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感覚・間隔

誰が言ったか忘れたし、それが本当なのかどうかも分からない。

何処かで耳にした覚えがある程度の話であり、多分違うだろうと思う。

何の前置きか…。

日本という国は職人文化で、職人気質であるらしい。

そう、果たしてどうやってそんな話を耳にしたのか覚えてないし、ちらっとそれと似たような事を聞いて、頭の伝言ゲームが上手くいかず話が誇張されて書いている事かもしれない。

どうかご容赦を。

そして全くの推測で書かせて頂く。

昔から日本という国は四方八方を海に囲まれており、大陸で繋がっている国とは違う独自の文化を醸造する国の成り立ちである。

資源は大陸の国よりは少ないかもしれないが、四季は豊かでそれは色々な表情を見せてくれる。

国土はそんなに広くなく、前述した通り四方八方を海に囲まれた国柄。

自然と自分たちの民族・ひいては身内というものが他の国よりも密接に繋がっていたのではなかろうか。

和を以って貴しとなす。

聖徳太子が残された有名な言葉であるが、基本これが根底にある気がする。

仲良く、喧嘩をせずを根幹に自らの立ち居振る舞い方を考えると、空気を読んだり角を立たせるような物の言い方を考えたり、周囲との軋轢を…っといった具合に振舞うと考える。

そして四季がはっきりとしていて比較的過ごしやすい部類に入る日本の気候。

そのような土壌もあり、穏やかな人柄というものが育まれやすいと思う。

そうすると日本人的な奥ゆかしさや、言葉の投げかけ方というものがある種ストレートではなく、心の奥底にある本当に痒い部分に手が届くような言い回しができるような文化になっていったのではなかろうか。

全てがそうではないとは思うけど。

全てを言葉に表さずとも察する事によって相手の心中を慮る文化と言ってもあながち間違いじゃないかも?

この奥ゆかしさというものこそが、ある意味日本の芸術的な側面を特徴づけている一因かもしれない。

そして島国日本。

それは必然的に外に向かうのではなく、内に向かう文化を形成する条件かもしれない。

内と言っても自らの心との自問自答であったり、限られた集合体であったり…。

そして四季折々に色々な表情を見せる日本は、誠に奇麗な景色や様相を楽しませてくれる。

それはまさしく何かの芸術が生まれる土壌が太古の昔から確かに存在していたという事ではなかろうか。

美術的なものや、工芸的なもの、日常的なものにと様々な職人や技術者が作ってきたものが日本にはある。

日本の文化や、気候的な事など様々な条件が重なり生まれた側面なのかもしれない。

独自の文化。

そして、推測で書いている内に向かうという事は、自ら何かを行う上で様々な自問自答を繰り返しながら、物事を最終的に形作っていくという事になる。

その過程がきっと日本人は巧い?のではなかろうか。

独自の文化に独自の気候、独自の言葉に日本人的感覚。

話が支離滅裂かもしれないが、日本が職人気質な国というのはそういった側面からきていることかもしれない。

どうなんでしょうね?

全くの根拠のない事、どうかご容赦を!

さて、長い前振りではございますが、職人的なものという事に日本が…

っという話を絡めてつらつらと書いてみた。

この職人的なもの。

自分達が日々生活している場面でも何かと感じる時があると思われる。

勝手なイメージで書かせて頂きますが、この職人的なものというのはある意味他の人のやっている事や、言われたことよりも自らの感覚というものをとても大切にしているものだと思う側面もある。

