初めての依頼もこれを見れば怖くない!?ドレスのデザイン依頼、成功ロードマップはコレだ(初心者向け解説/OEM編)
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
今日もお疲れ様です
アカンプリッシュ デザインワークス広報部と申します。
どんな人でも、初めての経験というのは、緊張するし、戸惑いますよね。
「こんな質問したら、バカにされるのでは?」
・
「そんなことも、知らないで依頼してきたの?」
・
「ドレスを依頼するなら、それくらい知ってて当然でしょ?」
と、脳内縫製工場の担当者は、きっとアナタに、そんな心無い言葉を浴びせているかもしれません。(いや、実際にそんなこと言う人、いないんですけどね汗)
そんな脳内シュミレーションで、勇気がでずに、依頼を躊躇している方、ご安心ください
正しい手順を踏めば、あなたのアイデアが形になる第一歩を踏み出すことができます。
accomplish design worksへの依頼をご検討されている、初心者の方へ向けて、あなたの夢への成功への道しるべとなるような、オーダーのロードマップをお教えしたいと思います。
今回は、OEM編ということで、では、早速スタートです!
1. アイデアの整理とビジュアル化
/どんな製品(ドレス)を作りたいかを明確にする
わたしたちにご依頼を考えていただく前に、まずやっていただきたいこと。それは(作りたいデザインを決めること)です!
・デザイン画や、画像など、具体的なイメージを視覚化しましょう。
デザイン画は、前/後スタイルを用意してください。
もしデザイン画が苦手であれば、無理に用意していただかなくても大丈夫です。参考画像をPinterest等から探していただき、用意していただけば、問題ありません。
もし、(わたしのデザインは、唯一無二で、この世に似たものなんてありません!)という猛者デザイナーさんや担当者様であれば、どうか凡人にもわかるイメージワードをご用意ください
/こだわりポイントを明確にする
デザインで特に拘りたい部分があれば、リストアップしておくと良いです
例えば、
「スカートのボリュームをすごく出したい」
「リボンは取り外し式にしたい」
「トップスとスカートがわかれているデザイン(セパレート)にしたい」
など、希望していることや、ここは、絶対譲れない!など具体的にお伝えください。
2.依頼したい価格(予算設定)を決める
自分がデザインしたものをつくる時には、デザインだけでなく、素材も拘りたい。いや、それだけじゃなく、あんなことも、こんなことも付けられるもの、みーんな付けられたらいいです!と、やりたいことは増えるばかり
そのこだわりの分だけ、当然、生産コストもあがります。
なので、1着あたりの予算価格をまず設定してください。
全部をイメージを盛り込んだ場合のお見積り(概算)をお伝えすることはできますので、そこが予算に見合うかどうかを検討してください。
そして、ミニマムロット(請負うための最小着数)があるということも忘れずに!
サンプル扱いとして1着〜もご注文の対応は可能ですが、その場合、ロットで発注するよりも、1着あたりのコストは大きく変わります。
まだ下の記事をお読みになっていなければ、こちらも参考にお読みください
また、予算を出していただければ、こちらから、アイデアや素材の代替案もご提案させていただくことが可能ですので、そのあたりは、先にお伝えいただけるとスムーズです
3.製作スケジュール、納期を確認しておく
ドレスの製作は、企画段階から、早くて半年、長ければ1年以上もかかることも珍しくありません。
大まかな製作スケジュールは以下のようになります。
お打ち合わせ
↓
デザインMTG
↓
素材提案
↓
トワルチェック
↓
1st サンプルチェック(修正)
↓
2ndサンプルアップ
↓
サンプル納品
↓
量産納品
ブランドのローンチなど、スケジュールがある程度、先に決まっていて、予定スケジュールを早めたい場合は、初めに教えてください。
わたしたちはサンプルチェックをアトリエ(京都)で行います。
京都までお越しいただくスケジュールを最低でも1回はお取りいただくことになりますので、そのこともスケジュールに組み込んでおいてください。
4.自社提供資材の整理と確認
/資材提供はどちらで行うかを明確にする
ドレスに使われる資材(生地、副資材)等を、ご自身(お客様)でご用意されるか、わたしたちに依頼するかをご判断ください。
レースやビーディングなども含め、わたしたちがご提案、ご用意することはもちろん可能ですが、ご支給いただいても問題ありません。
ご支給いただけば、その分、製品コストは安くあがります。
ただ、私たちはメーカーとしての専門仕入れルートがございますので、お客様がご用意されるより安値で仕入れすることが可能です。
どちらの方が、ご自身や会社様にとって良いかをご判断ください。
5.ご入金(請求)について
初めてのお客様とのお取引は、お客様もご不安なように
私たちも不安です。
ですので、まず1stサンプルドレスが上がった時点で、まずサンプル分の製作費ををご請求させていただきます。入金確認後、1stサンプルを納品いたします。
その後、修正等が入る場合、修正内容によって、追加で修正分のご請求をさせていただきます。
そして、量産納品前に、またご請求となります。
また、高額な素材(インポートレースやビーディング)をこちらでご用意する場合は、素材代はドレスとは別に先行して、ご請求をさせていただきます。
事前にお見積りをご準備いたします。その場合も、きちんとご説明して進めていきますのでご安心ください。
【番外編】
オリジナルのドレスであれば、ブランドネームや、下げ札、ハンガーなども拘りたいところです!
ドレスだけでなく、こういう細かいディティールもこだわって、ご用意いただいた方が、良いかと思います。
ブランドネームは、ドレス製作にも関わるので、作る場合は、早めに着手をお願いいたします。
もし、ブランドネームや下げ札、ハンガーなど、ドレス周りの資材についてを依頼するお得意先がなかったり、わからないお客様は、お気軽にご相談くださればわたしたちがお力にならせていただきます!
また、ドレスにおけることのみならず、ウエディングドレスまわりについてはわたしたちが知っている知識や情報もお教えしますので、困ったことなどあれば、ご相談ください!
いかがでしたか、ドレスのOEMの依頼流れの輪郭がすこしはっきり見えてきましたでしょうか?
ここで、最後に、わたくしたちからのアドバイス(いや、お願いかな?)ですが、
【依頼成功のポイント】
コミュニケーションを密にする:
疑問点や不安なことは、相談しましょう。相互に理解を深めることで、トラブルを未然に防ぐことができます。そして、せっかく繋がったご縁です。あなたやあなたの会社様のことをたくさんお話ししてください。そのことで、どんなニーズが合うか、どんなデザインが必要か、わたしたちも一生懸命考えさせていただきます
柔軟な姿勢を持つ:
工場側の提案を積極的に聞き入れることも大切です。
思いはわかるのですが、仕様的にできないデザインも、時にはございます。私たちが培ってきた経験や知識から、ご希望通りに作ることが難しいと、お伝えすることがあります。そのお話しを傾聴いただけると、プロの視点から、より良い製品を作り上げるためのアドバイスがもらえるかもしれません。
契約内容をしっかり確認する:
契約書の内容をしっかりと理解し、不明な点は必ず質問しましょう。
最終段階や、納品段階、請求段階で、「そうだったんですか?」「そう思ってなかった」ということがないようにしましょう。不安なことは、躊躇せず、すぐに問い合わせしてください
悩んで、立ち止まっているのはもったいないです
最初の一歩さへ、歩き出してしまえば、あなたのデザインが世の中にでるのは、すぐそこです!!
このロードマップを参考に、あなたのアイデアを形にしてみませんか?
その他、知りたいことがあれば、お気軽にご質問ください。
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