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読書記録『生きるぼくら』

いつか買った本で、その時も一度読んだんですが、
今日は何かしたいと思うのに絶妙に体調が悪かったので、小説でも読もうと思い、本棚から引っ張り出して読み返してみました


前回読んだのは適応障害になる前だったので、その時とはずいぶん違う感動を抱きました

特に前半、主人公がいじめにあったりして、外とうまくやっていけずに引きこもりになる様子が、自分とリンクしているようでした

冒頭で50ページほど、主人公の置かれた境遇が綴られているのですが、私は↓のように捉えました

なんで自分が、と苦しみ、さらに自分を責め、部屋にこもって眠り続ける
月日が傷口をゆっくり閉じていくのを感じつつも、部屋から出ないまま日々が過ぎる
それでもいつか部屋を出る日をじっと待っている


途中で自分の物語のようにも感じて、どこか勇気づけられました

今は「待っている」だけで、この日々はずっと続かない
きっと私もいつか外に出ていける、なんなら今だって
、と



趣味で外出したり、友人と飲みにいったりしてるので、引きこもってるわけじゃないんですけどね

また社会に出て働く、ということについて、この主人公とリンクしたように感じて、奮い立つ自分がいました

ただこういう局面で、いきなり重すぎる負荷をかけてきたのがこれまでの自分の人生なので、
ぼんやり少しずつ先のことを考えていきたいな、と思います


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