添乗員のお気に入り② 【グルメすぎるイタリアの北部】
今日はイタリアの、どちらかというと北部よりのツアーに行ったときに買いたいものをご紹介したいと思います。
①食用オリーブオイル
トスカーナ(中部ですね、すみません。)と言えばフィレンツェ。フィレンツェは、初めてのイタリア旅行では外せない都市の一つかと思います。フィレンツェの中央市場では美味しいものがたくさん売られていますが私が買いたいのはラウデミオのオリーブオイル!
きちんと箱に入っているので持ち帰りも安心。とにかくスパイシーで青い香りに胸躍ります。日本でも買えるけど、現地ではやっぱり安いです。(なぜかミュンヘンの空港免税店で、イタリアよりも安く売られていたのを発見したときは即買いした)
絶対に火を通さないで香りを楽しみながら、料理の最後にかけて頂きます。私は毎朝、人参をジュースにして飲んでいるのですがその仕上げにタラ~リ。焼鮭にタラ~リ。冷奴にタラ~リ。(塩と共に)サラダのドレッシングも、このオイルとどこかの岩塩だけでもりもり食べられちゃいます。(レタスみたいな繊維の多い葉物と合う気が!)
はっきり言ってオリーブオイルは地中海エリアではどこも美味しいと思いますが、このラウデミオは昔お客様が、『日本より全然安い!本当に美味しいの~!!』と熱弁して下さったことがきっかけで知ったものだから、どうもスペシャル感があるんです、私には。
②パルミジャーノ・レッジャーノ
もう大好きです。本当に、作り出してくれた方ありがとうございます。削って良し、塊で良し、溶かしても良し。
イタリアには美味しいチーズが沢山あるけれど、持ち帰るとなるとやはりハードタイプが良いですよね。
ツアーでは毎日ホテルを移動する場合もあるので、なるべく最終日に近付いてから買います。もしも最終宿泊地のホテル周辺にスーパーがあるならばそこで買うのがベストですが、如何せんツアーというのは何が起こるかわからない。そこのスーパーが閉まっているかもしれない。そもそも最終目的地に辿り着く前にトラブルがあるかもしれない。
なのでお客様には、『絶対に絶対に買って帰りたいものは、最後まで取っておかないで早めに買っちゃいましょう!』とご案内しています。
要冷蔵のものは毎日ホテルの冷蔵庫に入れておきましょう。朝取り出し忘れないかなとドキドキするのは疲れますが、最終的に買えなかった時の悔しさを想像すれば耐えられるでしょう。
パルミジャーノレッジャーノはそのままつまむのが一番好きですが、卵かけご飯に削ってトッピングしてみたり、パスタやサラダと和えたり、リゾットにしてみたり。オムレツに入れるのも贅沢~!フライの衣に混ぜるのも贅沢~!
仕事柄、自宅で過ごす日が月に10日弱だったので、食べきれなかった場合どう保存しよう、と思っていましたがラップでぴっちり包んでおけば、しばらくもちました。
イタリアではグラム売りでスーパーに並んでいて、何グラム下さい、と言えなくてもすでに真空パックになったものがズラーっと並んでいるので好きな大きさを手に取ってレジに行くだけです。大体パックの表には24とか30とか数字が書いてあるのですがこれが熟成期間。せっかくだから日本では買えなそうな熟成期間の長いものを私は選びます♪
③長くなりましたのでその他は画像にします。
これはツアーでご一緒させて頂くときに私がお客様にお渡ししているものです。
前作のオーストラリアバージョンと違って、イラストに説明文が書いてありませんがこれには理由があります。
移動中のバスに、日本語のガイドさんが同乗してくれる国とそうでない国があります。ガイドさんが乗ってくれるときは、添乗員が長々とマイクで喋ることに違和感があるため、お渡ししただけでなんとなく内容がわかって頂けるよう、説明文をつけています。
反対にバスの中で私がマイクを握りたい放題の時は、シンプルにイラストだけにして、車内であーだこーだとお話しさせて頂くことにしているのです。
イタリアのツアーはドロミテ(山)、北部からフランスへ抜けていくもの、中央部、シチリア、などなど細かく何パターンもあるので、ツアーの度に行程に合わせてこういうものを作っています。これは最初のBACIチョコに気合を入れすぎた結果、段々と力尽きていった様子がよくわかる仕上がりです。
ジェノベーゼソースは本当は要冷蔵で鮮度が命なので、イタリア滞在中にホテルで食べる、ぐらいのスピード感があったほうが良いようです。ドライポルチーニやアンチョビペーストも安くて軽くて美味しくて大好きです!
以上です。お読みいただきありがとうございました!