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私が走ることに惹かれる理由

 ランチを子どもたちとイタリアンバイキングで済ませたあと、暑さがつらいなか公園でわちゃわちゃ。
 夕暮れどき、足の運びが日常的に悪くなってきたのが気になるので、ずっと休んでいたランニングに向かう。 
 音楽を聴きながら走ることが私は大好きなのである。
up↑"these walls(feat. Pierre de Maere)"Dua Lipa
      なだらかに導入されるフランス語のパートが花を添える。
①"one tree hill"U2
 夕暮れの雄大な自然、この曲、『The Joshua Tree』のB面がフィットする。暮れゆく青空に白い半月が覗いていた。
②"wire"U2
   このジ・エッジのギターが風を起こすなか、風を切って走る。
③“heartland“U2
   サウンドと暮れゆく大地が重なっていく。
④"the ground beneath her feet“U2
   U2の80sから00sへ。ごく自然な曲の連なり。
⑤"until the end of the world"U2
   草むらを走るも、周りが暗くなっていく。こけないように注意する。俺は走るとすぐこけるので。
⑥“motorcycle emptiness"Manic Street Preachers
   ネオン街の孤独ね。王寺町のビルのネオンが見える今にぴったり。
⑦“this is a low"blur
   独りで過ごせる道を見つけながら、というラストの歌詞がぴったりの孤独なランニング。
⑧"born to run"Bruce Springsteen
   この曲をかけて駆ける。半月は黄色く光り、星見えぬ青黒い夜を照らす。
⑨"streets of philadelphia"Bruce Springsteen
 この曲が主題歌として流れる映画のオープニングタイトルが浮かぶ。
⑩"the book of love"Peter Gabriel
 ここで初めて、アルゴリズムで選ばれたこの曲の美しさとともに、ランニングを終える。
down↓"secret garden"Bruce Springsteen
           この円熟したボスの魅力はたまらない。ランニングを終え、歩く。
   "shoot speed/kill light"Primal Scream
          ダウン中、ダッシュとウォーキングを2セットくらいするには、最高の曲。この曲のマニのベースは生命力そのもの。 
   "false flags"Primal Scream
          芳醇なアレンジの新バラードを堪能しつつ、家へ帰る。
 走っているときのきつさや気持ちよさが音楽を感じる感度を倍増させる。より詩的な気分になる。これが好きで私は走る。懲りずに翌日の今、小雨降る夜中、またランニングしようと思う。行けるところまで行ってみようと思う。目標はこけないこと。さぁiPhoneとairpodsを持って、そうだgoing out.
    
     

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