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「遠きに行くは、必ず邇きよりす」
こんな言葉、ご存じでしょうか?
これは、バレーボールアニメ、ハイキューの名セリフの一つですが、
実は、「儒教」。
中国の、孔子の思想をベースにした道徳、儒教の教え、なんです。
今日は、この言葉をベースに、
「何かをなすには一歩一歩順を追って進まねばならない」
小さい力って、凄いんです。って話をやっていきます。
もう知ってるって。耳が痛いから聞きたくない―、と思ずってしまいそうなところですが、
この動画を聞き終わりますと、昨日より少しだけ、コツコツ、が
できるように、なっているはずですので、
お気軽に、お聞きいただけたらなと思います。
一番最後に、絶対逃してはいけない3つのポイントをご紹介しますので、最後まで、又は、最後からお聞きいただいてもいいかと思います。
改めまして、ニュージーランドのあっこです。
もうすぐ今年も終わり、2025年がやってきますねぇ~。
新年と言えば。
みなさん、新年の抱負、なんて、やっているんでしょうか?
海外では、ニューイヤーレゾリューションなんて、言いますね。
新年の抱負、
「今年はこれをしようと思う」というものを、新年の抱負にかかげるはず、ですよね。
でも、
「今年こそは、これをするぞ」って、
毎年おんなじこと言っちゃってたりしませんか??
リサーチによると、新年の抱負、10年前と変わってません、って人、めっちゃ多いんですって笑
確かに、今年こそはダイエット!!
今年こそは、資格試験合格!!
おそらく、それが終わるときは、
達成したから、ではなく、あきらめたから終わるんではないでしょうか。。。。
さて、資格試験は合格されているといいですけどね。・
大概の場合が、ギブアップ、という形か、「もうええわ」というあきらめの念を含んだフェードアウトの仕方をしているはずです。
ま、それは、カンペキなロボットでない人間の、かわいいところでもあるんですが。
これね、あなたの脳の中で何が起こっているのか、知ってほしいんですよね。
「アホとはさみは使いよう」
関東の方では、アホ⇒バカ に変わるんでしょうか。
アホとはさみは使いよう。
大した能力がないように見える人間でも、うまいこと使えば使える人材である、的な、あんまり良い表現ではないですけれど。
脳みそもこれなんですよね。
脳みそって、ホンっと、使えないでしょ??
人生大成功!! 全部うまいこと言ってるし、狙ったゴールはいつも難なく手に入れている、って人以外は、「なんでわしの脳みそ、こんなに言う事期間ねん!」
って、思っていらっしゃるはずです。
そのヒミツ。
脳の「偏桃体(へんとうたい)」っていうモモの形したピーチ姫が
あまりにも極端思考だから、なんです。
このピーチ姫、2億年前から進化を遂げておりません。
地球に恐竜が現れたころですから、人間は存在しておらず、ザウルス時代、ジュラ紀ですかね。
その頃の哺乳類の脳に入っていたピーチ姫の記憶は、ロケットが飛んだり、インターネットで世界の裏とオンタイムで話せるような時代になった今でも、鮮明に残っているんですね。
敵はどこじゃ!!
てね。
なので、常に食うかう食われるか、そう、草食系の皆さんはよくわかると思うんですけど、常に危険と隣り合わせ。
気を抜いたらエサにされる。
ピーチ姫は常に敵はどこじゃ!!と敏感になって存在しているわけです。
なので、
今年の抱負、でかいことを言っちゃうとそれだけで
まぁ、失神してるわけです、ピーチ姫。
で、ピーチ姫が失神するとどうなるかって言うと、
私たちの「考える脳」っていう部分にエネルギー供給をストップするんです。
考える脳って言うのは、あなたのことですよ。
そう!
お察しのいいあなたは気づいたはずです。
ピーチ姫に気づかれないように、目標を見据えたらいいんです。
えぇ!!
脳に気づかれないように目標を立てることなんてできるの?
だって、考えるのは頭で、ピーチ姫も同じ頭なんでしょ?
じゃ、その部位だけを使わないってこと?
そんなことできるの???
