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受験生の皆さんへ 〜残り1ヶ月の過ごし方〜

入試広報からのメッセージ

いよいよ入試本番が近づいてきましたね。

今回は、入試をする側から見た「残り1ヶ月の過ごし方」についてお話しします。勝利の桜を咲かせるための必勝法です。

どうしたら成績が上がるのか?

1ヶ月という短期間で成績を上げるには、大切なポイントがあります。入試広報から見たポイントをお話しします。

試験が限定的であること

今まで、学校の試験や模試などを受けてきたと思います。
これらは、さまざまな目標を持った人たちが受けるものです。
そのため、試験自体がさまざまな目標を持った人に合う形で作られています。

入試というのは、受験する学校側が、「こんな生徒に来てほしい」というメッセージです。つまり入試問題というのは、学校ごとに特徴があります。

入試で成績を上げるには、学校ごとによって違う特徴をきちんと理解することが大切です。

具体的には、各教科でよく出題されるテーマやポイントなどがあります。それを確実に押さえて勉強することが重要です。

その対策として、最も効果的なのは過去問です。
過去問を解いて、点数だけを気にしていませんか?
大事なのは、どのポイントがよく出題されているのかを確認することです。
まずは、試験ごとの特徴を理解しましょう。

入試とは、合否を決めるもの

入試の目的は合格と不合格を決めることです。

全員が解ける問題や、全員が解けない問題では、点差がつかず合否の判定ができません。必ず、点差がつく問題を出してきます。

この点差がつく問題を正解できるかどうかが、合否を分けます。
皆さんはこの「点差がつく問題」を見極めていますか?

これが分からずに勉強しても成績は伸びません。
ましてや1ヶ月で成績を上げることは不可能です。

成績を上げる方法とは

ポイントをまとめると、次の通りです。

  1. 点差がつく問題を、過去問の中から見つけること

  2. 点差がつく問題を自分が解けるかどうかを見極めて、残り1ヶ月で必ず解けるようになること

闇雲に勉強しても入試では成績は上がりません。
「相手」である入試問題の特徴を知り、「自分」の状態をきちんと把握することが大切です。

実力を発揮できる状態を作ること

こんな経験はありませんか?

テスト前に一生懸命勉強したのに、テスト中に眠気に襲われて実力を発揮できなかったこと

体調を崩してしまい、テストに集中できなかったこと

実際、入試の試験会場でこのような受験生を見たことがあります

本番でいかに実力を発揮できるか

同じ学力の生徒がいたとして、入試当日の状態が違うと結果も違ってきます。
自分の実力をどこまで発揮できるかが重要なポイントです。

残り1ヶ月となると、本番に向けたコンディションづくりが大切です。
どうでしょうか。無理な勉強方法をしていませんか?

いくら勉強していても、当日実力を発揮できなければ意味がありません。
当日の状態を想定しながら、本番で一番実力を発揮できるように調整しましょう。

やる気を継続させること

残り1ヶ月になり、焦っている受験生も多いと思います。

1ヶ月間、最大限自分の学力を伸ばすためには、モチベーションが重要です。
モチベーションが高い状態をキープできた受験生と、できなかった受験生では、学力の伸びが違います。

意外なことかも知れませんが、上手に気分転換ができる受験生は短期間で成績を上げることができます。

少しリラックスできる時間を確保して、メリハリをつけて勉強することが大切です。

今の努力は決して無駄にならないこと

よく、「こんな勉強をして何の役に立つのか?」 という言葉を耳にします。

「入試」とは、自分が入りたい学校からのメッセージです。
学校側からすると、
「これくらいのことはできるようになっておいてほしい」
というメッセージです。

つまり不合格とは、「この学力では入学してから付いていけない」という意味なのです。

今、皆さんは合格を目指して頑張っていることと思います。
その頑張りは、合格して入学後に必要な学力を身につけているのです。

入試なので必ず合否が出ます。
しかし、今皆さんがしている努力は、入学後に必ず役に立ちます。
そう信じて、モチベーションを高めてほしいです。


『協育の伴奏者』からの応援メッセージ

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1ヶ月後に、喜びの桜が咲くことをお祈りしています。
『協育の伴奏者』はいつでも皆さんを応援しています。頑張ってください。

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