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70年代、流行った洋楽。7
当時、FM放送の開局を追うようにはじまった『ポップス・ベスト10』などの番組で毎日のように聴いていた洋楽。自然とおぼえて口ずさんだりしていました。今、あらためてYou Tubeで聴くと思い出がよみがえるだけではなく、半世紀も前の曲とは思えない新鮮さと輝きにおどろきます。
70年代にはこんなことがありました。
ストレンジャー/ビリー・ジョエル
The Stranger/Billy Joel(1977年)
この曲、よく流行りましたね。イントロとエンディング部分、ピアノとそれに続く、しっとりした口笛が印象的ですね。
コーラス部分にはいると一転ロックそのもの、ノリよくヒットもうなずける出来栄えです。口笛の扱いについては次のようなエピソードがあるそうです。
ビリー・ジョエルはもともとインストルメンタルとして演奏したかったが、ビリーが口笛でこのメロディーを作った際に、プロデューサーのフィル・ラモーンがビリーにインストルメンタルの案をやめ、代わりに口笛を吹くようにビリーに説得した。
悲しみのアンジー/ローリング・ストーンズ
Angie/Rolling Stones(1973年)
バラード調の心にひびく名曲ですね。題名については諸説あったそうですが……。
キース・リチャーズは後年、自分の娘の名前もアンジェラであることと、「アンジー」という言葉の響きが良かったことからタイトルを決めたと語っている。
シングルとして発売されると、本国イギリスでは2週連続で5位に達した。アメリカでは1位に達し、バンドにとって7作目の全米1位獲得シングルとなった。
ノックは3回/ドーン
Knock Three Times/Dawn(1971年)
上司が在室している部屋とわかっている場合には、ノックにも気を遣います。日本では、3回のノックが一般的になっていますが、初めて上司の部屋を訪れる際には、ノックの回数の国際標準である4回で試してみるのもいいでしょう。
73年の「幸せの黄色いリボン」と並ぶドーンの71年のヒット曲。上記の引用は、ビジネスシーンの話です。この曲では、デートの申し込みなんですね!
歌詞の内容はアパートの上下に住む男女2人のお話で3回のノックはデートの申し込み、そしてパイプの音が2回帰ってきたら答えはNG。
そのため曲中でサビはコーラスとスネアで3回トントントンとなり、そのあと、パイプっぽい音でコンコンと2回入っている。
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