清里の二日目。
というわけで、たぶん誰も待ってないけど清里旅の後編を書く。
前回は実は前編だった。
ということにしよう。
2日目は、うって変わって清里の大自然と動物に触れる計画を立てた。
とにかく、滝。
そして、森。
あと、牛。
シンプルである。
まず朝ごはんを食べたら、坂を下って清泉寮ジャージーハットへ。
ここは大展望のテラスがあって併設されたパン工房のパンなど軽食が楽しめる。
ごはんを食べたばかりなのになぜ向かったかといえばプレミアムソフトクリーム無料券を4枚ももらったから。
2人で2日、毎日消費するミッションが自動的に課せられたのだ。
別に使わなくてもいいっちゃいいが1つ900円もするとわかれば食べねばという気持ちになる。
実際、プレミアムというだけあって濃厚なクリームとリッチなコーンが重すぎず軽すぎず、絶妙な美味しさ。
思わず富士山とソフトクリームのコラボ写真を撮る。
その後、清泉寮ファームショップに向かったところ、なんと水・木休み。
ちなみに前回紹介した清里マップを買い足そうとミルクポットに再来店したところここも水・木休みだったので、清里の定休日のスタンダードかもしれない。
行かれる方は気をつけてほしい。
お腹がいっぱいになった後は、吐龍の滝に向かう。
滝があることを前日に知ったが、このところtiktokの川の音を流して寝ているわたしとしては訪ねるのはマストである。
車で15分ほどで着いたので、清里はスモールタウンだねなんて行ってたら、駐車場から延々山道を歩くことに。
とはいえ、澄んだ空気と木々に囲まれて最高に気持ちがいい。
こんなところで神隠しにあったらどうしようと楽しい想像をしているうちに滝に到着。
吐龍の滝は落差10m、幅15mとそんなに大きくはないが、小さい段がいくつも重なっていたり「吐龍」の名の通り龍が糸を吐いたような細い滝が何本もあったりして日本庭園のように美しい。
しばし動画を撮ったり写真を撮ってから山道を戻った。
次に向かったのはまたもや車で15分ほどのウェルシア北杜大泉店。
実は思ったより寒くて着いた日からタイツが欲しかった。
が、コンビニには靴下しかなくて、清里の人はどこでタイツを買ってるの!? と検索しまくって多分あるだろうという店がここだったのだ。
タイツはあったが、どうせならと前から欲しかったメディキュットを購入。
無駄にむくみをとりつつ、今度は美し森展望台へ行くことに。
ここがちょっと謎で、地名はすべて「美し森」だが、売店などは「美しの森」と書いてある。
「美しの森」なら聞いたことあるけど「美し森」と同じなのか、別の場所なのか判然とせず。
でもまあ、展望台というからには景色がいいんだろうということでまたもや車で15分ほど走って到着。
駐車場には観光バスが停まっていて、中高年が次々に降りてくる。
皆一様にハーハーしながら「途中までしか行かなかった」と言う。
どれだけ大変なんだろうと恐怖したが、登りやすい階段なのと途中にベンチが設置されているので思ったほどキツくはない。
4/5ほど登ったところで広い踊り場のような場所があり、かなり眺望もいいので夫はここで断念。
わたしはあと少しだからと頑張って頂上まで登ったところ、唖然とする光景が。
石碑があるだけで、草ぼうぼうで景色も見えないし錆びた売店は閉まってる。
手入れというものを放棄したらしい。
だったら踊り場のところに「この先、大したものなし」って書いておいてよおおおと思いつつ、おとなしく下った。
そろそろ夕方、晩ごはんの店を探さなければならない。
というのも前日に都会の気分で20時ごろにお店を探したらどこも閉店という苦い経験をしたためで、16時頃から検索し始めたのだが……。
レストランを探す場合の、清里ならではの困難さをここでぜひとも訴えたい。
①どの建物もログハウス風で、店なのか別荘なのか外から見てもわからない。
②Googleなどで調べても営業時間や定休日が載っていない。
③車で走っていると「うどん」「定食」とか看板はやたらたくさん出ているが、行ってみると閉まっていて、それが昼休みなのか定休日なのか閉店してるのかわからない。
とにかくわからないことだらけなのである。
清里復興を目指すのであれば、まずはその点を改善してほしいと切に願う。
というわけで、何店舗も空振りした挙句、やっと一軒のお店を発見。
といっても道路から外れた山深い私道を入って、17時開店のところ17時に暗いお店のドアを開けて声をかけたら電気をつけてくれて開店という寸法。
でも、岩魚の塩焼きと栗ご飯の秋御膳がとても美味しかった。
というわけで、大満足で宿に戻ったのであった。
3日目も盛りだくさんだったけど、日記を続けるかは未定。
【本日のスコーピオンズ】
67曲目「Top of the Bill (Live27.04.1978)」
6th アルバム『蠍団爆発!! スコーピオンズ・ライヴ Tokyo Tapes(Live)』(1978)より。
めちゃくちゃ盛り上がってるなあ。
いいなあ。
途中のドラムソロと「ヘイ!」「ヘイ!」の掛け声、絶対楽しいやつやん。
「学園天国」ばりの「ヘーイヘイヘイヘーイヘイ」はGary U.S. Bonds"New Orleans"が元ネタなんだ、知らなかった。
とにかく楽しそうとしかいうことはない。
感想は以上です。