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初指名、いただきました

今回は初のご指名を頂いた話をしようと思います。

指名といっても、別に水商売的なやつではありません。
自分に名指しで、護摩祈祷の依頼を頂きました。

昨日のことなんですが、僕が寺務所に入った時にちょうど電話の
受話器を置いた事務員さんが「おめでとう」と言ってきました。
話がわからずに、「なんのことですか」と聞き返したら
その電話の内容というのが、僕を名指しでの護摩祈祷の依頼と
いう事でした。

僕のいるお寺では毎月28日(お不動様のご縁日)に護摩祈祷をしていまして
先々月、4月28日には護摩祈祷を二度、修法しました。
通常は一度だけなんですが、その日は「自分のためだけに、護摩祈祷をしてほしい」という依頼があったため、毎月28日の護摩祈祷とは別に、その方のためだけに、もう一座、護摩を修法させて頂いたわけです。

で、その時の護摩を僕が担当させて頂きまして、護摩が終わった後にお札をどう祀っておけば良いのか等、いくつかご質問をいただきまして、それに極力丁寧に返答させて頂きました。それが功を奏したのか、それとも祈祷札を持ち帰った後で、何か験を感じるような具体的な結果が出たのかはわかりませんが、再依頼につながりました。

もしかしたら、このNoteの宣伝がてら、「本日の護摩を担当させて頂きました、堯友です」と、抜け目なく名刺を渡しておいたおかげかもしれないですが💦

護摩の修法、そして、それによって引き出す加持力は密教僧の醍醐味です。自分の護摩によって、その方の願いなり、祈りが何らかの形で叶い、それが今回の再依頼につながったのなら良いなと思いました。
護摩祈祷を行っても、それ以降の経過といいますか、加持の効果があったのかどうかを知る機会というのはあまりなくて、そういう意味でも今回のようなフィードバックは自信につながるし、有難いなと感じました。

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