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コーチングって、秘宝の採掘みたい。
2022年末から、自分を活かして働きたい想いが強くなっている私は、2023年の年明けに、コーチング体験セッションを受けたという話を以前書いた。
コーチングの先生は風井麻希さんという方で、先月も起業に関するプチ講座を受け、その特典としてのコーチングセッションを本日受けた。
zoomといえど、お会いするのは3回目。
「あぁ、またお会いできた!」と胸がときめく。
カードを使ったコーチングで、自分の「強み」にスポットライトを当てていく。
結論から言うと、自問自答しているだけでは絶対に気づけなかった、
潜在意識を顕在意識にまで引っ張り上げてくれるような、
ものすごい威力を感じるコーチングの時間となった。
「え?私こんなこと思ったことなかったよね?いつからこんなこと思ってた?」というちょっと混乱するような気づきの体験。
今回自覚した自分の強みの中に「素直さ」というキーワードが出てきて、私は不意に「素直さ、正直さなら負けないな」とまで豪語したのだが、
はて。「素直さ」とは一体なんだろう、という疑問に急にぶち当たった。
考えているうちに、
「私の良さは、素直さだけど、人のための素直さだったような気がする。
自分を大切にするために使ってみようかな」
などという、まったく思いもしなかった言葉がスラスラと自分の口から出てきたのだった。
後から調べてみたら、「素直」って意外にいろんな意味があった。
す‐なお〔‐なほ〕【素直】 の解説
[形動][文][ナリ]
1 ありのままで、飾り気のないさま。素朴。
「―なる山家 (やまが) 育ちのたのもしき所見えて」〈露伴・風流仏〉
2 性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順。「―な性格」「―に答える」
3 物の形などが、まっすぐで、ねじ曲がっていないさま。「―な髪の毛」
4 技芸などにくせのないさま。「―な字を書く」
5 物事が支障なく、すんなり進行するさま。
「餌食を―に与へざれば、痩せおとろへてぞありける」〈仮・伊曽保・下〉
私にとって「素直さ」は、この中の2番目の「従順さ」のことをずっと指していた気がするのだ。誰かを喜ばせるための素直さ。
今日、突然気づいたのは、1番目の「ありのままで」という意味の素直さが自分には必要なのではないかということ。
そうなのだ。
「自分を大切にして」
「自分の思いを優先してあげて」
「自分の機嫌は自分で取ってあげて」
「そんなに人に尽くしたり合わせたりしなくていいんだよ」
そんなことを、いろんな人たちから言われても、それでも
「自分を大切にするってどういうことだろう」とふに落ちないまま40歳になってしまった私。
だけど、自分を活かして誰かの役に立とうと思ったら、自分を大事にして、自分自身のマインドを整える術を知らないと、どこかで崩れてしまうだろう。お役に立てないどころか迷惑をかけかねない。
そうだ、先日それで業務委託の会社に迷惑をかけたばかりじゃないか。
そこで風井さんは、
「とにかく自分と向き合う必要性」について強調してくださり、「そうか、私もまだまだ、自分の内面の深掘りを続けていく必要性があるのか」と痛感した。
その深掘りの1つの手段として、私もカードコーチングを学んでみようかな、と決めた。
脳内で、サカナクションの「新宝島」が鳴り響く。
必ず私は、私を、私の宝島に連れて行く。
そんなイメージが湧いて、勇気が出たのだった。
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