「恥ずかしかった話」〜子供の頃の思い出〜
恥ずかしさが極限に達すると人間はどうなるのだろうか。そんな研究があったらちょっとだけ参考になりそうな私の思い出がある。今日はそれについて話したい。
小学校3年の頃の私はひどく調子に乗ったぽっちゃり少年だった。
例えばボーリング場のBGMで横浜銀蝿のツッパリHigh School Rock'n Roll (登校編)がかかると、それに合わせてステップダンスとモンキーダンスを合わせたような踊りを、地獄のように続ける少年であった。
またある時は、学級会議で合唱の曲を決める時にゴダイゴの曲にするよう強く押し、ゴダイゴの曲を先生が知らないと分かるとクラス全員の前でガンダーラを歌うような少年だった。
そんな奇行を知ってか知らぬか、ある日先生のひとりから声がかかった。
「AC君さぁ、漫才とかやりたい?」
「あっ、はい。やりたいっす!」
その頃は空前の漫才ブームだ。その影響もあって即答した。
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