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Runtrip2024 シドニー 後編

前編・中編はそれぞれこちらです。

昨年の旅はマラソン大会翌日には帰路へついていたのだが、今回は行きたいところへ行くと決めていたため、少し遠出をしようと思っていたところ、LINEのオープンチャットでラッキーなことにみんなで現地ツアーに行こうという話になったため、便乗することにした。


3日目:ブルーマウンテンズ・ボンダイビーチ・お土産探し

ブルーマウンテンズはシドニーから少し離れたところにある。ただ、やっぱりシドニーまで行ったならば、一度は訪れておきたいと思う壮大な自然を感じられる場所。朝少し早めの集合ではあったものの、ホテルの朝ごはんを食べてからでも間に合う集合場所だったので助かった。

日本語が話せるオージーのおじちゃんツアーガイドが陽気に案内してくれる半日バスツアー。何よりもブルーマウンテンズの見どころを詰め込んだツアーなのでおなか一杯になれた。まずは、キングス・テーブルランド。断崖絶壁からブルーマウンテンズを眺望できるリンカーンズ・ロックに立ち寄り。朝が早いのでまだ観光客も少なく、絶叫の写真を撮ってもらえる。

あとで見ると怖い(笑)

混雑する前に、ジャミソン渓谷と3つの岩々「スリーシスターズ」が一度に見えるエコーポイント展望台へ。もうここへ到着する頃には、そこそこ展望台にも観光客が多い。それでも土産物屋もあるし、ここでしか買えないものもあったので、ブルーマウンテンズで取れたというラベンダーオイルのアロマロールを購入。二度と購入できないけど貴重。

スリーシスターズ
広大過ぎて言葉が出ない

そして、いよいよシーニック・ワールドへ。ユーカリ樹海を散歩したり、トロッコ列車やロープウェイ等全部で3つのライドを体験してシーニック・ワールド内を満喫できる。規模が大きすぎて、文句なしのブルーマウンテンズ。日本には絶対こんな場所ない。

緑ではなく青く見えるからブルーマウンテンズ、らしい
この急勾配のトロッコ列車、軽く遊園地のスライダー気分

ラストは、ブルーマウンテンズの近くにある小さな田舎町ルーラへ。とってもこぢんまりとした街だがオシャレでかわいいお店がたくさんある。その中で評判も高い「カフェ・ルーラ」で、オーストラリアでしか食べられないカンガルーのお肉を使って作ったパテが入っているバーガーを注文。そして飲み物は「シドニーで飲むならコーヒーではなくカプチーノ」と言われたのに素直に従って注文。

カンガルーのパテ入りバーガー
カプチーノ、本当に美味しかった

人数が多いので、みんなでワイワイしながらでまるで大人の遠足。こういう旅もいい。気心しれた仲間なのでノリもいいからスナップ写真が修学旅行みたいな感じになっていた。ブルーマウンテンズの規模が大きすぎたので、ひとりで来るよりは集団でツアーで来れたことは良かった気がしている。

片道車で2時間かかるブルーマウンテンズ。シドニー市内に戻ってこれたのはすでに夕暮れ時の16時だった。やはり、到着日やマラソン大会当日に回れるところを回っておいたのは正解。ラン仲間に別れを告げ、大急ぎでもう一つの行きたかったポイントまで急ぐ。

昼間は山だったが、今度は海。最寄り駅まで地下鉄で移動し、そこから海までの街ラン。向かったのはBondi Beach。(前編に書いたシューズの名前を覚えてくれていますか?HOKAのBONDI 8です。)
「ボンダイ履いてボンダイに行く」という、そのためだけにこのシューズを買ったと言っても過言ではないぐらいBondi Beachには行ってみたかったのだ。

都会から少し離れた郊外という雰囲気の街

現地にはその日の夜にはシドニーを出国するというラン仲間が同じくBONDIを履いて待っていてくれたので、急いで二人で「ボンダイでボンダイ」がわかる写真だけ撮る。ツアーの集合時間が迫っているとのことなので、ものの10分程で解散。わたしはもう少しBondi Beachを散策。とはいえ、日が暮れてきてもいるので、街ランせずに乗ってみたかったバスを使って市内へ戻った。今回行きたいと思っていた場所にはとりあえずすべて行けた。

ボンダイでボンダイ(わかる人にしかわからない)
波、いいよね(サーフィンやらなくてもわかる)
次来る時はボンダイで一泊したい!ここは来るなら午前中がいい
インフィニティプールもあるらしい
波が高くて海水バッシャバシャ入ってたけど

一度ホテルに戻り、エコバッグを持ってスーパーマーケットを巡ってお土産物を次々と購入していく。シドニーでしか買えない紅茶「T2」のパックを大人買いしたり、小分け袋になってるバイロンベイクッキーを買い占めてみたり、バラ撒きお菓子に最適なユーカリキャンディを買ったり、定番チョコを買ったり。さらに、気になっていた老舗ショコラティエ「ヘイグスチョコレート」に行ってじっくりクイーンズヴィクトリアビルディングの中を歩いたり。女子向け土産にするぞと決めていた「ルーカス・ポーポー・オイントメント」を求めて薬局に飛び込んでみたり。

QVB、素敵過ぎた

ホテルのラウンジでの晩御飯を挟みながら、何とかお土産を確保完了。寝るまでの間にスーツケースにしっかりすべてのお土産を詰め込んで荷造りも完了。あとは帰るだけ。

最終日:帰国

ホテルで最後の朝ごはん。今回は本当にこれが助かった。ラウンジで朝晩食べられる安心感(しかも無料)。窓際の席を案内してもらえたので、少し優雅にハイドパークを眺めながら食べることができた。心に余裕を持った状態でチェックアウトして空港へ。

もうシドニーで過ごすのが4日目になろうものなら、電車に乗るのもお手のもの。電車を降りてからチェックインカウンターまでも何一つ迷わず向かえた。

かなりスムーズだったおかげで、空港内の免税店をのんびりウロウロする時間ができた。実は、バイロンベイクッキー、スーパーに置いている種類が極端に減っていて、ちょっと物足りなさを感じていたのだ。昨年も免税店で見つけることができたので、ちょっと探してみようとしたところ、なんと、巨大コーナーができていて、さらに缶入りのものができているではないか。味もいろいろありすぎて逆に悩んでしまうぐらいに。
とはいえ、実家に持って行くぐらいのものだけでよかったので、悩みに悩んで2缶だけ、そして帰りの飛行機の中でおやつにできそうなサイズのものを購入。お土産物についても大満足。

飛行機の中の小腹対策にちょうどよかった

朝10時過ぎに出発して日本に着いたのは夜8時前。空港でビールと蕎麦と鰻重を頼んで晩御飯に。やっぱり、日本食がいい。帰宅後は翌日からの仕事に備えて大急ぎで洗濯やら片付けやら。たろうの相手もしないといけないけれど、これをやり切るまでが旅行だと思っている。


「旅先で走ると決めて旅をする」というこだわりさえ失わなければ、厳しいタイムラインを引かずとも、行きたい場所に行けて食べたいものを食べて買いたいものが買える。
このシドニー旅でしっかり裏付けができた良い旅だった。

#私のこだわり旅

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あっち
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