凧あげ

今日は、公園で凧をあげた。
市販されている二等辺三角形の凧である。

凧あげに慣れておらず、あまり風もなかったので、
凧をあげるには、思い切り走らなければならない。
そこそこ広い公園だからまっすぐ走っているうちは凧は飛んでくれるが、
折り返すときに制御を失い、そのまま墜落してしまう。
凧の上昇と墜落を繰り返すうちに、なんとなくわかってきたことがある。



凧は、向かい風の時に、
頭(二等辺三角形の3つの頂点のうち、1つだけ角度が違うところ)が
上を向いているとぐんぐん上空に上がっていく。

追い風になると、凧は滑空しはじめ、
糸が緩んでそのうちコントロールを失う。

そして、向かい風の時に頭が下を向くと、
あっという間に墜落する。


ここから教訓めいたことを感じ取るならば、

大変なときほど頭を上げていれば、上昇し、
順風満帆な時ほど、慎重に事を進めることが必要で、
下を向いてしまうと落っこちるということだ。


今、下を向いてしまっている方のために、
凧が墜落を免れる方法についても記載しておこう。

墜落を免れるためには、
糸を横に大きく振って頭の向きを変えることが必要だ。
前例の踏襲ではなく、新しい目標、新しい方法を模索した方がいい。
頭が少しでも上を向いてくれれば、
糸を引っ張るなり、思い切り走るなり、
スキルや努力の類でカバーできるかもしれない。

間違っても、下を向いた凧を思い切り引っ張ることだけは避けた方がいい。
墜落のスピードを速めるだけだから。

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Accent and Idea
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