【2ヶ月で勝つ】ITパスポート勉強法【短期戦！】
オンライン事務をしています、あちと申します！
本日は2024年12月に受験したITパスポートについて、子供がいても！仕事をしていても！2ヶ月で受かった勉強方法をご紹介したいと思います。
また、オンライン事務をしている私の受験理由、実際に合格してからの活用方法などもお届けいたしますので、受験に悩んでいる方がいらっしゃればぜひ最後までご覧ください♪
◎この記事で分かること
①ITパスポートの簡単な試験概要
②総勉強時間と使用教材
③2ヶ月の勉強スケジュールと苦労した点
④ITパスポートを受験した理由とその後の変化
◎記事の概要
●ITパスポート試験の概要
◎ITパスポートとは？
…ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験。
ITの基礎、組織運営の基本、ビジネスの理解に対する3つのジャンルに分かれて出題され、知識を深めるための初めの一歩にふさわしい資格。
【受験要領】
開催場所：全国（随時実施）
受験料：7,500円
必要な勉強時間：100～180時間
合格率：約50％
毎月全国で開催されているため気軽に受験ができ、国家試験としては合格率も高いことから、注目されている資格です。
詳しくはITパスポート試験のHP（リンクあり）をご覧ください。
●総勉強時間と使用教材
ここからが本題です！
まずはざっくり知りたい方に、必要な情報を画像でお届けいたします。
もっと詳しく知りたい！と思われた方は本文にお進みください♪
◎総勉強時間
トータルでかかった勉強時間は大体80時間前後となりました。
1日あたりで計算しなおすと、約1時間強となります。
しかし、私の場合は毎日1時間勉強していたわけではなく、少ない日数で2時間前後の勉強時間とるようにしていました。
また実際にテキストを開いたり、パソコンで過去問を解いていた時間は、おそらく65時間前後です。その他の15時間程度は、家事をしたり犬の散歩をしながらの聞き流しで学習をしました。
家事育児仕事、とにかく時間がない主婦は「ながら勉強」が肝です！
◎使用した教材
使用した教材は以下の通りです。
・かんたん合格 ITパスポート教科書＆必須問題
・かんたん合格ITパスポート過去問題集
・過去問道場
・トシゾーさんのYouTube
【教科書と問題集】
かんたん合格シリーズで揃えました！
こちらは実際に書店に行き、いろいろな参考書を開いてみて決めました。
色の使い方や学習の進め方など、参考書にはそれぞれ個性があります。
相性もあると思うので、実際に見て決めるのをおすすめします。
【過去問道場】
ITパスポートを受験する方なら知らない人はいないのでは？！と思うほど、みなさん活用されているサイトです。
PCでもスマホでも開くことが出来ますので、寝かしつけ後どうしても動けない時など、ベッドで過去問を解いたり解説を読んだりしていました。
過去問道場はこちら！
【トシゾーさんのYouTube】
聞き流し学習の際に非常にお世話になりました。
曖昧だった単語の理解をグンと上げてくれたコンテンツです！
内容を網羅した講座や、分野別の頻出単語、追加範囲の説明など無料で視聴させていただくのが申し訳なく思うほど、充実しています。
●2ヶ月の勉強スケジュールと苦労した点
①参考書と問題集
②過去問道場
③トシゾーさんのYouTube
ここからは上記3つの教材を使って、どのよう勉強を進めたか、より詳しくご説明いたします。
👍おさらい👍
・7歳5歳のワーママ
・勉強期間は約2ケ月
・トータルでかかった勉強時間はおおよそ80時間前後
・毎日勉強は×、出来るときに2時間前後の勉強時間を取る
✐最初の勉強計画✐
◎1ヶ月
０～14日 → テキストを一巡する
15～30日 → 3年間の過去問を解く
◎2ケ月
30～45日 → 苦手克服と問題集を解く
45～60日 → 総まとめ、自信をつける！
いざ試験へ！
”最初の”とつけているあたり、違和感を感じられたのではないでしょうか。
ご想像通り、計画通りには進みませんでした。
ここで実際の勉強スケジュール共有の前に、今回の試験で苦労した点を先に挙げさせていただきます。
◎苦労した点
①想像の何倍も難易度が高い！
ITパスポートについてリサーチした際に、以下のような言葉を見ました。
・ある程度ＩＴ関係の知識があれば合格は容易
・合格率は50％と高く、比較的難易度の低い試験
・ＩＴ関係としては登竜門的な資格であり、初心者にも挑戦しやすい
