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一杯…

どうです?

今宵は?

たまにはね。

普段吞まないからこそ、今宵の一杯を美味しいものに。

ええ、身体のことを考えながらお酒を吞まないとね。

健康第一ということで…。

今日は立冬だ。

寒いっす。

こんな日は温かいものを口にするのが一番。

ここはいっちょ温かいお酒を。

焼酎お湯割り
ホットワイン
ホットウイスキー

色々あるが

今宵は燗酒を一杯…。

「酒はぬるめの燗が良い…。」

っと八代亜紀さんもおっしゃってたな。

冷えた身体に温かいお酒を。

五臓六腑に染みわたるように…。

ゆっくりと頂こう。

日本酒を燗酒で。

温める温度で呼称が変わる。

40℃位でぬる燗
45℃位で上燗
50℃位で熱燗

大体そんな感じ。

他にも呼称はあるけど、まぁこのへんで。

八代亜紀さんが舟歌で歌ってる「ぬるめの燗…」は、温度でいうと40℃位ってこと。

今日は熱燗で。

おでんと共に。

クイッと。

盃を傾けて。

ツイーっと……

うん

お酒が身体の内側を通過しているのが分かる。

中心を起点にして、カッーと温かく…。

この最初の一杯。

染みわたり具合がたまらない。

燗酒の醍醐味。

旨い。

そしておでんの大根をパクりと。

日本人で良かった。

おやっ

もう盃の酒が終わっている。

二杯目を…。

いやいや

ペースを乱さず、しみじみと。

しみじみといかねば。

「しみじみ吞めば、しみじみと~…。」

やはり寒い時期には燗酒が良い。

燗酒…。

日本酒を温めたお酒。

あらゆる種類がある日本酒。

どれを温めても良いし
どうしようが吞む人の自由。

それを前提に1つ。   

醇酒(じゅんしゅ)

ふくよかな香りとコクのある味わいのタイプで純米酒が代表的。
色調はやや濃く、落ち着いた香りと、やや重厚なほど良い苦味と旨味を有する。

ishikawaーsake.jpより引用

味わいの濃いタイプの日本酒。

あまり削りを入れておらず、コクや旨味をかんじやすいタイプだ。

簡単に言えば。

よく言うのがこのタイプの日本酒が燗酒に向いていると言われる。

温めることによって、味わいが変わる。

味わいが膨らむ…っみたいな。

日本酒ならではの特徴なんでしょうね。

「燗酒」

これからの季節、最高のお酒でもある。

苦手な方はごめんなさい。

今宵は燗酒で一献…。

さて、どの銘柄を燗酒にしようか。

うん。

どうせなら好きな「燗酒」にすると美味しい日本酒を書いてみようか。

そうだ、そうだ。

自己満足でつらつらと書いてみよう。

ひょっとしたら奇特な方が目にしてくれるかも。

何でも良いや。

紹介したお酒が燗に向いているかは個人の主観ということでご容赦を。

ちなみに紹介したいお酒は鳥取県と島根県のお酒。

燗につけると美味しくなる銘柄が鳥取と島根には多い印象だ。

あくまでも主観の話だが。

ってなわけで現地に向かう旅気分でお酒を紹介してみようか。

電車に乗って鳥取と島根へ。

せっかくだからその気分を味わう動画もつけてみよう。


六角精児さんのバンドの歌。

「ディーゼル」

六角さんの呑み鉄番組の主題歌でもある。

良いね。

「ほんの少し弱くなっただけ~。」

それで良いんですよ。

人間なんて。

それではまず鳥取へ…。

「次は~、鳥取、鳥取~」

「お降りの方はお忘れ物のないように…」

まずは鳥取の好きなお酒を。

・日置桜(山根酒造)

うん。

好きですね。

この旨味とかってのが良い感じで。

蔵元さんのホームページ(上記参照)もつけてみました。

「完全発酵」という方法をとっていらっしゃるとか。

自分が呑んだお酒で印象に残っているのは「日置桜 純米吟醸 強力」


画像引用元:山根酒造ホームページより

強力米というお米を使っていらっしゃるのですね。

純米吟醸でありながらも旨味やキレ、酸を濃厚に感じる力強さもあった印象。

燗につけても美味しかった。

ええ、個人の主観ですよ。

っということでまずは「日置桜」。

・辨天娘(太田酒造)

もう落ち着きますね。

ええ。

これぞ燗酒!!

ってな感じでもうね、「日本人」であり「日本酒」なんですよ。

何言ってんでしょうね。

とあるお店で頂いた辨天娘、純米酒のお燗。

琥珀色に色付いた日本酒。

湯気がトロトロと。

一つ眺め

グイっといっちまう。

身も心もホロホロに…。

繰り返しますけど個人の主観ですよ。

蔵元さんのホームページでも「お燗のおススメ」という項を設けていらっしゃる。

そこには燗にまつわることが書かれている。

「辨天娘」も好きなお酒です。

ここから一路山陰本線に乗り、島根へ。

・十旭日(旭日酒造)

十旭日。

これで「じゅうじあさひ」って読むんです。

お酒のラベルを見てみると「十」が「十」だけど、「+」(プラス)みたいにも見えるから最初「じゅうじあさひ」と読めなかった。

なのでどこかで見かけて「じゅうじあさひ」って読めたら一目置かれるかもしれませんよ。

いや、知りませんよ。

お酒造りに関する情熱はホームページに書かれてます。

蔵元さんのホームページ見たりすんのって結構自分好きですけどね。

「十旭日」の名の由来も書かれています。

ご興味のおありの方はホームページを見てみるのも良いかもですね。

・玉櫻(玉櫻酒造)

ご兄弟で杜氏をなされ運営されている蔵元さん。

その蔵は豊かな自然に囲まれた土地にある。


画像引用元:yamatoya-e.comより

食中酒としての矜持。

温めてこそさらにポテンシャルを発揮する。

旨味やコクがやっぱりたまらない感じなんですね。

食に寄り添う日本酒…。


画像引用元:玉櫻酒造ホームページより

自分が呑んだタイプの「玉櫻」。

五百万石という酒米を使い、醸されている。

いや、燗にすると何とも味わい深いお酒なんですよね。

他にも「とろとろにごり酒」など種類もあり、中々に興味深い。

確か杜氏のご兄弟は自分と同じ年齢くらいだったような(かも?)

なので末永くご活躍されてほしいですね。

他にも書いてみたい銘柄はあるけれど…

このへんでお開き。

ってな感じで自分が燗酒にしてみると美味しいと思う日本酒を簡単に記事にしてみました。

当然主観の意見なのでご容赦を。

そして自分が書いたお酒以外にも、燗酒に向いたお酒は当然のことながらありますので。

どうかご容赦を。


これから寒さが増していく季節。

ここはいっちょ「燗酒」なんていかがだろうか。

盃に注ぎ

グイっと。

ゆったりと。

酒のお供に音楽を。

そうだな…。

お燗にBluesはいかが。

BluesといってもジャムってるBlues。

世代的に現在のブルース・マンになる「ゲイリー・クラーク・jr.」

ゲイリー・クラークのコクと旨味が凝縮されたブルース・プレイ。

お酒のお供にいかが?

宜しければご視聴下さい。



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