憂鬱なルイス

齢三十にして己の生き辛さを認め、愛情深い両親は毒親であったと認め、やっと自分の人生を歩…

憂鬱なルイス

齢三十にして己の生き辛さを認め、愛情深い両親は毒親であったと認め、やっと自分の人生を歩き出そうとしてます。認めるのって辛くて苦しいんだね。夫と娘の三人家族。人間こわい。社会こわい。さて。どうやって生きていこうか。

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マグロの心臓を食べた。

スーパーにマグロの心臓が売っていた。お値段なんとワンコイン以下。それに半額シールが貼られている。30センチ近くあろうそれは、いかにも「吾輩は心臓である」といった様…

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本を読んでも、目が滑る。スピード感はカタツムリ。

数年前に抑うつ状態となってから、文章がまるっきり読めなくなってしまった。 本は好きだ。電子書籍より、本の形をした本が好きだ。普段あまり買い物を好まず、空っぽの冷…

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同僚に無視されてることに気づいた。

同僚に無視されていることに気がついた。仕事の休憩中、上の空になっていたときのことである。 ほんの少し離れたところで、同僚が誰かと談笑していた。職場ではよくある風…

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エンタメとしての暴力と、子どもとの関わらせ方について。

子育てをしていると、子どもと一緒にテレビを見ることが多いのだけれど、昔から続いているようなテレビ番組を見ていても、わたしが子どもの時に受けた印象と、親になってか…

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わたしは毒親育ちなんだなって、思うに至るまでのこと。

毒親。今でこそよく耳にするようになった。耳障りの悪い言葉だなあ、と、思う。嫌な言葉だ。わたしは好きではない。 こんにちは。はじめまして。憂鬱なルイスです。 申し…

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マグロの心臓を食べた。

マグロの心臓を食べた。

スーパーにマグロの心臓が売っていた。お値段なんとワンコイン以下。それに半額シールが貼られている。30センチ近くあろうそれは、いかにも「吾輩は心臓である」といった様子で、たったひとつ、他のお魚と一緒に陳列されていた。

初めて見るマグロの心臓にびっくりだし、そのお値段にびっくりだし、それに半額シールが貼られているのにもびっくりだし、なにもかもにびっくりして、思わずそれを手に取った。黒っぽくなってきて

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本を読んでも、目が滑る。スピード感はカタツムリ。

本を読んでも、目が滑る。スピード感はカタツムリ。

数年前に抑うつ状態となってから、文章がまるっきり読めなくなってしまった。

本は好きだ。電子書籍より、本の形をした本が好きだ。普段あまり買い物を好まず、空っぽの冷蔵庫を満たすためにスーパーに行くことさえも億劫なわたしでさえ、本屋さんに行く足取りは軽く、店に入れば財布のひもが緩む。知的好奇心を刺激されるような表紙背表紙裏表紙を見るだけで、すごく頭が良くなったような気がする。「アッ、これは」と、思える

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同僚に無視されてることに気づいた。

同僚に無視されてることに気づいた。

同僚に無視されていることに気がついた。仕事の休憩中、上の空になっていたときのことである。
ほんの少し離れたところで、同僚が誰かと談笑していた。職場ではよくある風景である。話し声が右から左へ流れていく。いかにも楽しそうな様子だ。至って平安である。笑い声が聞こえる。同僚の笑い声、なんだか久しぶりに、聞いた気がする。

んんん?笑い声?

そこで、はたと気がついた。

あれ?そういえば、ここんとこ同僚と

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エンタメとしての暴力と、子どもとの関わらせ方について。

エンタメとしての暴力と、子どもとの関わらせ方について。

子育てをしていると、子どもと一緒にテレビを見ることが多いのだけれど、昔から続いているようなテレビ番組を見ていても、わたしが子どもの時に受けた印象と、親になってから受ける印象とでは、全く異なるものでね。

例に挙げるは、ドラえもん。
「なんだかムシャクシャするぜ!のび太、一発殴らせろ!」
って、ジャイアンは日常的に、のび太をぶん殴ったり、するわけじゃないか。

子どものときは、なんの疑問を持たずに、

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わたしは毒親育ちなんだなって、思うに至るまでのこと。

わたしは毒親育ちなんだなって、思うに至るまでのこと。

毒親。今でこそよく耳にするようになった。耳障りの悪い言葉だなあ、と、思う。嫌な言葉だ。わたしは好きではない。

こんにちは。はじめまして。憂鬱なルイスです。

申し遅れました。わたしは憂鬱なルイスと申します。地方で夫と娘と三人暮らしをしている、不安障害で無職の三十代女性です。それ以外に特筆すべきことのない、本当につまらない人間だと、情けなく、あまりにも悲しく思います。わたしには、本当に何もありませ

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