリンク先の作品。めっちゃ好きです。「錨沈めて」は、初めてこの方を知るきっかけになった生き物の名前をどうにか組み込みたかったことと、この方の初期の作品を読み返していたときに抱いた印象から来ています。SNSで交流させていただく中で抱いた印象は「朗らか・天真爛漫」だったのですが、実はそれだけではない深く潜った先の心の機微なんかも描く方なんだなぁと思いまして。海深くから空高くまで様々な色合いを持てる方なんだなぁと思ってます。「少女は踊る」は勿論こちらです。
夕焼けがふわりとあの子を抱きしめた明日の君にことばを送る
もうすでにこの方に関してがっつり語ってるんですけどね!個人的に1日の空の中で「夕焼けオレンジ」が一番しっくりくるんです、この方。アイコンイメージもあるけど、全体を通してあったかい感じがするんです。言葉っていうより「ことば」、それでそっと誰かを抱きしめてくれそうな、そんな雰囲気。ひたむき、というか。飾らないこの方の言葉がね、じわぁと心に染みるんですよね。まさにオレンジ。極力短歌の中に難しい単語を使いたくなかったのは、どの年代にも、そう、「子どもにもわかる、伝わる表現」にしたかったからですね!小さいこだわり。
(月夜+雨)× 写真÷映画 SF代入 解を求めよ
短歌のリンク先の記事を初めて読んだとき、携帯から見ていたので最初その仕掛けに気づかなくて!最後の方になって「え……?嘘……?まじ?」とびっくりし、後程パソコンで読み返しました。鳥肌でした。同じコンテストに出されていたもうひと作品も印象深く、数学的な印象がずっとあったので短歌も問題風に。それから記事を拝見した中で、ピンときたキーワードで式を作ってみました。万年筆ってかっこよくないですか???がっつり作りこまれた作品も素敵なんですが、合間のエッセイも読みやすくてよく拝見しております……!引き出しがすごく多そうな方だなぁとも思ってます……!
攻略法 探す勇者の 旅の果て 新たな書き手の標となりて
初期からお世話になってます!!noteマップを冒険してる主人公!っていうイメージが頭から離れませんね……。心理学に元々興味があったので、このシリーズは読みやすくて助かってました。ゲーム記事あたりからのイメージで「攻略法」「勇者」のワードを連想、ひとつの企画をきっちり終えて、次!って進む姿が本当にひとつずつゲームを攻略してる感ありますね。人に対する壁がなく、懐深く感じるお人柄も、きっとnote始めたてで右も左もわからない!っていう人の標になるんだろうなぁと思っております。
幸せを熱く歌いしその熱と母なる愛が世界を照らす
愛と情熱の人!っていうイメージがあって。この方は朝日なんですよ。1日が始まる!!って感じですごく好きなんですって表現で伝わってほしい。推しについて語る人ってどうしてこうも輝いてるんでしょうか。眩しい。その熱量が周りに伝わって、新しい世界を知る人が増えて、結果的に世界をも照らすんですよね。お子さんとのエピソードもほっこりしながら読んでいます。いつかその歌声を生で聞いてみたいなぁなんなら合わせて踊りたいなぁなんてひっそり思っていたりします。ここで言います。
情熱にふたさじ入れた好奇心綴る手紙が繋ぐ縁を
……いやふたさじどころじゃないと思うんですこの方の好奇心!ただその好奇心の出方がこう、カラフルポップなサーカスへようこそ!……って感じじゃなくて。淹れたてあつあつのコーヒーに、人よりも多めに好奇心が溶かされている感じ、というか。じわっと広がってくイメージなんですよね。そして、手紙を「書く」よりも「綴る」がしっくりきます。綴るって、【言葉を連ねて、文章・詩歌をつくる】という意味合いともうひとつ【つなぎあわせる】があって。この方が繋いできた縁で織り上げた世界って、見る角度によって色も光り方も変わってきそうなそんな空気があります。
何気なく過ぎ行く日々のアイ集めコころぬくめる美味しい世界
ウィークリー、毎週楽しみでいつもひっそり追ってます。ファンです。ふと過ぎていく日常の切り取り方が好きなんです……こう、心がほわっとします。読んでいてほっこりするんです。「あっためる」じゃなくて「ぬくめる」なんです私の中で。ぬくぬくになります。かと思えば、小説に潜んだ甘いけどちょっと痺れるような中毒性にもやられてしまっています。この方と言えば!なキーワードを短歌の中に潜ませたかったんですが、ちょっとあからさまかもしれない。
魅力的な方が多いんですよこの世界線。読めば読むほどいろんな世界に出会えて、旅してる気分になります。それと同時に、他の方の記事を読めば読むほど、相反して?といえばいいのかしら。自分が見えてくる気がします。このジャンルは書けないな、とか。この題材なら書けるかもしれない!とか。
いつもすてきな文章を、私の知らない世界を見せてくださってありがとうございます。これからも楽しみに読みに伺わせてください……!
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。何かあなた様の心に残せるものであったなら、わたしは幸せです。