SNSノマド。

2025年1月7日の集計によれば、日本の全年代で利用されているSNSのランキングは、

1位：LINE 93%
2位：YouTube 88%
3位：Instagram 49%
4位：X（旧Twitter） 46%
5位：Facebook 33%

https://www.hottolink.co.jp/column/20250106_114872

だそうな。
LINEも広い意味ではSNSかもしれないけどちょっと横に置いておいて、それ以外だとYouTubeが圧倒的に多いことがわかる。
そりゃそうか、とも思うけど（高齢者がYouTubeから陰謀論にハマるとかいう話も聞くし）実はわたしはあまり見ない。
では何をもっとも見ているかといえばXである。
いや、X「だった」。
2008年から利用しているから、かれこれ16年ほどになるだろうか。
その間、差別的なユーザーはブロックし、広告は非表示にし、ミュートするキーワードも多数登録して、住みよい環境を作り上げてきた。
なので、オーナーがマスクに変わっても、トランプのアカウントが復活しても、課金制が導入されても、なんとか無課金で頑張ってきた（単にそのまま使ってただけだけど）。
しかし、ここ一年くらいで我慢の限度を超えてきた。
まず、アルゴリズムが変わって、ハッシュタグをたくさん使う人、自分のポストをリポストする人をシャドウバンするようになった。
仕事やイベントの告知に利用している自分としては、それを禁止されるとあまり使う理由がない。
実際、わたしのアカウントはシャドウバンに近いことになっているようで、フォロワーすら検索しても引っかからないらしい。
なぜイーロン・マスクがそうするかといえば、無料で広告するな、やりたいなら金を払えということだろう。
タイムラインに出てくるいわゆる広告を非常に不快に思ってる身としては、その方向性はついていけない。
さらにいえば、何が腹が立つって「この広告に興味がない」というボタンがありながら、押しても同じ広告が繰り返し出てくること。
長期にわたって個人情報を提供しているのだから、せめてわたしの好みを把握しやがれ！　真面目にやれ！　と檄を飛ばしたくなる。
しかし、檄を飛ばす代わりに新しいSNSが登場するたびにアカウントを作った。
mastodon、bluesky、Threads、そしてまさかのmixi2 。
とはいえ、帯に短し襷に長し、結局しぶしぶXを見ていた。
ところが、先月くらいから本当に見なくなってしまった。
代わりに見ているのがtiktokである。
いや、tiktokをよく見ている話は前にも書いたけど、Xを見ないぶん、さらに比重が上がってきた。
試しにiPhoneのスクリーンタイムを見ると、この日、月、火の3日間でtiktokを見ていた時間は11時間54分。
対するXは1時間13分。
約1/12である。
わたしのなかで静かにXが終わりつつある。
ということなのかもしれない。

ところでTikTokといえば、今アメリカのユーザーたちがパニックになっている。
安全保障を脅かすという理由で、この19日にアメリカ連邦局がTikTok禁止令を発効するといわれているのだ。
というわけで、5年間毎日投稿していたのにこれからどうやって生きていけばいいのかわからないと泣く男性、アプリのロケーションの項目をカナダにすればいいという人、そもそもデバイス内のアプリが消えるわけではなく更新ができなくなるだけだと諌める人など、さながら阿鼻叫喚の様相を呈している。
大変そうだなあ、と思っていたら何やら風向きが変わってきた。
どうもTikTokの中国の親会社「バイトダンス」がアメリカ事業をイーロン・マスクに売却するかもしれないらしい。
おいおいおい、よりによってTwitterをめちゃくちゃにしたマスクにだと！？
冗談も大概にしてくれえええ。
まあ、日本のユーザーにどう影響が出るかわからないけど、広告だらけになるとか、無駄に対立を煽るようにタイムラインの表示をいじるとかしてきたらもう離れるしかないかも。

来月あたり「やっぱりmixiが落ち着くわ」とか言ってたりしてね。

【本日のスコーピオンズ】
74曲目「Lovedrive (2015 - Remaster)」
7th アルバム『Lovedrive』（1979）より。

え、なんだろう、アニメの主題歌みたい。
『北斗の拳』あたりがハマりそう。
君たちはこの方向性で本当にいいのか？？
プロデューサーの言いなりになってはいないか？？？？
目を覚ましてくれ！！！！！

感想は以上です。