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piccolotakamura
終わることは、始まることだから
生きていると、常に選択肢が現れて、それを選びながら進む。
選んだ道の今しか見られないから、選ばなかった道はわからない。
選んだ道で新しい発見があり、喜びがある。もちろん、つらい思いをすることがあるかも知れないけれど、それはきっと選ばなかった道でも起こること。
そして、これは生きる限り繰り返し、経験し続けること。
大事なのは、何かが終わるということは、同時に何かが始まっているということ。
そして、それを始めているのは自分自身だということ。
不安はあっても、勇気を持って踏み出せば、今この瞬間、必ず自分が思う自分になっている。
失敗を繰り返しても、必ず自分にはできると信じてやり続ければ、諦めるという言葉を考えなくなる。
人生の岐路に立つとき、思い浮かぶ言葉があります。
プロレスラーのアントニオ猪木さんが引退するときに言った言葉です。もともとは清沢哲夫さんという方の詩だそうです。
この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
背中を押してくれる、力強い言葉だと思います。
そして、この詩を言う前に、アントニオ猪木さんはこんなことも言っています。
人は歩みを止めたときに、そして挑戦をあきらめたときに、年老いていくのだと思います。
この言葉は、こんなに短いのに、
わたしの心に強く響いて、奮い立たせてくれるんです。
もう始まっている。
あとは、やっていくだけだから。
ライバルもがんばってる。
迷わずに。
自分が望む場所へ行けば、きっとわかることがある。
わたしには、いつだってわたしがついているよ。
さあ、がんばれ、じぶん!!