健やかに生活する(2) 笑顔でいる
特にコロナ禍になってからより一層気をつけるようにしているかもしれない、と思っている「笑顔でいること」について、今回は書こうと思います。
前回書いたことと今回書くことがどうしても直近で綴っておきたかったことなので、とりあえず2本連続で。ちなみに扉画像はマスクしてますが、目まで笑ってるのでマスクの下も笑顔なのわかりますかね(友人との写真を勝手に引っ張り出してます、すみません)。
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プライベートタイムだけに限った話ではありません。これは仕事上においても、気を付けていることです。ポイントは3点です。
四六時中笑顔でいろ、という話ではない
家にひとりぼっちでいるときまで笑顔でいるという話ではありません。疲れ果てているときは、もちろん笑顔になれないときもあります。そんなときまで笑顔を作れというのではないです。
実際、わたしは中年独女のひとり暮らしですので、誰にも見られていないときはおそらく能面みたいになっているときもあります。唯一、顔を洗ったりするときに鏡を見るので、その際口角を上げて笑顔の確認をするぐらいです。
仕事で疲れ果てているときまで笑顔になる必要はないと思ってます。ただ、それは周りに誰もいないとき。ほんとうに一人のとき。
笑顔はNK細胞を活性化させ免疫力がアップするとかいうのを読んだこともあるので、作り笑顔でも口角を上げて表情筋を動かすのは、エイジングケアや免疫力向上にもなるのかもしれないです。でも心底疲れているときまで頑張らなくてもよいと思っています。
とはいえ、このご時世笑顔になる機会がかなり減っていると思います。だからこそ、余計に意識しなければいけないのではないか、と。
上長の雰囲気はメンバーやチームに影響する
負のスパイラルは、何もプライベートなことだけに起きる話ではありません。人と人との関わりが多い仕事においては、特に何かがきっかけになって負のスパイラルに落ちていくこともあります。
前々から書いてますが、わたしは仕事においてはとある部署のマネジメントをしています。日々さまざまなことが起きます。わたし自身が社会人になったばかりの頃の上司ってここまでのことをやってたかなと思うぐらい、想像以上にさまざまなことを考えないといけないです。のしかかってくるものが多い、と表現するのが正しいかもしれません。
だからといって、そのことについて表情にまで出してしまうのはよくないと思っています。どれだけさまざまなことが起きていようとも、笑顔でいること。これを心掛けています。特に最近のメンバーとのコミュニケーションはZoomのみです。ただでさえ、通常のコミュニケーションの中でも視覚の印象が半分を占めるのに、今となっては画面越しのコミュニケーションというだけで冷たく感じることもありますので、映し出されるときから笑顔でいることにしています。
日々プラスなこともあれば、マイナスなことも起きます。ただ、マイナスなことがあったとしても、事象がマイナスなだけでそこから得られるものや考え等はプラスにすることはできます。思考を変えて笑顔で伝える、それだけでもマネジメントには大きく影響すると思います。
もちろん、シリアスな課題等はシリアスに伝える必要もありますが、不必要にいつもシリアスな顔をしなくてもよいですし、いつもシリアスな顔をしていると、メンバーもちょっとした相談をしづらく感じます。むしろそのことで見逃してしまうメンバーの不調のほうが、のちのち自分の組織課題になってしまうこともあります。
笑顔は周りにも波及する
プライベートはもちろん、笑顔じゃなければ人生何が楽しいの?という話ですよね(笑) 言い過ぎですかね。
笑顔の人の周りには笑顔の人が集まります。趣味の集いの場合は、本当に多種多様な方がいらっしゃるので、ときどき「負のオーラ」を発している人も混ざることはありますが、やはり笑顔が多いとそういう方は自然と去られている気がしています。もちろんこの場合の笑顔は作り笑顔とかではなく、心底楽しんでいるときの笑顔です。
パートナーがいる方なら、パートナーのことを考えたりパートナーと一緒にいるときは笑顔になりますよね。笑顔になれないパートナーなんだとすれば、その関係性は見直したほうがいい、とわたしは思います。
「笑う門には福来る」ということわざのとおり、笑顔は人を元気にします。笑顔が周りに及ぼす影響は、ネット上にもさまざまな記事が転がっているので深堀りはしませんが、「笑った日」は多幸感に満ちていた経験ありませんか? 「笑顔」だけでも健やかに生活する一助になると思います。
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自然と笑顔になるには、日常生活で楽しいことや幸せなことがないと難しいかもしれませんが、そんなことで?というような内容でも笑顔になれますよ、というコツはまた今度。
前回の記事はこちらからどうぞ。
プライベート、仕事問わず、人として「健やかに生活する」のに気を付けていることを綴っていきます。会社勤めで平日日中は仕事だよ、という人でもできる一工夫を伝えられれば幸いです。