【学生必見!】国際協力NGOのインターンを通して見えたこと
こんにちは!インターンのあおいです。
今回の記事は、インターンに参加するまでの経緯や業務内容等をインタビューし(2023年3月にインタビュー実施)、ACEのインターンについて紹介する記事です。
実践として学びたい!
ーACEでインターンをすることになったきっかけや経緯を教えてください。
Mashiro:インターンに参加したきっかけは、元々タイに住んだことがあって、現地で児童労働を目の当たりにし、児童労働に対する問題意識を抱き続けていたからです。
当時の経験から国際協力について学びたいと思い、上智大学の総合グローバル学部に進学しましたが、学問としてだけでなく実践として学びたい気持ちがあったのと児童労働に関心があったので、大学のプログラム(インターンシップ科目)を通してインターンに応募しました!
これからは知識を実践に。
ーインターンの業務内容について教えてください!
メディア掲載実績のウェブ用原稿作成というのは、ACEの活動がメディア等で取り上げられたことをウェブサイトでお知らせするための原稿を作成する作業です。
ーインターンを開始する前になんとなくやりたいことや学びたいことがあって、担当の部門に入っていると思うのですが、実際にインターンを経て、達成度はどれくらいだと思いますか?
Mashiro:インターン参加前にやりたいと思っていたこととして、
を挙げました。
③をやりたいことの一つに挙げた理由としては、児童労働はあまり知られていない課題の一つであると思っていて、日本でも児童労働は存在しているけれど身近に感じられずに、「海外の問題である」という認識が人々の間にあると感じていたからです。
全体の達成度としては、80%ぐらいだと思います。
その理由は、インターン参加前に掲げていた①と②については日々の業務を通して学べたと感じているからです。IGの投稿・ストーリー作成・メディア掲載実績のウェブ用原稿作成の過程において、一つ一つ記事や内容を確認するのですが、児童労働の問題や個人にできる行動のヒントがありました。
③の情報発信のアプローチについても、作成した広報物に対して担当スタッフの青井さんがアドバイスをしてくださり、知識として学ぶことはできました。でも、実際に自分が実践するとなると、まだまだ伝えられていなかったり、もっと工夫できたなと思うところがあったりしたので、知識としては学べたけれど実践として行動出来なかった点から80%ぐらいにしました。
ACEスタッフ一人一人の誠実さ
ーオンラインインターンでの活動はどうでしたか?
Mashiro:最初はオンラインでのインターンに不安はあったんですけど、毎週勤務日に青井さんとの進捗確認ミーティングがあり、1週間の業務内容の確認や何か不安に思っていることをざっくばらんに話せる場を設けてくださったので不安は解消されました!
あと、毎日「昼ミ」(「昼ミーティング」の略称:毎日お昼休憩後にスタッフ・インターンがオンラインで集まり、全体への連絡事項の共有などを行う「昼礼」。出勤者の点呼を兼ねて、日直が出す「お題」についてのトークをするのが通例となっている)があるので、そこでスタッフのみなさんと顔合わせすることができたり、お題に対する回答で人柄を知ることができたりしたので、対面イベント時でも円滑にコミュニケーションを取れて、気さくに話しかけてくださったのが嬉しかったです!
ー対面イベントに参加されたとのことですが、実際にイベントに参加してみてどうでしたか?
Mashiro:私が参加したのは、ACE25周年記念同窓会と都内で開催されたマラソン大会でした。二つのイベントに参加したのですが、イベントを通して支援者の顔が見えたのは感慨深かったです。
あと、イベントを通してACEスタッフ一人一人の誠実さ・温かさをすごく感じました。普段、プロジェクトや広報活動をしているときはACEという「団体」が活動していると認識する方が多いと思うんです。でも、イベントに参加して、支援者の方とスタッフの方が話している様子を見ていると、プロジェクトを回したり、動かしたりしているのはスタッフ「一人一人」なんだなと感じて....スタッフの誠実さが仕事をするうえで大切なんだなと学びがありました。
キャリアを柔軟に変えていい
ーインターンに参加してよかった点を教えてください!
Mashiro:自分のキャリア観が大きく変わったところだと思います!元々、NGOからの国際協力のアプローチを見てみたいという気持ちからインターンをしようと思っていて、実際にNGOで仕事をすることは考えていませんでした。
というのも、インターンを始める前に就職先が決まっていたので、学びとしてNGOを見てみたいという気持ちが強かったんです。でも、実際にACEスタッフと話してみると、国際協力とは関係ない仕事からACEに入っている方や国際協力分野でのキャリアを積んできた方もいたんです。それで、色々な経験を積むにつれて、考え方やアプローチしたい課題・問題意識も変わっていくかもしれないし、そのタイミングでキャリアも柔軟に変えていいんだなとインターンを通して気づきました。
あと、児童労働のことやNGOの意義について気づけたのも参加してよかった点だと思います!児童労働を問題だと思っていない人に対して、問題に気づいてもらうところから取り組んでいて、そういう考え方の変化は外部からの支援によって起こる現象なので、「そこがNGOの意義なんだ!」と、NGOの意義について色々気づけたので参加してよかったなと思いました!
ーそれでは、インターンを通して全体の感想をよろしくお願いします!
Mashiro:全面オンラインで働くことに少し不安がありましたが、困ったことがあったらすぐに聞ける雰囲気と体制があり、一人で問題を抱え込むことはなかったです。また、様々なキャリアを経てACEに就職したスタッフ、そしてインターンがいるので、自分自身のキャリアについて考えるきっかけになりました。どのような仕事でも、幼少期の体験から興味を持っていた児童労働へのアプローチに繋がると感じ、やりがいを感じていました。少しでも迷っている方は、是非チャレンジしてみてください!
「勇気は一瞬、後悔は一生」
ー最後にACEのインターンにこれから参加したいと思っている人や参加するか迷っている方に一言お願いします。
Mashiro:私は現在、大学4年生でもうすぐ卒業するんですけど、少しでもやりたいと思ったことがあれば、少しの勇気を出して飛び込んだ方がいいなと思います!最後に私が大切にしている言葉を紹介します。
それは、
「勇気は一瞬、後悔は一生」
という言葉です。
やらなかった後悔はすごく大きいと思うので、ほんの一瞬の勇気を出していろんなことを学べるACEのインターンに参加してもらえたらなと思います!
【インターンの募集について】
例年インターンの募集は秋に開始しており、現在インターンの募集は行っておりません。インターンの募集を開始しましたら、メルマガやSNSで募集開始の情報を随時発信しますので、もうしばらくお待ちください。
【あとがき】
インタビューの中で印象に残ったのは、「勇気は一瞬、後悔は一生」という言葉でした。私自身、国際協力に関心はずっとありながらも、実際にインターンに応募するまで時間がかかってしまったのでもっと早くに応募していれば、もっと早い段階でより多くの選択肢を考えることができたのではないかと思い、心に響く言葉でした。何か挑戦したいことがあれば飛び込んでみる、言うは易く行うは難しであると思いますが、飛び込むことで何かしらの気づきが生まれると思います。私も残りのインターン期間で悔いなく過ごせるよう頑張りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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