リサーチ後は「頑張れば取れそう！」「ＩＴ関係に抵抗もないし、少し経理もしていたから有利に働きそう！」と前向きな印象を受けました。
実際に過去問もいくつか解いてみて、「これならいけるぞ！」と確かに思いました。
ところが。
いざ勉強を始めてみると、横文字、聞いたことのない専門用語、ややこしい単語の数々、さらには数学的な問題まであるではないですか。
公式の情報として合格率50％とありますが、個人的な体感としては30％程度で、あとは運が良かっただけなのでは！？とずーーーと思っていました。
※ＩＴパスポートは四択の選択式です。
②思った通りに勉強が進まない
今までの経験から分かっていました。
・子と一緒に寝落ちしてしまう
・ようやく訪れた一人時間に勉強をする気にはならない
・気合で勉強を始めても全く頭に入ってこない
・平日の休みに取り戻す！と息巻いて結局やらない
ママあるあるですよね…？
明日でいっか、を繰り返し、どんどん迫る試験日。
2週間前の時点でも自信があるとはいえず、試験日をずらそうか、本気で考えました。
私の場合は年内最後の試験日に申し込んでいたため、年が明ける前にどうしても合格したく（次の年に持ち越すのはなんとなく気持ち悪い）気合で乗り切りました。
※ITパスポートは試験日の変更が可能です。
どうしても勉強が追い付かない場合は延期するのも手だと思います！
③過去問通りに出題されることはほぼない！
勉強スケジュールでも詳しく触れますが、ITパスポートの出題内容は同じ答えであっても角度を変えた方法で出題されます。
<例> 答え：りんご
令和5年春の問題
以下の中からりんごの特徴に当てはまるものを全て選びなさい。
a：赤色である
b：最も生産量を占める県は青森県である
c：世界の生産量としては中国が最も多い
令和6年春の問題
以下の中からりんごの特徴に当てはまるものを一つ選びなさい。
a：ビタミン群の中でもビタミンCを豊富に含んでいる
b：皮ごと食べることによりカリウムの量が2倍になるといわれている
c：炭水化物の含有量が最も多く、主食の代わりとされている
という感じで、過去問の丸暗記では新しい問題は解けません。理解したはずが違う問題となると答えられない、ということが続き、なかなか自信に繋がりませんでした。
◎実際の勉強スケジュール
というわけで、理想のスケジュール通りに進むはずもなく、日々調整しながら合格に向けて勉強を進めていきました。
✐実際の勉強スケジュール✐
◎1ヶ月
０～14日 → テキストを一巡する
15～30日 → 3年間の過去問を解く
◎2ケ月
30～45日 → 5年間の過去問を解く（各分野）
45～55日 → オリジナル問題を解く
YouTube聞き流し学習を始める
55～60日 → 計算問題＆とにかく苦手をつぶす
期間に応じてもう少し詳しく解説をしていきます。
★０～14日 → テキストを一巡する
「ITパスポート 勉強方法」と調べると口をそろえて「まずはテキストを読んで概要を掴みましょう」と書いてあったので、素直に言うことを聞くことにしました。
確かに、試験内容の全貌や苦手そうな分野や得意そうな分野が何となく把握でき、必要な工程だったと感じます。しかし読んだところで内容はあまり頭に残らないため、期間は1週間以内で済ませて良いと思います。
★15～30日 → 3年間の過去問を解く
テキスト、問題集は使わず過去問道場で3年分の出題傾向を見ることにしました。過去3年間を指定、ランダムに並び替えて解いていきました。大体一回を3～5日間かけ、3セット繰り返しました。
3セット目にはなんとなく答えが分かるようになり、点数も上がります。しかしここではまだ記憶を頼りにしているだけで、答えの意味を理解していません。
私はこの時点で過去問通りに出題されることはほぼないのだと気づいておらず、なんか手ごたえが感じられないなぁ、と釈然としない気持ちでいました。
★30～45日 → 5年間の過去問を解く（各分野）
明確に苦手な分野でもあるのか？と、苦手の洗い出しに入ります。
ITパスポートには3つの分野があるのですが、その内のどれかが足を引っ張ているのだと思い、各分野ごとに5年間の過去問を解き始めます。
ここで過去問通りに出題されることはほぼないと気付いていれば、もっと単語の整理や理解が進んだかなと感じます。
★45～55日 → オリジナル問題を解く
YouTube聞き流し学習を始める
「ちょっと待って！全然理解できてないし点数が伸びないよ！？」
試験2週間前、総仕上げしなければならない時期にも関わらず、合格のイメージが全くつかめずにいました。これはとにかく隙間時間は全て勉強にささげようと、ここにきてYouTube聞き流し学習を開始。