はい。
今日のテーマは、
「科学的に証明された、偏桃体を出し抜く方法」でございます。
日本語で「改善」って言葉がありますが、
実は、最近海外でも「KAIZEN」って、使われ始めているんです。
日本で「改善」って言うと、悪いところを見つけて、それを、より良い状態にすること、って感じですが
海外では、その意味は、日本語の解釈と少し違います。
good change
continuous improvement
良い変更をしながら、継続的な向上をすることなんです。
はい。
ついに出ましたねぇ。
「遠きに行くは、必ず邇きよりす」
これですよ。
この言葉に、何万人の、いや、何百万人の人が人生を変えられたか。。。
この言葉は、儒教の教えなのですけれど、
そんなこと言っても知りませんよね。
ハイキュー!!なんです。
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主人公のヒナタは、中学でもバレー部だったんですね。
でも、部員は一人だけだったんです。
なんとか、他の部の子たちにお願いして、試合に出れたんですけど
その時に、ぼろ負けしたのが、影山飛雄って、奴だったんですね。
高校行ったら、お前を絶対にたおす!!と思っていたやつが
同じ高校に入ってくるんですね。
で、お前にだけは絶対負けへんぞ!って燃えるんですけど、一人だけが、全日本のユーズ合宿に呼ばれるんです。
もちろん残った方は焦ります。
いつも横にいると思っていたヤツが、急に手の届かないところに行ったら、悔しいし、焦りますよね。
で、どうにかせんと!と思って焦った結果、呼ばれてもいないのに合宿に乗り込んでしまう、というシーンがあるんですね。
その時に、武田先生に電話で言われるんです。
「日向君、遠きに行くは、必ず邇きよりす」
そして、言うまでもなく、常にその言葉に支えられ続けたヒナタは、ジャパン代表になるんです。
助走0歩目
泣きますから、マンガでもアニメでも、ぜひ、ご覧くださいね。
遠きに行くは、必ず邇きよりす
千里の道も一歩から
と、同じ意味です。
何事を成すにも、順を追って進まねばならないんです。
これは、宇宙のすべてのことに共通して言えます。
例えば、体重も、知らず知らずに増えてますよね。一気に10キロとか、増えないです。毎日の積み重ね。
癌細胞も、発症する5,60年前から、実はスタートしているんだそうです。
地震は建物を崩壊させますが、それは、小さなシロアリ1匹でも同じです。
岩場から湧き出る一滴の水は、いつしか岩の形を変えてしまっています。
20世紀最高の指導者と言われた、ジョン・ウーデン。
この人は、カレッジバスケットボールの指導者として、世界で最もチームを成功に導いたコーチとして有名です。
この人が、初めて入ってきた選手に1週間もかけて教えることは、なんだと思いますか?
なんと「靴ひもの結び方」だそうです。
success based on small action
彼はこう言います。
小さいことを、毎日少しずつ積み重ねれば、最後は大きなことになる。
今の時代、ぱっと劇的に変わる、簡単で、速くて、大きな変化にばかり注目が生きます。
でも、きっとそれは、昔も今も変わらないんだと思います。
だからこそ、「遠きに行くは、必ず邇きよりす」
なんて、儒教の教えができたんです。
いや、わかってるって、わかってるけどな。
そう言いたくなりますよね。
もうちょっと待ってください。うんちく言わしてください。
さて、海外で使われている言葉、「KAIZEN」は、科学的に証明されたピーチ姫を出し抜く方法、なわけですが、
ピーチ姫、脳の偏桃体に、気づかせないようにする。
どうしたらいいと思いますか?
例えば、防犯アラーム、あれって、動くものに反応して、ピーピーピーって言うんですよね。
ずいぶん昔、最新鋭の防犯アラーム VS. パントマイムのプロフェッショナルという対決がありました。
あれに反応させずに、前を通り抜けようと思ったら、そこを防犯アラームが動いていると感じないほどゆっくりしたスローモーションでないといけないわけです。
結局その勝負は、パントマイムの方が、鼻をすする、という失敗をしてしまったため、防犯アラームがそれに反応してしまったわけですが、
何が言いたいかというと、ピーチ姫が失神しないように、何も起こってないと錯覚させるほどの小さい動きが大切なんです。
もう、びっくりするほど、低すぎるハードル。
人に言ったら、これ、笑われるんちゃうかな、と思うほどのヤツでないといけないってことなんです。
100年前の世界を股にかけた講演家、マークトゥエインは、「先に進むには、まずスタートを切らなければならない」と言う言葉を残しています。
あなたのハードルの低さを知って、笑う人は、自分に設けた高すぎるハードルでビビってフリーズして結局スタートしてない人たちなんです。
だから、そんなの気にしなくていいんです。
ランニングを始めるにしても、一歩外に出ることをゴールにしてみてください。
きっと、しばらくすれば、靴を履くこと、着替えることは習慣になっているはずです。
日記を書くにしても、とりあえず、何時になったらここに座る。それが習慣になればいいんです。
習慣、というと、スティーブンコーギーの「7つの習慣」は有名ですが、実は、「1つの習慣 アトミックハビッツ」って言うのも世界で2000万部も売れている大ベストセラーなんですね。ご存じでしたでしょうか。
7つの習慣は、特にビジネス的な視点なのですが、「アトミックハビッツ」は、自己改善、小さな習慣の積み重ねが大きな成果を生むという考え方に基づいており、行動の科学を活用して習慣を改善する方法を学ぶことができます。ぜひ読んでみてくださいね。
速読できるかたは、サクッと短時間で読めると思うので、何度も読んでみてくださいね。何度もサラッと読む、が、キーですー(^^♪
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その「アトミックハビッツ」の著者、ジェームス・クリアは、
「習慣は、習慣となる前に、つくり始められなければならない」と言っています。
Be before you can do , do before you can have.
