秋空のした、大きな公園で。おばあさんとおしゃべりした話。
連休最終日。大きな公園へ、家族三人で遊びに行った。秋晴れの昼下がり。絶好の外遊び日和である。しかし、体力のないわたしは、あっという間に疲れ果て、「向こうのベンチで休んでいるね」と早々にリタイア。遠くから娘と夫が楽しそうに遊んでいる様子を、腰掛けながらぼやっと眺めてた。
さわやかな青空に、うろこ雲。風が運ぶ枯れた香り。子どもたちの笑い声。なんとも、秋。ただ居るだけで、気持ちがいい。
一人でぽかぽかしていると、お年を召したおばあさんが話しかけてきた。娘と孫と、公園に遊びに来たけ