物事の原則は「守破離」。

それは間違いない。

そのうえで生まれる自らの感覚。

これはとても大事だと思う。

仕事や趣味でも何でもそうだが、守り、破り、離れる流れを大切にしつつも日々色々と経験をしていくうちに、自らの感覚というものが自然と培われてゆく。

これはこうなんじゃないか。
こうしよう、ああしよう。
自分の感覚的に果たして…。

きっと誰にでもあるはずだ。

そういった感覚というものが独自の仕事のやり方を生むわけだし、独自の作品や見解を生むわけでもあるか。

なので日常のルーティーンのように過ぎていく事柄はある意味自らの感覚を養っているともいえる。

養っていると大仰に意識をせずとも、体に沁み込んだものは感覚として残るもんだと思う。

そして感覚的に話すと、「感覚」を養うと同時に「間隔」も培われているもんだと思う。

例えば、人との距離感。

これを間違えてしまうと中々厄介なことになる。

話しながら、感覚的にこの距離感でこの人とは接した方が良いのではないかという「間隔」。

職場の人との人間的な距離など、どのくらいなものかと感覚で感覚を意識したりと…。

そしてちょいと突飛な例えかもしれないが、車間距離。

これも自らの感覚と車と車の間、間隔を意識しないとエライ事になる。

例えが悪いですか(笑)。

そう、何かと無意識的に自らの日頃培ってきた、もしくは個性の感覚で色々な事に対して間隔を意識してりしてんじゃないかと思ったりする次第。

この感覚を研ぎ澄ますのに、あまり間隔が空きすぎるとそれもまた宜しくない。

何かを覚えたり、習得しようと思うとまとまった時間を割き、それに費やし修練をせねばならない時がある。

そうやってその事に対しての感覚を養うのである。

そして集中して取り組もうとしている時に間隔が空いてしまうと、中々技術が身につかない、感覚が養えない…。

そんな事もあるんじゃなかろうか。

それが良いか悪いかは別として…

話はガラッと変わり…

メジャー・リーグ・ベースボールの事。

MLBでは今地区シリーズが行われている。

正確に言うならば、リーグ優勝決定シリーズに移ろうとしているか。

ワイルド・カードシリーズで勝ち上がったアリゾナ・ダイヤモンドバックスや、フィラデルフィア・フィリーズ、そしてテキサスレンジャーズがその勢いでレギュラーシーズン100勝以上をマークしたオリーオールズ、ドジャース、ブレーブスを降しリーグ優勝決定シリーズに勝ち進んだ。

オリーオールズもドジャースもブレーブスも圧倒的にレギュラーシーズンの白星を積み重ねていった。

3チームともに100勝以上を挙げたチームである。

更に言うならばブレーブスに至っては圧倒的な打力で他チームを凌駕していった。

ロナルド・アクーニャ、オジー・アルビーズ、オースティン・ライリー、マット・オルソン、マルセル・オズナ…

主にブレーブスの1~5番打者のラインナップ。

その5人とも本塁打を30本以上記録している。

スゲエ打線の破壊力( ゚Д゚)。

雰囲気的に去年より強いんじゃないかと思ってたけど、地区シリーズではフィリーズ対ブレーブスと去年と同じ顔合わせに。

ちなみに去年もブレーブスはフィリーズに地区シリーズで敗北している。

今年レギュラーシーズンではブレーブスとフィリーズは同地区で首位ブレーブスは2位フィリーズに14ゲーム差をつけてぶっちぎりの優勝を果たしている。

何となくフィリーズも好きだが、今年はブレーブスをワールドシリーズで見てみたいと思ったけど…

地区シリーズは3勝先勝という形で行われる。

第2戦までは上位チームの本拠地、3・4戦目は下位チームの本拠地、5戦目は上位チームの本拠地…といった具合だ。

1勝1敗で迎えた第3戦、場所はフィリーズの本拠地シチズンズバンク・パーク。

本拠地でのフィリーズの観衆の声援は誠に凄い。

テレビの画面越しでも十分すぎるほどに伝わってくる。

それもあってかフィリーズはプレーオフで驚異的に本拠地での試合において強さを発揮する。

プレーオフの通算成績が何と26勝11敗、勝率.703を誇っているとか。

選手達ものびのびとプレーをし、特に主砲ブライス・ハーパーの強烈な一撃や、29本塁打100打点以上をマークしているニック・カステヤノスの2試合連続のマルチホームランなど効果的に得点を重ねていった。

特に第3戦はフィリーズは本拠地でチーム本塁打6本を打ち込み、流れをグッと引き寄せた。

この試合で主砲ハーパーは2本塁打を記録している。

確実に仕留めるその集中力にスターたる一面をみたような気がする。

ハーパーは第2戦で自らの走塁のオーバーランで試合終了したという忸怩たる思いがあった。

その借りも返したといったところか。

フィリーズは去年も同じような流れでワールドシリーズまで進出している。

リーグ優勝決定シリーズはダイヤモンド・バックスと。

同じワイルドカードから勝ち上がってきたチーム。

さあ果たしてどうなる事やら…。

個人的にはフィリーズを応援しているが…。

日本でもいよいよクライマックスシリーズが始まろうとしている。

こちらは果たしてどうなるんでしょうね。

っとまあ書いてみたが…

やはり議論の的となるのはワイルドカードや、クライマックスシリーズでの実戦の「感覚」と、上位チームの本番の試合までの「間隔」か。

下位チームは激しいワイルドカードや、クライマックスシリーズを駆け上がり、実戦感覚を養い、上位チームと対峙する。

対して上位チームは下位チームが勝ち上がってくるまでの間、間隔が空き、実戦感覚が少しばかり離れた状態で本番を迎える事になる。

野球・ベースボールというスポーツ。

ある意味プロ野球選手という一種の職人が織り成す、常人では放つ事の出来ないスケールの世界。

全て自分の推測で書くが、やはり「感覚」と「間隔」というものがやはり大切な事なんだろう。

決して批判などではなく、一個人としての意見。

そのシリーズ自体は大いに盛り上がるし、自分も楽しみにしているのだが…。

圧倒的な力でレギュラーシーズンを勝ち抜きゲーム差をつけて優勝したチーム。

これもまた歴とした誇り高い事実だ。

う~ん。


悩ましい((+_+))

上手くレギュラーシーズンの成績を反映したポストシーズン…

なんて素人があまり言うもんじゃないか!

取り敢えず、日本では阪神対オリックスの関西ダービーを期待しつつ…

今日のワースポ・MLBを楽しみにしておこう。

記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!










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