・犬の散歩をしながら
・洗濯物を畳みながら
・洗い物をしながら
とにかく聞き流しまくりました。
それもたくさんの情報に触れられるように2倍速で流しました。
私が聞いていたのはトシゾーさんの
令和6年度 ITパスポート 1番わかるオンライン講座【YouTubeで完全無料】
（リンクあり）です。
耳で聞きながら、持っている情報と重ね合わせることで、一気に理解が進みました。時間のない主婦さん、ワーママさんはぜひ初期段階から取り入れてほしいです！
ここにきてようやく、過去問通りに出題されることはほぼないと気付き、たくさんの問題にふれられるよう問題集に手を付け始めます。
⚠注意⚠
たくさんの問題に触れるために、過去問題を掘り下げるのはおすすめしません。ITパスポートはシラバスという基準に沿って出題されています。過去に戻るほどシラバスのバージョンも古くなるため、問題の鮮度も落ちてしまいます。
★55～60日 → 計算問題＆とにかく苦手をつぶす45日
習得度は70％あたりまできました。試験が5日後に迫り、出来ることも限られてきます。まずは頻出単語から、少しでも自分の知識に違和感があるものは書き出して整理をしました。
この時にもトシゾーさんの「【聞き流しOK！】ITパスポート英略語 分野別」聞き流し、理解を深めていきました。
「計算問題はいさぎよく捨てよう！」と早々に決意した私ですが、一問でも無駄にしたくないという思いから、一日だけ計算問題の時間を作りました（多分この時間のおかげで二問解けました！）
★そして試験当日
習得度は70％程度のまま、試験に臨みました。
120分の試験時間を目一杯つかい2度見直しをしましたが、自信をもって回答できた問題は5割くらいでした。(やめておけばいいのに数えました）
最後、提出ボタンを押すと即座に採点されて合否が分かります。
私は制限時間まで解いていたため自動でボタンが押下され、一瞬で画面に結果が映し出されました。
「760点」の数字を確認したときは、少し泣きました。
◎おすすめの勉強スケジュール
まず、2ケ月よりは3ヶ月合った方が余裕をもって受験できると思います。
逆に3ヶ月以上あると、中だるみからやる気を損なってしまうかもしれません。
もう一度受けるなら、こうする！
◎1ヶ月
０～10日 → テキストを一巡する
10～30日 → 5年間の過去問を解く（各分野）
YouTube聞き流し学習を始める
◎2ケ月
30～45日 → 混乱する単語の整理、ばらばらになった情報を繋げる
問題集着手
45～55日 → 苦手を徹底的につぶす、様々な問題に触れる
55～60日 → 最終調整
●ITパスポートを受験した理由とその後の変化
最後に、オンライン事務をしている私がITパスポートの受験を決めた理由と、その後の活用方法についてお届けします。
◎ITパスポートを受験した理由
一番は「自分のITリテラシーの低さに危機感を覚えたから」でした。
情報漏洩や、著作権、守秘義務や営業秘密について、私は何も知らないまま、ぼんやりと作業をしていました。
何か問題が起こったわけではないのですが、問題が起こってからでは遅いのだと、ある日突然思いました。
・少しでも基礎知識をつけて、避けられるトラブルは回避したい。
・クライアントさんに不要な心配をかけたくない、迷惑をかけたくない。
そんな思いから、さまざまなジャンルの知識を幅広く得られるITパスポートの受験を決めました。
◎その後の変化
前述のとおり、自分の知識を少しでも上げるために受けた試験ですので、これといって活用していないのが現実です。就活中であれば、やる気をアピールできるかな？程度で、ものすごく有利に働く資格でもないと認識しています。
でも「SSID？」「IPアドレス？」レベルであった私の知識は確実に増えましたし、「過去の職場の戦略はあの方法だったのだろうか？」と考えたり、「もしこのデータを分析するとしたらどの方法が適しているだろう？」と思い返したり、今までにない思考も出てくるようになりました！
●まとめ
ITパスポートはIT業界の就活ではあまり有利には使えないと聞きます。
また、オンライン事務をしている私にとっても必須資格とは思いません。
ただパソコンを使い、大切なデータを取り扱う仕事をしている以上、インターネットや大事な仕事道具の仕組みは理解しておく必要があると思っています。
受けて良かった！
受かって良かった！
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