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「月と猫のダンス 再演」鑑賞と西東京散策②
※前回の軽い続きとなります。
もしよろしければぜひお読みください。
西東京を歩く
2024年4月7日
LIVEの余韻に浸りながら丸一日を東京で過ごす。
この日やることは決めていた。
『月光の、ヨルシカの原点に触れたい』
一人旅だったので事前にいくつかの記事を参考にさせていただきながら、行ける範囲のところで散策しましたので弱筆ながら綴らせていただきます。
新宿駅
今回は有明アリーナでの開催だったため、新橋駅を宿泊地とした。
ゆりかもめ線で直接会場には行けたため利便性はよかったが、まずは新宿駅まで向かわねばならない。
2連泊で油断していたが10時に宿から追い出されたためカフェで一服。
慣れない中何とかメトロを駆使して新宿駅まで向かうことができた。
西武新宿線に乗り換え一気に小平駅まで進んだ。
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小平駅~花小金井駅
曲中の歌詞や月光での朗読から察するに
このあたりにルーツがあるように感じた。
小平駅にて電車を降り、どう行動しようかふと悩む。
周りを見てみると、自転車で行動している人が非常に多いと感じた。
せっかくならと駅から歩いて10分程度のところでレンタルサイクルがあったため、10年ぶりくらいにハンドルを握った。
電動サイクルのおかげか坂道もなんなく進むことができ非常に快適であった。
小平駅から花小金井駅まで自転車で進む。
道中は非常に綺麗な桜並木であり、
自転車や徒歩で道行く人々、
花見をしている家族連れなど数多くの日常を見た。
綺麗な花の移ろいを彼もここで見ていたのだろうか。
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この駅前のロータリーも茜色
花小金井駅~田無駅
花小金井駅から田無駅を目指す。
日曜なのもあり活気づいた日常が溢れていた。
道中で『1つ目の』富士見通りを発見。
住宅がメインではあったが、こうした環境を空気感まで味わいながら旅することができ非常に晴れやかな気持ちとなった。
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田無駅~西武柳沢駅
同じく自転車にて移動。
この区間は本当に生活感に溢れており、
どこを切り取っても人の数だけ日常があると感じた。
「月光」における朗読パートの切り取られた数々の場面が頭をよぎる。
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西武柳沢駅~東伏見駅
自転車を数分走らせると橋が見えてきた。
おそらく「東伏見の高架橋」と呼ばれる場所である。
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右に曲がると出てきたのは広い公園。
こちらも桜が満開であり、花見客で賑わっていた。
端には自転車が綺麗に並べられており、走り回る子供の声を聞きながらこちらまで楽しい気持ちになった。
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※プライバシー保護のためモザイクをかけております
この公園内に高架橋は架けられている。
近隣の皆様が自転車を活用することが多いからか、
自転車を持ってても難なく通れるようになっている。
家族連れの父親の、自転車で階段を降りようとしている子供を静止する声が聞こえた。
こんなささやかな日常を感じることが出来る場所であった。
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少し進むと鳥居が目に入る。
東伏見稲荷だったか、時間の都合上参拝が出来なかったのが悔やまれる。
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駅側にもありました。
程なくして駅に到着。
歌詞に出てくる地名を実際に目にすることが出来た感動はひとしおであった。
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東伏見駅~武蔵関駅
東伏見を発ち次の駅へ向かう。朗読にもあった関町。
車の通れない小さな踏切。
続く桜並木の道。
普段使いのスーパー。
取り立てて騒ぐことが難しい日常から
創作に向けた『何か』を感じとる繊細さを感じる。
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武蔵関駅~上石神井駅
最後の駅へ向かう。「月光」で映し出された駅名、ペダルを踏む足に自然と力が入る。
ここからの道に心が自然と踊るのを感じた。
進んでいるうちに『2つ目』の富士見通りを通る。
駅側に向けて商店街が立ち並ぶこちらがインスピレーションを受けた方なのだろうか。
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そして見つけたのはこちら。
あの風景の中に自分がいる感動は凄まじい。
『だとしたら生まれてきた意味を残したいが
特別な何かが欲しい』
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そしてミラーの場所へ。
ただ撮らせていただく訳にもいかず
美味しくいただきました。
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そして上石神井駅に到着する。
急行でも停まるおかげか人が多い。
駅前のロータリーは、茜色であった。
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近くに自転車の乗り捨てが出来たため
料金を支払いサイクリング終了。
地元の皆様が自転車で生活しているのを見ていると、n-bunaさんもそうだったのだろうかと想像した。
ハンドルを握りながら感じた空気感は忘れがたいものになった。
電車に乗り帰宅しました。
今回は小平に東伏見、上石神井のサイクリングと
非常に貴重な経験をすることが出来ました。
最後になりますが、今回参考にさせていただきました記事を2つ貼り付けておきます。
若輩者ではございますが、ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました!