毎年恒例 振り返り兼2024年のお薦め本 5冊を選んでみる!!
お疲れ様です
今年を漢字一文字で表すと「初」 河童の太郎です。
今年は無意識に「初めて」を意識した一年だったなと。
初ヒッチハイク、初イベント出展、初働き方改革、初アイドルライブ、初漫才作りなどなど、、。
また今年も気づけば読書しまくった一年でもありました!
今まで同様、2024年に読んだ本の中で
「これは印象に残った!!」「これは読んでほしい!」
と個人的に思った5冊を選んでみました〜
(1)君は誰と生きるか
【出会いを求めすぎて本当に大切な人を見失っていないか?】
「今繋がってる人で自分が苦しい時に支えてくれる人はどれくらいいるだろうか」
と考えるキッカケをくれた本。第一章の「出会いを無理に広げる人・出会いが勝手に広がる」からめちゃくちゃ刺さる内容が多くて、、、、。
学生時代から20代の時は、とにかく人脈が大事!と思い。いろんな繋がりを持ってる人に憧れ、色んなイベントに行きまくっていた。でもその時、連絡交換して今も連絡とってるの人はほんの数人。
そりゃそうだ。出会いを求めすぎて自分がやるべきことおろそかにしていたし、当時の自分は他人に自分を変えてくれることを期待していたのだから。
自分の人間関係や今自分が何をすべきかを見直してくれる一冊。
★印象に残ったところ★
「どんなにすごいって言われる人だって、実は自分と同じ人間なんだ」ってことを
しっかり頭の中に置いておくことだよ。そうすれば、必要以上に臆したり、自分を下げたりすることはなくなる。(p57)
一番大きな問題はね、いい出会いがないことじゃなくて、自分にとって大切な人が
誰なのかが見えていないこと。(p78)
<お薦めの人>
●繋がりを増やすことにお金をかけている人
●どんな人も受け入れなきゃと思ってる人
●周りの人間関係を見直したい人
(2)人生のレールを外れる衝動のみつけかた
【自分を忘れるほど夢中になれる「なにか」を探す一歩を踏み出す】
タイトルもうそうだが、「強い欲望」と「深い欲望」という言葉が気になり購入。「強い欲望」とは他人の視線を介して生まれた欲望。メインの「深い欲望」は
わかりにくく、見えにくいものだと。
本書を読み終えてまずわかったことは、この本で言う、自分の「深い欲望」はガンプラ作りってこと笑。今まで自分が人に聞かれたり、自身に投げかけた「本当にやりたいこと」に対しての回答は、周りの視線を気にして生まれたそれっぽい答えであったと言う気づき。
あなたが見つけた「やりたいこと」は本当に心の奥から見つけたものですか?
もうすでに見つかってる人も本書を通して、もう一度疑ってみてはどうでしょう?
★印象に残ったところ★
言葉は、握り込むのではなく、何かあれば取り落とすくらい軽く持つこと。
それが言語化に取り組む時のコツです。(p86)
広告やSNSなど様々なメディアを通して色んな刺激を与え続けられることで、
自分の中で生まれた多数の強い欲望に感情を絡めとられて、小さく静かに動く
深い欲望が見えなくなっている。(p115)
<お薦めの人>
●好きを仕事にするべきと考えてる人
●人の目を気にしない夢中になれるものを探してる人
●今のやりたいことが承認欲求から生まれている人
(3)言い訳 関東芸人はなぜMー1で勝てないのか
【M-1とは幾多の夢を与えると同時に、幾多の夢を奪った場所】
お笑い好きには絶対読んでほしい一冊。芸人・ナイツ塙氏がオードリー・アンタッチャブル・スリムクラブなど誰もが知ってる芸人の漫才を独自の視点で分析・解説した一冊。単純に自分がお笑い好きなこともあって、「M-1の裏側知れたら良いかな〜」ぐらいの軽い気持ちで読んでいたが、読み終えてから自分が「面白い」と感じたあの漫才がどうして面白いのかが腑に落ちた。
本書を読み終えてからM-1をみると、「この芸人おもろい・おもろくない」っていう視点じゃなく「なんで面白いって思ったんだろ」「この漫才は何を意識してるのか?」とその芸人の漫才事態に注目がきっといくはず。
★印象に残ったところ★
お笑いというエンターテイメントにおいて、最強の武器は、
お客さんに人間そのものが面白いと思ってもらえることです(p70)
強くツッコむというのは単純に声を大きく出したり、強く叩けばいいという
ものではないんです。センスが必要なんです。(p128)
<お薦めの人>
●お笑いがめっちゃ好きな人
●様々な芸人の漫才を分析したい人
●毎年M -1を見てる人
(4)場所はいつも旅先だった
【旅とは何か?旅を通して何を感じることができるのか】
旅のお供に持っていきたい一冊。松浦氏が旅先での経験を綴ったじ自伝的
エッセイ集。知り合いに旅好きが増えてきたこともあり、何か旅に興味を持たせてくれるような本はないか、と探してる時に見つけたものだ。
本書は「旅とは何か?」を問いかける本でもある。旅って海外に行くこと、自分が住んでいる土地から遠くに行くことが旅だと思っていた。自分が今まで味わったことのない世界に触れて、刺激を得て日常に感謝する、それが旅だと。
でも本書を読んで、旅はちょっとした工夫や心持ちで日常でも旅を感じることができ、お金をかけて遠くに行かなくても、自分の意識次第で日常はもっと楽しくなることを知った。
読み終えたあとは旅に行きたい欲求が強くなる!のは勿論だが、普段の日常で自身が何を見て何を感じで生きてるのかを意識して日常を過ごすキッカケにもなるんじゃないかなと。
★印象に残ったところ★
遠い国へ行くことだけが旅ではない。旅とは物理的なものではなく
あくまでも精神的なものである。(p230)
独りになり、自分を取り戻すことが、旅の真意なのだ。(p230)
<お薦めの人>
●これから旅に出かける人
●旅に出る後押しが欲しい人
●日常に旅を感じたい人
(5)「好き」を言語化する技術
【他人の言葉と距離をとり、自分の言葉を作る!】
推しがいるわけではないけど、本や映画を見た後に自分が納得いく感想が思いつかないこともあり、書店で見つけ気になり購入。
読み終えて、まずの気づきが知らず知らずに「他人の言葉」に影響されていたこと。本書のやってはいけないことの一つの「他人の感想を見ない」をもろやっていた笑。自分の中で出できた感想に自信がなく、つい他の人の感想を見てそっちの方が正しく見えて、自分の言葉を見失っていた、、。今後は自分の感想が思いついた時点で真っ先にメモをとるように行動するように心がけようと思う。
推しの魅力をたくさんの人にうまく伝えた人は勿論だが、自分の考えや言葉に
自信を持ちたい人にもお薦めの本である!推しのいない自分もこの本読んで推しが欲しくなった笑。
★印象に残ったところ★
言葉は、自分の好きな感情、好きな景色、好きな存在がいつかなくなってしまう
としても、いつでも取り出して愛でることができるように、保存するための
ものです。(p112)
すごく好きな対象だからこそ、その周りにあるいろんな事情が許せなかったり、
感情を揺さぶられすぎてドキドキしたり、そういった葛藤がつきものです。
だって好きなんだもの。(p228)
<お薦めの人>
●大好きな推しの魅力を上手に発信したい人
●他人の言葉に影響されやすい人
●文章作成の構成を学びたい人
今回はここまで!
2025年もよろしくお願いいたします。