恩を仇で返す人
私は泣いた
初めていだいてはいけない殺意を知った
とある日の事だった。
バイトを終え彼氏が待っている家へ帰った。とある人に言われた言葉
○○と会っていた
会ってイチャイチャしていた
浮気だ
彼氏のこと馬鹿にしている
その言葉を聞いた時私自身も理解が出来なかった。
私の心の中で何かが、積み上げていた何かが
音を出して崩れていった
気づいた時には泣いていた。
“○○と会っていた?”
“イチャイチャしていた?”
“浮気?”
“彼氏を馬鹿にしている?”
会ってもいないのにどうやってイチャイチャしろと。会ってないのだから浮気もしていない。
○○も私も会ってないと証拠を出せる。
そしてとある人に直接言われた
自分がそんなことしてるからだ
その人は私を嘲笑うようにそう言った
殺意が湧いた
何を我慢しても何を頑張ってもずっとなんて続かない
恩を仇で返す人。
そして次の日、とある人が彼氏に
ごめん
そう言った
ごめんと言っても手遅れなことがある
言った言葉は凶器になる
傷つく人がいる
この先、何があっても言われた事、された事を
私は忘れない
そしてあなたを恨んでいることも
ずっと忘れないだろう
いつかあなたを地獄のどん底に突き落とす
そう思ってる私は人間なのか
悪魔なのか