「何かを成し遂げるためにはまずそのような人物になる必要がある」
「何かを手に入れるためにはまず行動しなければならない」です。
さて、いよいよ
kaizen
コツコツタイプちゃうねんって方、わかってるけどできひんねん、ってかた。
ぜひ、この3つ、徹底的にやってみてほしいと思います。
1.プレイクダウンしてください。
これ以上分解できないほどに、ステップを分けてください。
例えば、ジョギング毎日するのであれば、ランニングシューズを玄関に出す。服を選ぶ。服を着替える。イヤーポッドを耳に入れる。聞く音楽を選ぶ。それを全部分解しましょう。
それができたら、ゴール達成です。
2.ハードルの高さは、楽しいと感じるかどうかで決めましょう。
着替えて靴履いて、イヤーポッドを耳に入れて外に出る。
すでに嫌だ、と感じているなら、もしくは、言い訳し始めたら、そのハードルはすでに高すぎるということだと覚えておいてください。
3.信念と楽観主義
この小さい一歩が、それと同等か、それ以上の未来をもたらすと、信じてください。
こんな小さな一歩、どうにもならない、と信じるか、どうにかなると信じるか、どちらを信じたところで、結局未来に行ってみないと分からないので、
未来までの道のりが楽になる考え方、略して楽観主義を選んでください。
いかがだったでしょうか。
私もねぇ。
ユーチューブ始めましたけど、ゆうて、今更ですよ。
今更やっても、もしかしたら、ただ時間を費やすだけなのかもしれない。でも、何もしなければ、何も始まらないですよね。
ユーチューブやラジオやブログは、目に見えてたまっていきます。資産ですよね。
10年たてば、10年分が貯まりますからね。
エクササイズとか、勉強とかって言うのは、それも絶対資産なんですけど、目に見えない、変化がわかりにくいってところがあるんですよね。
だから、今ジャーナリングとかが流行っているんですよね。
本が一年で何冊読めたか、1冊を何分で読めたか、という変化がわかりやすい形にすると、やっぱり目の前の一歩も進めやすいってところがありますから、ぜひ、レッスンにお越しくださいませ。
遠きに行くは、必ず邇きよりす。
チャンネル登録者さま、200名間近でございます。
皆様の何かしらの未来への変化になるように、それから、聞いているだけで力が抜けて素の自分に戻れるように、そんなことを思いながら作らせていただいています。
動画は不定期でアップしております。
見逃さないように、チャンネル登録しておいてください。
ありがとうございました。
https://rakudoku.jp/school/390.html
脳ハックでライフハック ニュージーランド教室
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人間界をもっと楽しみたい方のサポートのためのYouTubeチャンネルです! 堂々と自分を生きる人を増やしたいです! 皆さん、宜しくおねがいします。 毎週末に更新していますので、 チャンネル登録お願いします。
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・ニュージーランドの寂聴ちゃん あっこの公式LINEまだ始めていません! YouTubeではお伝えしていない情報やお知らせを発信する予定です!
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■プロフィール 武田あきこ(あっこ) 楽読 ニュージーランド (速読講師・スクールオーナー) 四柱推命協会 鑑定士 全米ヨガアライアンス認定ヨガ講師 1997年 某 会計事務所に入社 2000年 行政機関 経理部署 入職 ドロドロ離婚を経験 2010年 ニュージーランドへ移住
人間の本来の生き方を知る。 2020年 RAKUDOKUにより使命を見つける。
クラフトビール製造を夫婦で始める 2022年 速読スクール開校 現在は、ニュージーランド人の夫と二人暮らし クラフトビールを製造と、居酒屋の経営をニュージーランドの現地でしつつ、オンラインで日本人に海外視点を広げています。
✅ https://rakudoku.jp/school/390.html 脳ハックでライフハック 日本に居ながらでも、人間らしい生き方ができるヒントをお伝えしています。